フーナーテストって痛い?卵管造影検査はどんな痛み?不妊治療の最初に受ける検査

ドラマ【隣の家族は青く見える】は不妊治療がテーマに取り上げられていますね!卵管造影検査やフーナーテスト、不妊治療の最初に受ける検査のシーンが出てきましたが、検査の内容についてはあまり詳しく踏み込まれなかったので、実際どんなことをするのか、そんなに痛いのか、痛いとはどんな痛み?怖い!!などと少し恐怖心が生まれてしまった人もいるかもしれません。どういう目的の検査でなにをするのか、が分かった上で受ければ必要以上に怖がることもなくなると思いますので簡単にご紹介したいと思います。

【隣の家族は青く見える】不妊治療がテーマのドラマがおもしろい! 

大好きな深田恭子ちゃんと松山ケンイチさん夫婦に加え、去年の【コウノドリ】の2シーズンですっかりファンになってしまった高橋メアリージュンさんが準主役で出ているとなれば観ないわけにはいかないこのドラマ、テーマが重いので結構ずっしり描かれていると思いきや、割とコメディータッチの線が強くてところどころ吹き出すシーンがあっておもしろいです!
 
重厚な演技力の高橋メアリージュンさんをコメディに?と思っていたら、ちゃんと用意されていましたね、複雑な境遇。早速実力発揮です。お顔はメイクでわかりずらかったかもしれませんが、婚約者と言い合いになるシーンではデコルテのあたりが徐々に赤く紅潮していくのが見て取れました。本気でぶつかってます!ほんとすごい!そしてあのただ美人、可愛いというのではない他にあまり類のないエキゾチックな顔立ち、これからの活躍がもう目に見えるようです。期待!!
 
小宮山夫婦がわたしの笑いのツボです。あの強い奥さんと腰低い旦那さんの力関係がなんかうちにかぶるんですよね・・・笑
 
ちなみに深田恭子ちゃんは可愛いだけでいい!と思って演技力を求めずに観てきましたが、義理の妹(松山ケンイチの妹)の不意な妊娠、そして胎動を喜ぶ家族の中で自分だけ素直に喜んであげられなかった、そんな自分が嫌だと夫の松山ケンイチに打ち明けるシーンの表情は素晴らしかったです!涙をこらえて、顔がゆがんでしまうのを抑えながら、いままであまり意識することのなかった自分の中の嫉妬心と戦っているんですね。
 
わかります。。不妊治療して自分の想定以上に時間がかかってしまっている時、その毎月のリセット時の落胆と他人の妊娠が重なると必ずしも誰でもそういう感情を持ってしまうと思います。きっとみんなが通る道なんだと思います、深田恭子ちゃんの演技力に驚きながら(←失礼!でもほんとあんなに可愛いので可愛いだけでも充分需要があるし、わたしが勝手に深田恭子ちゃんには演技力は求めてなかったんです!!)自分のその頃を思い出してゴーゴー号泣してしまいました。
 
他の人の妊娠に嫉妬する記事です。結構あるなぁ~嫉妬してるなぁ~苦しかったなぁ~ ↓
 

卵管造影検査とは?どんな痛み?

卵子と精子が受精してくれるためには、まず卵管の中で物理的に双方が出会ってくれないといけないわけですが、もし卵管の管が癒着したりして詰まってしまっていた場合は、せっかく排卵して卵管采が卵子を無事にキャッチして卵管に取り込んでくれたとしても、その詰まっている箇所の前後でそれ以上進めず、結果的に精子と卵子は出会うことができないということになってしまいます。
 
この検査は、子宮に造影剤を入れて、エコー画像で子宮から卵管采までの管の通りに物理的に問題がないかをみるものです。
 
ドラマ【隣の家族は青く見える】の中ではその検査のシーンは深田恭子ちゃんが内診台に横になっている姿だけが映っていましたが、【コウノドリ】みたいに実際にエコー画像などが映ってくれるともっとイメージがわいたかもしれませんね。
 
内診の際のエコー画像って、ここが子宮です、とかここが卵巣ですとか言われてもはっきり言って見慣れていないと全然見分けがつきませんよね。。ただの砂嵐の中にちょっと白が強いところと黒が強いところがあるなぁ~くらいで。
だけど造影剤を入れたときは違います。はっきり真っ白!!に映ってくれるので、子宮の形がはっきりと映し出されるんです。
 
そしてそこまでははっきり言ってなーんも痛くありません。痛いのはその先。
 
ちなみに精子は尾っぽを元気に動かして自力で泳いで子宮から卵管まで泳いで行ってくれます。しかも精子は広い卵管の中を悠々と泳いでいくわけですから、精子が卵管を進んでいようが女性側には痛みなどの自覚症状はなにもないと思います。
 
だけど造影剤は自分では泳いで行ってはくれません。なので圧力をかけるんです。子宮の外、膣側に造影剤が漏れ出てしまっては意味がありませんので、子宮の奥に向かって圧力がかけられるんです。それによって、広い子宮から狭い卵管に造影剤が入り込んでいくわけです。
 
細い指のような突起のついた風船を膨らませるイメージかな。風船本体の部分は割と順調に膨らんでいくけど、その先の細い部分にまで空気を入れ込むためにはさらに強い力で吹き込まないと入っていってくれないのと同じような。
 
その圧力が痛いんだと思います。
 
わたしはこの卵管造影検査に痛みがあることを知らないまま受けたので完全無防備であおむけに横たわってモニターの中に真っ白にはっきり映った子宮の形に見入っていましたが、この卵管に造影剤が進むか進んだか、のタイミングでズシーン!!!と下腹に痛みを感じました。
 
そのあとはもうピュルピュルピュルゥゥ~っとくるくる巻いた卵管を造影剤があっという間に進んで卵管采の先に出てぷわぁ~っっと造影剤が消えていって、その場合は詰まりがないということで問題なしで終了、痛みも徐々におさまります。
 
どんな痛みかというと、生理痛の痛みとほぼ同じです。わたしは普段あまり生理痛がない方なので、生理痛の強い感じ、と思いましたが、普段生理痛が割とある方にとってはそれと同等か、もしくはそれよりも軽い場合もあるかもしれません。だから痛みは全くないわけではないと思いますが、そんなに怖れおののくほどのものではないと言っていいと思います。
 

ちなみにもし検査時に卵管に詰まりがあったとしても、この圧力により造影剤が進むことで詰まった個所が通ることもあるのだそうです。

風船の先の細い部分がくっついて最初空気が入っていかなくても、強い圧力で吹き込んでいるといずれ押し開かれて膨らむのと同じ感じです。
なのでこの検査にそれだけの圧力はあるってことですね。
 

もしいままでの不妊の原因が卵管が詰まっていること、だったとしたら、この造影剤が強制的に通され卵管が通ることで、ごく初期の段階で不妊の理由がわかって、同時に不妊解消になったりしちゃうこともあるってことです。検査が結果的に治療になっちゃったってことですね!

つまり卵管造影検査の痛みは卵管に造影剤を入れるため、子宮の先にかけられる圧力によるもの。
 
痛みを感じる理由とタイミングが分かった上で受ければなんとなく覚悟がつくというか、なにがどんなふうに痛いのかがわからなくて怖がっているよりもちょっと気持ちが楽になりますよね!(そんなことない・・かな?)
 
わたしが受けた卵管に造影検査の記事はこちら ↓
 

フーナーテスト(ヒューナーテスト)って痛い?

フーナーテスト(ヒューナーテスト)とは、夫婦がタイミングを取った12時間以内に産婦人科に行き、子宮頚管内を泳ぐ精子の数や動き、子宮頸管粘液の状態と精子との相性を見てもらう検査です。
 
実際どういう検査なのかというと、内診台に寝ころんで、子宮頸管内の粘液をほんの少し取るだけです。
せっかく精子が元気に泳いでいる最中のはずですから、不用意に超音波の機械を入れたり中を広げたりは一切ありませんので、はっきり言って、

全然痛くありません!

正直、なにをされたのかもわからないくらいにこちら側に負担のない検査です。
 
排卵日が近くなると女性ホルモンの働きで子宮頸管内粘液はさらさらの状態に変化するそうで、その理由は精子が泳ぎやすくなるためなのだそう。ホルモンの働きって本当にすごい!こんなことまで緻密に計算されているんですもの。
 
女性ホルモンが正常に働いて子宮頸管粘液がさらさらになっていて、かつ精子も問題ない量・動き・形でいてくれたら、子宮頸管内を元気に泳いでいるはずで、それを先生が顕微鏡でちょっと取って確認するんです。
 
判定基準は顕微鏡400倍視野の中で精子が15個(15匹?)以上元気に泳いでいるかどうかだそうです。これが4個(4匹?)以下だと男性側に原因がある不妊である可能性があると判断されます。精子の数や形態や動きに問題がなくても、子宮頸管内粘液の粘度が高い場合は物理的に精子が泳ぎやすくなるように潤滑剤を使用してみるとか、もしくは人工受精にステップアップしたりなど治療の方針が決められていきます。つまりこの検査では男性が病院に来なくても男性側の検査もまずは1回受けられるってことですね。男性を不妊治療のため病院に一緒に連れ出すのはちょっとエネルギーがいることがあると思います。ドラマ【隣の家族は青く見える】でも松山ケンイチさんが深田恭子ちゃんに病院に行こうと言われて、「えっ?!俺も?」っていうシーンがありましたね。松山ケンイチさんはそれですぐに一緒に来てくれたようですが、だいたいの場合はあんなに簡単に行かないのではないかと思います。どうしても男性としては不妊治療=女性側の問題を治療する、という印象を持つ方が多い傾向があって、なんとなく原因は自分ではないという他人事っぽくとらえているところがあると思うんですよね。そこが不妊治療を受ける大体の夫婦の間に起こる男女の温度差につながるものと思われます。
 
 
ちなみに一般的に病院で受ける検査で問題がないと言われれば、普通は「よかった!」と思うところなのですが、不妊治療の場合はちょっと違いますね。結局問題が突き止められなかった、ということになるので、
 
え。。じゃあ原因はなに?
 
え。。じゃあどうすればいいの?
 
というふりだし地点にもどるだけ、なんですよね。
 
そして問題が見つからなかったとなるとこの後は、やみくも、と言ってはなんなんですが、タイミングの指導を何回かうけて、効果があると判断された場合は人工授精、わたしのようにフーナーテストで問題が見つからず、年齢も高齢となると人工授精はスキップして、体外受精と進んでいきます。
 
わたしが受けたフーナーテストの記事はこちら ↓
 
以上、簡単ではありますが、卵管造影検査とフーナーテストの痛みについてご紹介しました! 

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