卵巣年齢検査AMHの結果は?数値が高い=妊娠率が高いわけではない?

「この年齢からの妊活は難しいと思いますよ・・・」と言われてしまった病院でしたが、12000円も各種検査費用を払っていたし、とりあえず検査の結果だけを聞きに10日後再度行ってみました。
(↓一部記事追記しました。) 

 

 

卵巣年齢の検査と言われるAMHの結果は・・・?

 
AMH検査とは卵巣に卵子がどれくらい残っているかを判断し、高いほど卵巣年齢が若いと判断される検査。 
 
「4.2ng/ml」
 
前回ずっと目を伏せてばかりいた先生が一瞬意外そうな顔で初めてちらっと私を見ました。
「あ・・・AMHいいですね・・この年齢にしては・・・もっとずっと若い女性と同じくらいの数値出てます・・」
 
やったー!ほらみろ~!!難しいといった言葉撤回しろー!!
 
「でも、多嚢胞かも・・・。40歳過ぎてこの数値は・・・。生理3日目の血液検査をしていないから不明ですが・・・。」
 
え? 多嚢胞?なにそれ。。
 

多嚢胞性卵巣症候群の疑い?

多嚢胞性卵巣症候群とは、排卵が阻害されて卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊の原因となるものとのこと。
単にAMH値が高ければいいというわけではなく油断はできないとネットに書いてありました。
 
またこの先生の言葉でどすーん。。と新たな不安に襲われてしまいます。
 

AMHが高かった理由の自己分析

後日多嚢胞については問題ないことが判明したのですが、だとしたら私のAMHが高いのって・・・とちょっと自分なりに分析してみました。素人の私の勝手な解釈ですが、私のAMH値が高かった理由は、生理周期が長かったせいかなと思ったりもしています。
 
私は最初からずっと生理周期が31~32日でした。同じ年の28日周期の女性と比較すると1年に1.3回くらい少なく、それが30年ともなると39回くらいの差が出てきます。
 
生理のたびに(排卵のたびに)大量の卵子が減少していくらしいので、生理の回数が少なければそれだけ爆発的に減るタイミングが少なく済んでいた可能性はあるのかなと。
 
昔の時代の女性が高齢になってまで何人も何人も子供を産めたのは、初潮が今の時代より遅く、初産が今の時代よりも早く、そして妊娠中から産後しばらくの間排卵が止まる、それが子供の人数分の回数あるとすると、
卵子の爆発的減少のスタートが遅く、若いうちから卵巣がお休みする期間が何度もあるため、卵子を多く保有したままAMHが高いままでいられた、加えて昔は今と比べて体に害があるといわれる要素が少なかったので卵子の質もよかったからではないかと書かれた記事を読んだことがあります。

AMHが高かったからと言って妊娠しやすいわけではない?

そうなんです、卵子の老化の記事でもお伝えした通り、問題は卵子の「質」であって「数」ではないのです。
 

でもこの頃の私にはそのような正しい知識がまったくなく、後日多嚢胞も問題ないとわかって以降、AMHの数値が高い=自分は卵巣年齢が若いのだから大丈夫!とすっかり自信を取り戻してしまっていました。 

 

卵管造影検査で卵管の長さに驚く

卵管造影検査とは、卵管の一部が詰まってしまっていないかを調べる検査なのですが、もし詰まっていたとしても圧力をかけて造影剤が通過するのでこの検査によって卵管が通ることがあるんだそうです。
 
卵管が詰まって妊娠できなかったと考えられる人にはこの検査をするだけで解決してしまう場合もあるとか。
 
ちなみに子宮とか卵巣の図解、教科書やネットやらでいままで見慣れてきたものは正面から見た図で、子宮がY字みたいな形をしていて、Y字の上の左右の先には卵管、そしてその先に卵巣がくっついていますよね。
 
これ、卵管の中を精子や受精卵が移動する様子をわかりやすく図解するために卵管は太い腕のように描かれていますが、実際は、当たり前かもしれませんが、ものすごく細くて!そしてすごく長かったんです。イメージと違いすぎて驚きました。
 
子宮の中に造影剤を注入して圧力をかけると、その造影剤が左右の卵管に進んでいきます。モニター画面で造影剤は白く映し出されていて造影剤が進んでいく様子がよくわかりました。
すると卵管はまるで新体操のリボンのようにクルクルクル~!っと子宮の左右に映し出されました。
 

卵巣と卵管はつながっていない?

そして次にまた驚いたのは、その卵管の先まで行った造影剤が、ふわぁっと広がって消えてしまったことです。私はその卵管の先が卵巣につながっていて、造影剤はもれなく卵巣に入っていくものだと思っていました。でも実際は卵管と卵巣は物理的につながっていなかったんです。消えてしまった造影剤はどこへ行くのか聞いてみると、体に吸収されてしまいます、とのことでした。
 
遅れてずしっと生理痛のような痛みが。「お、お腹が痛いです!!」と訴えると、
「あー造影剤入れるのに圧力かけてますからね。すぐ落ち着きますよ。」
確かにすぐ落ち着きましたが卵管に圧力がかかるとこんなに痛みが出るんだ、ということにもびっくりしました。卵管なんて、痛くもかゆくもない臓器だと思っていたので・・。
 

卵管と卵巣がつながっていないならどうやって卵子は卵管に入る?

あとで不妊治療の際に詳しく学んで知ったのですが、卵巣から飛び出した卵子は、卵管の先の卵管采というわかめのような形状のものにひらひらと手招きするように拾われて卵管に取り込まれるんだそうです。ここで拾われなかった卵子は造影剤のように体に吸収されてなくなってしまう。
 
この卵管采がうまく卵子を拾えないという障害については、ちゃんと排卵はするのでホルモン値は正常な数値をはじき出すし、実際に映像で見えるものではないので検査のしようがないらしく、原因不明不妊の理由のひとつとしてあげられるんだそうです。
 
 
とりあえず私の卵管は詰まっていることもなく問題なしと診断され安心したところで、この病院とはこれでお別れし、次からは不妊治療専門の病院に行ってみることにしました。

おススメのコラーゲン

肌や髪の質感UP!若作りに必須!コラーゲンペプチドたっぷり10,000mg配合された森永のおいしいコラーゲンドリンクをおススメします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です