妊娠菌って耳にしたことありますか?そんな菌が存在するとは思ってはいないものの、わたしも妊活中なんとなく意識していました。今回は巷で話題になっていた妊娠菌とはなんなのか、そしてわたし自身が考える妊娠が伝染する理由などについて書いてみたいと思います。
妊娠菌とは?
実際に妊娠菌などという菌があるわけではありませんが、身近に妊婦さんがいると菌に伝染するかのように続いて妊娠が叶う、妊婦さんに何かしてもらうと妊娠が叶うというジンクスです。
妊娠菌のもらい方
知られている具体的な方法は、
・妊婦さんが握ったおにぎりを食べる
・妊婦さんのお腹を触らせてもらう
・妊婦さんが陣痛中に描いた赤い富士山と太陽の絵をもらう、携帯の待ち受けにする
などだそうです。
花嫁さんからブーケトスみたいな感じでしょうか。大勢にわけられるところが違いますが、どちらも幸せのおすそ分け、よかったらわたしに続いてください ♪ みたいな。
妊娠菌の効果はある?
先日、妊活女性の悩みにつけこんで妊娠菌のついたお米1合1500円などで出品され、医学的根拠がないのに効能をうたっているとしてメルカリが削除するという事態になったことで話題になりましたね。
妊娠菌は実際に存在しないので検証できるものではありませんが、これだけ話題になるということは効果があった人がいた、そういうタイミングで妊娠が叶った人がたくさんいるということですよね。
おまじないみたいな感じで、気持ちの持ちようというか、妊娠を意識をすることで思いが叶うということなのかもしれません。
わたしがやってみたのは、東尾理子さんが陣痛中に描いてブログにUPしてくださった赤富士と太陽の絵をダウンロードして持っていたり(待ち受けにはできなかった。いつ誰に見られるかわからないから。。)、妊娠中の後輩のお腹を単なる興味というふりをして触らせてもらったり(内心は妊娠菌をがっつりもらってる気持ち)、電車の中で妊婦さんがいたら隣に座ったり近くに立っては菌をもらうつもりでスーハースーハーしたことくらいです。 (←アブナイ)
東尾理子さんの赤富士を待ち受けにはできなかった理由、それはわたし40歳越えて妊活に入ったので、妊活を公にせずこっそりやっていたからです。
だって、、
「〇〇さん、いい年して妊活してるらしいよ?だけど全然妊娠できないみたい、だってトシだもんねぇ。。こないだちらっと見えちゃったんだけど、携帯の待ち受けに赤富士設定してまでしてるみたい、かわいそうに。。」
なんて若い後輩たちの話題になんかなりたくないですもん。。
ちょっと話はズレますが、後輩たちの話題になるという件。
社内にある不倫カップルがいて、男性が既婚者、女性が私より先輩の独身だったのですが、その男性の方はどうみても彼女と結婚する気はなさそうなのに(だって彼女と不倫中に奥さんとの間に子供が産まれている)、彼女の方が期待している様子で
「こないだちらっと見えちゃったんだけど会社のPCでウェディングドレスや結婚式場のサイトを見ていたよ!結婚できるとでも思ってるのかな?」
なんて若い後輩たちの間で噂になってたりしてのを耳にしたことがあったんですよね・・・ちょっとジャンルは違いますがそんな風に話題になりたくないじゃないですかぁ(涙)!
わたしの考える妊娠伝染のゆえん
40代で妊活に苦しみ考え方もひねくれまくったわたしが思う ” 妊娠が伝染する ” ということについてですが、若い世代の人たちに言えると思うことは、単に、
「身近な友人が妊娠した、そういう時期なのか、そろそろ私も」とか、
「同級生の子供が産まれたら一緒に通園・通学のことなど相談しあえたりして心強いからわたしもトライしてみよう」とか、もしくは、
「あの人が妊活しているらしい、あの人より先に産みたいからこっそり抜け駆けしちゃおう」
「あの人より先に産んじゃえ!」
とかそういうことだと思うんですよね。
高齢と違って年齢が若ければ思い立ったらできたりしちゃう場合もあると思うし。
そしてひねくれついでに書いちゃいますが、わたしは最後の「あの人より先に産んじゃえ!」みたいなタイミングで先を越された目に何度か遭いました。
妊活の相談をしていない人からの妊娠ニュースは全然気にならないのですが、相談相手だった友人や家族親戚が、つまりわたしが妊活に苦しんでいることを知っている相手から、それも苦しんでいる真っ最中に妊娠報告を受けたときのショックは想像以上にダメージ大きかったです。パッと思いつくだけで3人もですよ。。
先日、保田圭ちゃんについて書いた記事で
「人のお祝い事には心からおめでとうと言うように心がけた、次は自分だ!という順番札がもらえるつもりで」
と書きましたが、この時ばかりは正直なところ、心からは言えませんでした。だけど頑張って笑顔を作って一生懸命心を込めて言いました。それを言うために一旦思い切り泣いてから、ですが・・・。
保田圭ちゃんの記事とはこちら↓
せめてその相談の時に「私も実は妊娠を考えてるんだ」って言ってくれていたら、この人は若いし、私より先に妊娠する可能性はあると心づもりもできたものの、その時はまったく妊娠など考えている様子はないそぶりで相談に乗ってくれていたのに、次に会った時に「実は私妊娠したの。」ですもん。。まぁ前後に気遣いの言葉をつけてくれてはいましたが、もうみんなすでに子供がいて、家族計画は終わっているという話だったはずなのに。。
折り入って相談するくらいの相手ですからそんな悪い関係ではないので、意地悪な感情でのことではないのはわかっているのですが、 わたしの相談を受けたあとで、いいなー自分ももう一度トライしてみちゃおっかなー ♪ 的な気持ちでと思えてしまって、そんな簡単に妊娠できてしまう若さがうらやましくて&うらめしくて仕方がなくて。
こんな感じのことだと思うんですけどね、親友が〇〇大学を受験しようと思ってるんだ!と打ち明けてきたら、自分もいつのまにか目標のひとつとして入れていたとか、あのバッグ可愛いから欲しいんだ!!なんて言っていたらその友達がいつの間にか買って持っていたとかって、絶対誰でもありますよね。あと、街中のギャルたちが、つるんでるグループ全員、同じ髪型とファッションで誰が誰だか見分けがつかないとかもそんな連鎖の形なのかなって。
若い世代の方々の” 妊娠が伝染する ” 理由はそういうことではないのかなとわたしは思ってます。
身近で妊娠ブーム、妊娠しやすい時期がある?
でも高齢だとそんな周りからの影響で妊娠することはなかなかやろうと思ってもできることではありません。
なのにちょうどわたしが妊娠したころ、周りでそんな連鎖反応したかのような妊娠ニュースが続いたんです。
公表するのいつにしようかな、なんて考えてた妊娠初期のころに、後輩から実は私いま5ヶ月なんです!と告白されたり、SNSで発表している友達がいたり、いざ公表したら実は私もなんです、などと出てくる出てくる計7人!
7人のうち4人は40過ぎの高齢なので狙ってできることではないし、それに本当にみんなタイミング的に近すぎてお互い妊娠を知ってからの妊娠はありえないんですよね。
上記妊娠菌のもらい方のような接触もしていないし、妊娠菌のしわざとは誰も発言しませんでしたが、月の満ち欠け?潮の満ち引き?それとはちょっと違うだろうけど、なんかそういうような妊娠しやすい時期とかそういう流れみたいなものがあったのかな?なんてみんなで話したりしました。
縁起かつぎとして試してみる!
わたしはあいにく妊娠菌の効果は得られた感触はないながらも、色々試しながら、もしかしたらこれでチャンスが得られるかも?などと期待でワクワクできたことは、どうしても悶々としがちな妊活中、気分があがってよかったかもしれません。
妊娠菌!妊娠菌!と躍起になるのではなく、妊活の第一歩である体質改善とか、食事を変えるとか、サプリを飲んだり体を温めたりすることにプラスして、神頼みの中のひとつのような感じ、縁起かつぎとして試してみました。
なにかを犠牲にするようなたいそうなことでもないですしね、妊婦さんのお友達とのコミュニケーションをとることは、妊娠中の様子などが聞けていつか妊娠できたときのための予備知識を得られたり、そのコミュニケーションの延長でお腹を触らせてもらって自分のお腹が大きくなるシュミレーションをするのもおもしろいですし、
妊婦さんのほんわかした雰囲気に癒されるだけでも精神面で妊活にいい影響を与える可能性はあるので、効果はあまり過信せず、妊婦さんとお近づきになることはやってみて損はないと思います!
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