2年前のある大雪の翌朝からずっと寒い冬の夜や朝方にテレビが観れないという事態に耐え続けてきましたが、ついに先日問題解決!あまりに長い道のりだったのと、結構自分もいろいろと分析し考えたりした結果の完全解決だったのでとてもうれしく、経緯と結果のご紹介をしたいと思います!まったく同じ症状&原因ではなくても、なにかのヒントになればうれしいです!
大雪の翌朝、突然テレビが観れなくなる
2年前の11月に珍しく関東に大雪が降った日の翌朝、テレビが観れなくなっていました。我が家は屋根アンテナはなく、JCOMのケーブルでテレビを観ていたので、観れなくなったのは外のケーブルになにかしら障害が起こったに違いないと思いJCOMに問い合わせをしたところ、このエリア一帯の不具合は起きていないとの返事で個別対応してくれる気配は感じられず、もしかしたら時間が経てば解決するのかもしれないと思って一旦電話を切りました。この日から観たいテレビが観れないストレス生活が始まります。
映ったり映らなかったり・・・。E203のエラーメッセージ
そのうち解決するだろうと思っていましたが、その後映ったり映らなくなったりの日々が続きました。これだけは絶対に観たい!と視聴予約、録画予約などしている夜のドラマなどを観ている時に、ザザ・・・ザザザザザ・・・と砂嵐現象が見られ始めるとほんとへこみます。
観れなくても録画だけはできたりしないだろうかと期待してみたりしましたが、電波がテレビに届いていないわけですので当然ながらダメでした。
砂嵐の後には完全に真っ黒い画面になり、
「現在放送されていません。[E203]番組表などで放送時間を確認してください。雨や雪などの天候の影響で一時的に受信できない場合もあります。<決定>で受信強度を確認します。」
というメッセージが表示されてしまうのです。
JCOMの1度目の訪問、アンテナ端子の部品交換で解決したかのように思われたが・・・
1か月近く経ってもこの状態が続いていたので、このエリア一帯に問題がなくても、あの大雪で我が家に引かれたケーブルに異常を来したのだろうと推測してJCOMに来てもらうことにしました。
この症状は1か月前の大雪の夜の翌朝からだということを伝えたうえでみてもらったのですが、テレビのケーブルを差し込む室内の壁のアンテナ端子のところまでは電波が来ていることが確認できるとのこと、それにもし大雪などでケーブルに異常が出たとしたら完全に映らなくなる、映ったり映らなかったりという症状は考えられないので原因は大雪ではないでしょうとのことでした。
とりあえず室内の壁の、テレビのケーブルを差し込むアンテナ端子の部品を新しいものに取り換えていただいたところ、電源を入れるとそれまで映っていなかったテレビが問題なくきれいに映りました!
わーよかった!!
部品の交換と出張費にドキドキしていたところ特に費用を請求されるわけでもなく、また何かあればご連絡ください!とさわやかに去ったJCOMさんに大感謝。これにて一件落着!となると思っていたのですが・・・
また夜になると砂嵐→[E203]のエラーメッセージ表示。。
あれー??。。。。
部品交換の直後に、まるでそれが原因だったかのようにきれいに映ってくれたのに、あれはなんだったんだ???
以降、また以前と同じ映ったり映らなかったりする症状が繰り返されました。
JCOMの2度目の訪問、チャンネルサーチの設定で解決されたかのように思われたが・・・
さらに1か月ほどその状態が続き、観たいドラマが軒並み観られない日々にわたしのイライラ度もMAX!
またもやJCOMさんに来ていただきました。
2度目の訪問時にもまたテレビは[E203]のエラーが出て映っていない状態だったのですが、壁のアンテナ端子まではやはり電波は来ているとのこと、そして同じくとりあえずアンテナ端子の中の部品を取り換えてくださるというので、
それは先月取り換えてもらったばかりで、取り換えた瞬間には映って帰られたが、その夜からまた同じ症状で観れなかったことを伝えると、念のため部品を交換したうえで、テレビのリモコンで「チャンネルサーチ」の操作をしていました。
このエリアで観られるチャンネルを自動で探してテレビとリモコンに設定してくれる操作で、うちのテレビはSHARP AQUOSなのですが、
「設定」-「テレビ放送設定」-「チャンネル設定」-「地上デジタル」-「地上デジタル-自動」-「する(※)」
※「チェンネルサーチを行い、お住まいの地域の地上デジタル放送のチャンネルを自動登録します。変更したチャンネルボタンの信号やスキップ設定はクリアされます。この設定でチャンネルサーチを実行しますか?現在の地域設定は 東京 です。」というメッセージに対して「する」を押す
このような作業のことなのですが、わたしもちょうど数日前にそれをやってみたことがあったのですがなにも変化なかったのにJCOMさんがやったら、
映りました。テレビ。
あ、あれ??
もしかすると原因はテレビの寿命?
JCOMさん曰く、テレビボケ?チャンネルボケだったかな?なんかそんな名前で我々呼んでいるのですが・・・との切り出しで、要はテレビが歳をとってボケてしまったかのように、いままでキャッチしていたチャンネルをふと忘れてしまうような現象が起きることがあるそうで、つまり原因はテレビの寿命なんだそう。
でもこのチャンネルサーチの1回の作業で思い出させてあげれば解決することが多く、いま1回やったのできっとこれで症状は起きなくなるでしょう、もしそれでも症状がまた起きるようであればもう原因はテレビの寿命としか考えられないのでテレビの買い替えを検討されてみては、とのことでした。
なんと、テレビが原因だったとは!
あの大雪の日まではまったくなんの問題もなかったのであの大雪で屋外のどこかに原因が生じたのだとわたしは思っていたのに、たまたま大雪の次の朝にテレビの寿命が表面化したということでしょうか?なんかしっくりきませんが、寿命に関しては確かに、思い返せばもう10年程度使っています。テレビなんて壊れるイメージないのですが、そもそも電化製品には寿命があって昨日まで正常であっても今日突然ダメになることはよくあることとのことで、しぶしぶ納得しました。
しかしその期待もむなしくその夜にはまた同じ症状が。
それからの日々、「観れなくなったらチャンネルサーチ」を繰り返し。問題解決するときもあれば、解決しない時はもうあきらめるしかなく、これを冬の間ずっと繰り返しやり過ごしてきましたが、ドラマですっごくいいシーンでクライマックスどうなるー!?って時にザザ・・・ザザザザ・・・と砂嵐、慌ててチャンネルサーチするもしている間に大切なシーンが終わってしまう・・・というやるせなさにストレス蓄積、もう我慢できん!!!ということでテレビの買い替えを実行することにしました。
見逃したテレビ番組を視聴できるTverなどがあるのはなんとなく知っていたのですが、当時うちにはWi-Fiを引いておらず持つはポケットWi-Fiとスマホの計10GBのみだったうえ、そもそも子供がいるなかでじーっとスマホを眺めていられる時間が取れることも少なく、そこまでして観るには至りませんでした。
解決に至らずテレビを買い替え、さぁ今度こそ問題解決するかと思いきや・・・!?
十数年前に買ったこのテレビは、いまとなっては珍しいパソコンと一体型のもので、パソコンはどうせ買うならそれなりにいいものをと確かフルセットで25万くらいかかりました。
なのでJCOMの方に最終的にはテレビの買い替えと言われて、25万・・・そんな出費、いま我が家には無理・・・と尻込みしていたのですが、実はテレビって意外にそんな高くなかったんですね・・・。
たまたま近所のジョーシンの店舗の在庫処分かなにかの関係で、モノはいいのに大幅値下げされていた一点もの、SHARPのAQUOS32インチが2万ちょいで買えました。
なんだ、そんなんだったらもう少し早く検討してもよかったかも・・・と思いながら、早速接続 ♪
これでもう自由にテレビが観られるー♪
あ、あれ?!
[E203]のエラー表示!同じじゃーん!!!
テレビが原因ってことでJCOMの方に言われたとおりに最終手段として買い換えたのに、新しいテレビでも全く同じエラーメッセージが出て映らないって?!?!
なんてこったー。。。テレビが原因じゃなかったことをテレビを買い替えてみて知るという。。。なんて無駄な出費。。買い替える必要なかったじゃん。。
このテレビ代と、壊れていなかったことがわかったいままでのテレビの使い道、どうしてくれるん。。あーがっくり。。。
JCOM3度目の訪問、もうこれ以上できることはないと言われてしまう・・・
買い換えてもダメとなるとテレビが原因ではない、となるとやっぱりケーブルや配線に問題があるってことではないの?!
またJCOMさんに連絡。
そしてまた例のごとく、とりあえずアンテナ端子の部品を取り換えます、と。
もうそれこの冬だけで3度目なんですけど。。テレビが原因と言われて買い換えたのに同じ症状なんですけど。やっぱり去年の大雪がなにかしらの原因の発端なのではないんでしょうか?
それらの経緯からわたしの中にJCOMさんへの不信感もちょっとだけ生まれてしまって、いままで控えめにしていましたがちょっとだけ強めに発言してしまいました。
3度目の訪問であるその時はあいにくテレビが映ってしまっていたため、余計に異常がわかりずらく、言ってしまえばやみくもに思いつくことをやるしかなく、3度目のアンテナ端子の部品の後、一応ベランダの壁の配電盤?の部品も取り換えておきます、とのこと。
その配電盤は1年弱前にリフォームした際に、電気工事業者が設置したばかりものだったので古いものではないはずと言いましたが、とりあえず換えときますと。まぁもしかしたら新しくてもなにか不具合があったのかもしれないし、いままでいじらなかった部分でもあったのでちょっと期待してみることにしました。
そこへ部品交換がおわったさっきまで低姿勢だったJCOMさん、急に表情も口調も厳しく変わり、
「今日はとりあえず室内とベランダの外の部品をふたつ変えてみましたが、必要な箇所までの地点には電波は届いています。この状態で時によって電波が届いたり届かなかったりということは考えられません。ベランダから室内へはリフォーム会社さんがこの壁の中を配線されていると思われますが、また症状が出るとすればあと疑うはこの壁の中の配線に問題があるのではないかと言わざるをえなく、JCOMとしてはもうこれ以上できることはありません。」
ガーン。。なんかばっさりと切り捨てられた感じ。。そもそもJCOMとしての責任は建物まで、そして建物から各部屋まで電波を引くことで電波は届いていて問題ない、途中の外壁から室内までの配線はリフォーム会社がやったこと、となればJCOMはこれ以上の責任は持てない(対応はできない)ってことですね。自分たちの責任範囲じゃない可能性が高まった上にそんな態度で来られたら、そう切り捨ててしまいたくなるのもまぁ理解できます。。
それでももしかして今日の部品交換が功を奏して観れるようになってくれればというわずかな期待も破れ、その日の夜以降もずっとまた観れない状態が続きました。
もうJCOMは頼れない、JCOMには連絡できない。
こうなったら疑うはリフォーム会社がやったこの壁の中の配線だ。旦那さんから電話してもらいます。
リフォーム会社に連絡するもこちらからも冷たくあしらわれる
説明下手な旦那さんがどう説明できたかはわかりませんが、そのリフォーム会社、下請けの電気工事業者と連絡が取れない、そもそももう1年経過しているから保証はできない、有償になるがどうする?などと言ってきた模様。
電気工事業者と連絡が取れないなんて顧客であるうちには関係ない話、実際に作業した業者に逃げられたとしても、リフォームを請け負った会社として責任もって違う業者を使ってでも対応すべきところじゃないのでしょうか、大きな会社ではありえない応対、不思議です。
そもそもリフォームの引き渡しは4月、その時点ではまだ3月、かろうじてまだ1年以内です。つかリフォームなんて1千万近くの金額払ってやってるのに、まるで数千円の小型家電の保証期間の話をしているかのような対応に違和感感じました。いまや小型家電さえも5年保証とか500円程度払えば結構普通についてきます。
それはさておき1年経っていないと伝えても、4月の引き渡し後いままで観れてきたんでしょう?こんな1年近く経って急に観れなくなったなんてうちの電気工事に問題があるとは思えない、みてあげてもいいけど有償だけどどうする?
って。
実はこのリフォーム会社さん、知り合いの業者さんなんですよね。そのリフォーム会社さんからしてみたら、うちの旦那さんのことは子供のころから知ってるという間柄で、例えるなら伯父と甥っ子みたいな関係性みたいな感じ。
知り合いにお世話になると、いろいろ目をかけてくれる部分がある反面、問題が起きると言いたいことも思うように言えず厄介なんだなと思い知りました。。
別の知り合いの電気工事業者さんに聞いても、JCOMの介入物件は責任問題の境界線が難しくてもめるので関わりたくないと断られたそう。先日の責任問題の話の際に突然バシッと切り捨てられた時のことが頭をよぎりました、きっとああいう感じなんだろうな。
こうして文字通り八方ふさがりとなってしまいました。
観れるとき、観れない時の傾向を分析
でもようやく春になるというころに、なぜかテレビが普通に映る時間が増えてきました。一体なんだったんだ??
春~夏~秋と一度もそのメッセージを目にすることなくこんな症状のことも忘れかけてきいましたが、リフォーム後の2度目の冬11月になるとまた砂嵐&[E203]の症状が出始めました。えーん。。。
頼るべき先がもう思い当たりません。どこにも頼れないとなったら自分で考えるしかない。考えよう。なにが原因なのか。症状の傾向をまとめるんだ。
〇テレビに原因があるわけではないからチャンネルサーチは意味がない
〇去年の大雪、初めて症状が出たのも11月。今年もまた11月。
〇冬に症状が出始めて主に観れなくなるのは夜間と朝方
〇春~夏~秋にかけては一度も症状がみられない。
・・・これはつまり、気温が関係しているのではないだろうか?
部屋の中は暖房が効いているし、暖房が効いている最中にも観れなくなるということは外気温だ!
これくらいのこと、もっと早く、少し考えたら気づけたことなのかもしれませんが、その道のプロの業者さんに全身で頼っていたので原因について自分で考えようとも思っていなかったんです。
リフォーム会社が延長したケーブルは、ベランダから壁内に入って、壁内を3mくらい這わせて部屋中央の壁にアンテナ端子を引っ張ってます。この壁内の気温は外気同様寒いのか、室内のエアコンの影響が及んで少しは暖かいのか不明ですが、観れなくなるタイミングが外の気温の下がり方に直結したタイミングであることからなんとなくやっぱり完全室外のJCOMの管轄範囲の外のケーブルの接続のどこかなのではないかと思えてきました。
分析に基づきネットで検索しまくりヒントを得る!
観れなくなるタイミングが外気温と連動しているという目線で観察してみると、完全ビンゴでした。今朝は冷えるという日、夜から冷え込みが厳しくなりますなどと言われるとそれを証明するかのように観れなくなり、「今朝は10月並みの温かい朝でした」などとニュースで言っている日は早朝からちゃんと映ってくれるのです。
そこに狙いを定めてネット検索。
テレビの電源は入っているかとか、コードはしっかりテレビにささっているかとか、アンテナが雪で傾いていないかとか、複数のテレビで起こるか一台だけに起こるかとか・・・違う違うそんなんじゃない!という記事をかき分けかき分け「これだ!!!」と思う記事にいくつか出会いました!
〇アンテナ工事の時、接続点の処理が悪くて、雨・雪(溶けて水)で絶縁不良を起こしている
〇寒いと(温度低下)金属は縮むので、接続点が緩んでいたりすると接触不良を起こす
〇UHFやVHF程度の周波数は天候や気温にさほど影響されない、接触不良の疑いととれる
〇ブースターが、経年劣化で低温に弱くなっている
〇ブースターなどの接続端子に同軸ケーブルがギリギリの長さで接続されてるなどの理由でちゃんと端子にはまって折らず、気温が低下した際に同軸が縮んで接触不良を起こしている
〇同軸ケーブルを外壁に固定する際にコの字型ステープルを強く打ちすぎて同軸内部が破損している
ま!さ!に!
これらがうちの不具合症状の原因と関係がありそうです。見ると外壁にケーブルを固定しているコの字型ステープルがケーブルに食い込んでいます。さらにぎっちぎちに固定されて少しの遊びもないため、外気温が下がって同軸が収縮した際にひっぱられ接続不良に至っているのではないか、と想像しました。
ただし、JCOMには連絡できない。ふと親切な近所の電気屋さんジョーシンが頭に浮かびました。
ちょうど空気清浄機のフィルターを買いたかったのでそのついでに相談してみよう!
親切な電気屋さん ジョーシンに助けを求める
ジョーシンの店員さんはみんな阪神タイガースのユニフォームを着ているんです。そしてどの方も本当に低姿勢で話をじっくり聞いて下さり、こちらの要望に沿った商品や方法を提案してくれます。
この日の店員さんも目が合うなり遠くから駆け寄ってきてくれました。
かくかくしかじか・・・今までの経緯とわたしの推測をもとに「コの字ステープルを外してケーブルをつなぎ直してみてほしい」旨伝えたところ、
「なるほど。」
あぁ、このシーンでこの「なるほど。」という言葉、なんて心強いんでしょう。
JCOM介入物件であることやきっとその他もろもろの理由から、ダメもとで聞いてみます…というような表情が浮かびながらも、どうにか対応できないかという口調でジョーシンの工事担当の方に電話で問い合わせてくれました。それもわたしの伝えた経緯や状況をひとつもニュアンス違わず伝えてくれると電話口で、
「あ!できますか!?」
なんと!工事の方も店舗の方々同じく協力姿勢満載のようです。なんでしょうジョーシンさんて、そういう社風?方針?モットー?会社の姿勢というか、とにかくいままで応対してくださった方全員が本当に親切で、絶対にまた次もジョーシンで買おう!と思わせてくれるんですよね。ほかの店舗もそうなのかなぁ。
誕生月とかその他もたびたび割引券が送られてきたり、テレビとかパソコンとか買った後には、その後お買い上げいただいたテレビやパソコンの調子はいかがでしょうか?みたいに手書きのハガキをくださったりなどアフターフォローもぬかりない。ほかの電気屋さんでこんなサービス受けたことありません。
早速次の日にジョーシンの工事の方が来てくださることになりました!
4度目の処置、ジョーシンの工事の方訪問でコの字型ステープルを外しケーブルの交換の効果は!?
今回は部品交換ではなく、わたしの推測と依頼に基づいて、外壁にきつく打ち付けられたコの字型ステープルをはずし、その部分が損傷していると読んで、そのコの字型ステープルで留められていた部分のケーブルを新しくつなぎなおしてもらいました。壁にがっちり固定はせず、一周輪にして遊びをつくって。
黙々と工事するのではなく、わたしの推測に対して理解を示してくださったり、「もうちょっとJCOMさんが踏み込んでくれたらうれしいですよね」とか「個人的にはこれが原因ではない気もするのですがこれで解決したらいいですね!」とか、店舗の営業マンかのように心こもる応対してくださいました!
処置後、どうしてもケーブルの色も一部だけ変わったり、つなぎ目に金属の留め金がついたりと不格好にはなってしまいましたが、これでわたしの推測に即した対処がされたということです。解決されたら大満足!見た目など気にしません!
そしてどうしても犯人を突き止めたく、切り取られた同軸ケーブルを切り裂いて中の同軸がどこか破損もしくは断裂していないか全部見てみたのですが、その中心に通る同軸は直径2mmほどありそうな、どう曲げても曲げてもそう簡単に折れたり切れたり破損したりするようなものではなかったのと、その同軸を守る周りについてもまず発泡スチロールのようなもので保護され、その周りを髪の毛よりも細い金属が網状になったもので巻いてあり(ちなみにこの髪の毛よりも細い金属が接続部分に噛んでしまったりするとそれでも映らなくなったりするんだそう。)、その上に頑丈な塩ビ素材のパイプがかぶせてあるという想像以上の頑丈さで、コの字型ステープルで多少強く打ちつけられたところで破損するようにはまったく思えないものでした。ジョーシンさんも、ペンチで折り曲げたって折り曲がらないほどに頑丈なものなので、コの字型ステープルくらいで中の同軸が破損するとはどうしても思えないと言われてましたが、わたしも中を見て納得しました。
結局その切断したケーブル内に犯人は突き止められないながらも、その処置の日から2日間、夜から朝まで問題なく映ったのでもうわたしはホクホクだったのですが・・・
。。。残念ながらまたダメでした。
3日目の夜にまた観れなくなってしまい。。
大好きなジョーシンさんのおかげで解決したと思って一度テンションがMAXにあがっただけに落胆度が大きく結構へこみました。
さらに原因を追究すべく分析&調査
コの字型ステープルによる同軸の断絶ではなかった。
処置後2日間はまるで解決したかのように完全に映ったその理由はわかりませんが、きっと外気温が影響しているという推理の方向としては間違っていない、 ただ、場所が違う?
やっぱりこのリフォーム会社が延長した壁の中の配線部分か?壁を全部はがさなくてはならないのか?
とても簡単な話ではなく、改めてあのリフォーム会社に連絡するにも、この壁の中の先に問題があることを証明しないと来てもらえそうにありません。って普通ならきっとそんなことしなくてもまずは見に来てくれるだけでもしてくれそうなものですが・・・。
ドライヤー攻撃作戦
いざ砂嵐が始まりほっといたらこのまま観れなくなる!!というタイミングでテレビの操作で電波レベルをしらべたら35でした。
急いで延長コードでベランダにドライヤーを引っ張って、ケーブルが入り込んだ壁穴の中にドライヤーの温風をターボで約10分ほど吹き込ませました。念のため壁の配電盤のようなところにも。近所の方々は夜間急に屋外でドライヤーの音がして一体何事?と思われたに違いありません。
すると・・・
みるみる砂嵐が晴れていき、なんと!また映像が回復したのです!!!
さきほど35まで落ちた電波レベルは95まで回復!!
やっぱりわたしの推理に間違いはない!!温度なんだ!
ドラマの内容がどうでもよくなってしまうほどにこの結果に大興奮しました。
さて。寒くなると金属が伸縮してどこかに接続不良が起こっていることはほぼ証明できたことになります。そしていまだ手つかずのこの壁の中の配線部分が怪しい。でもリフォーム会社を動かすには上記のような状況のためまた別のエネルギーが要ります。。うーん、、憂鬱。。
JCOM再び、5度目の処置でブースターの部品交換
そんな折、たまたま旦那さんの会社にJCOMさんが飛び込み営業に来たとのこと。
旦那さんの会社で扱ういくつかの賃貸物件のテレビやインターネット回線にJCOMさんを選べば、がっつり大口の契約となるわけですが、たまたまそこにいた旦那さんの社員さんたちが全員、自宅にひいているJCOMの回線になにかしらの不具合が出ていたようで、「営業?それ以前の問題でしょう?まずうちのテレビが映らないのをどうにかしてよ!」という話になったらしいんです。
飛び込んだJCOMさん、思わぬ展開にきっと汗だくだったことでしょう。
でも大口の契約を取るためにはまずこの社員たちの自宅の不具合を解決しなければ話は先に進まない、ということで、一軒一軒対応することになったそうなんです。
うちはもうJCOMさんには3度来てもらって、最後にはさじを投げられた状態は旦那さんも知っていましたが、とりあえずその営業マンさんの手配でまたJCOMさんが家に来ることになりました。
過去3回の訪問履歴と内容は残されているでしょうから、それを見れば、今回くるJCOMさんも同じくさじ投げムードなんだろうなと期待はしていなかったのですが、背後の大口契約への期待が働いたのでしょうか、とても丁寧で経緯をいろいろ聞いて下さり、その姿勢は、いちから問題を掘り起こしてみよう、解決させたい、というようなものが感じられました。
今回のJCOMさんとお話した中でお伝えしたポイントが以下。
〇外気温に完全連動して観れたり観れなかったりすること
〇ドライヤーで物理的に壁の穴から内部と周辺機器を温めたら電波レベルが完全に回復したこと
〇この症状はリフォーム後この冬で2年目、アンテナ端子やベランダの配電盤の部品を替えても症状は回復しなかったこと
〇もともとこの建物には3部屋あって、そのうち2部屋をくっつけて1部屋にするというリフォームをしたこと
そして、ひととおりいつものアンテナ端子やベランダの配電盤の電波レベルや配線を確認したあと、
「室外のブースターを見てきます。電波を一旦止めたいのですがもしこの建物の方がいまテレビを観ていたり録画中のものがあったりした場合は観れなくなったり録画が止まってしまったりする可能性がありますがよろしいですか?」とのこと、隣の方はその時不在で、もし苦情が来たらその時に謝ることにしてお願いすると、
ウィーン!!と電動ドリルの音がしてきました。
うん、この作業はいままでの訪問の際に一度もなかったぞ。
そして、
「いままでは電波を3つの部屋にわける部品がついていたのですが、いまは2部屋しかないとのことでしたので、2部屋にわける部品に交換してみました。」
とのこと。
おお!いままでにない処置!期待!
どうしても観れないとなった場合は壁を剥がさずともほかに手があった!
そして、
「もしこれでも症状が出るとなるとあとはやはりこの壁の中の配線が疑わしいということになります。リフォーム会社さんに対応をお願いできないということであれば、この壁の中の配線はもう使わずにあきらめて、壁の中を使わず外壁を這わせて、あの新しいエアコンのホースの穴から室内にケーブルを引いて、室内にもケーブルを這わせることになりますがそういう方法もあります。」と。
なんと!壁を剥がさなくてもいい方法があったなんて!思いつきませんでした。
この際見た目どうこう言ってられません。テレビが安定して観られるようになればもうそれで。「もし今日また症状が改善しなくても、他に観れる方法があるとわかっただけで今回は大収穫です!!」と喜ぶとJCOMさんは「方法はいくらでもありますよ~」と嬉しそうに笑ってらっしゃいました。
でも過去3回来られた方はみんなそんな方法提案してくれなかったんですよぉ~。
ついに2シーズン越しの解決!
結論!
ブースターの部品を2部屋用に交換するというこの作業により、ついに完全解決しました!
この解決の後、JCOMさんとは話せていないのでJCOMさん側の見解はまだ得られていないのですが、上記ネットからのヒントも踏まえたわたしの想像として、
〇ブースター内の3部屋に電波を分ける用の部品が経年劣化していた
〇2年前の大雪で屋外のケーブルにも雪が積もり重さで接続部分にゆるみが出た
〇または雪や溶けた水が入り込むなどの理由で接続部分に不具合が起こった
〇その後、気温が高い日は部品やそれにつながるケーブル内の同軸が膨張してかろうじて接続するが、気温がさがると接続不良を起こしていた
などが原因だったのではないかと思います。
先の3度のJCOMさん訪問でどなたも手を付けなかったブースターの部品ですので、もしかしたらあまり不具合が起きたり交換が必要な場所ではないのかもしれませんが、今回ここの部品を替えてくださったことでこの2年越しの苦痛を解決するに至りました!
今後JCOMの工事の方が訪問する機会がありましたら、交換したブースターの部品も実際に見せてもらいながらこの解決に関する見解を伺えたらと思っております。その時はまた追加情報UPさせていただきます!
以上、わたしの「冬の寒い夜にテレビが映らない!」という戦いの一部始終となります。長々と読んでいただきありがとうございました!
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