加藤レディスクリニック(KLC)での2回目の体外受精で初の移植にいきつきましたが残念ながら陰性判定でした。落ち込む気持ちに追い打ちをかけるように、仕事のストレスなど次々と襲いかかってきて気持ちが追いやられてしまいます。
まずはダイエット解禁
当時ショップチャンネルで購入していた燃焼系のダイエットサプリと、ぜい肉を揺らすベルトの使用を再開しました。ダイエットサプリはカプサイシンの効果で体を温めて燃焼させる効果があるそうですが、妊娠中・授乳中は控えるようにと書かれていたのでやめていました。
ぜい肉を揺らすベルトはマジックテープで揺らしたい場所に巻いて、スイッチを押すと中のモーター?みたいなものが激しく揺れ始め、それに伴いベルトが巻かれている場所の肉が一緒に激しく揺らされるもの。
肉が揺らされるのはマッサージみたいでめちゃくちゃ気持ちいいし、揺らした後はぜい肉が赤く熱くそしてかゆくなってそれを思う存分かくのがまた最高に気持ちいいんです。ガリガリかくのは皮膚にストレスがかかるしやめたほうがいいのはわかっているのですが、あのかゆいところをおもいきりかくという気持ちよさがたまらない!
このベルトをしばらく継続して使うといつの間にかあごの下のたるんだお肉も消えてくれたり、お腹やお尻や肩まわりの肉など引き締まってくれるので楽だし重宝してましたが、着床してくれるかもしれないときは絶対NGですよね~、ふるい落とすようなものですから。
ストレスも解禁
仕事は以前からストレスフルの環境だったのですが、精神的に弱った時には改めて実感しました。誰でも外に出ていたらなにかしらストレスを感じることはあると思うのですが、あんなストレスフルの職場ってほかにあるのかな?と思うくらい。
同僚が自分のミスを隠して嘘の報告をして口のうまさゆえにそれがまかり通ってしまうこととか、どっちともとれる言い回しで自分の都合のいいように報告書を出したりだとか、自分をあげるために誰かを落としたりだとか、そうやって高評価を得ていくずるい人たちのやり口が、見たくなくても見えてしまう環境にいたのでいつも常にはらわた煮えくり返っていました。
後に半沢直樹というドラマがヒットしましたが、あれだけヒットしたということはみんな同じようなストレスを抱えているのかもしれませんね。でもあんな風に嫌な奴は嫌な奴、そして嫌な奴はあとで痛い目に遭う、倍返しでしっぺ返しがくる、そんな結末が毎回あれば気持ちがいいけれど、現実はあんな風に嫌な奴が気持ちよく成敗されたりしないんですよね。でも最終回だけは現実っぽかったですね、正義 半沢直樹が昇進と思いきやまさかの出向で「え???」みたいな。あの終わり方に多くの方がストレスを感じたと思いますが、実際はあんなのが現実なんですよね。
最近はフジテレビの ” 痛快TVスカッとジャパン ” という番組がそういう成敗系でありますが、やっぱり嫌な奴はあんなにわかりやすくないんですよ~、まぁTV番組だからわかりやすく&誇張もしてるんだとは思いますが、現実はもっと表はいい人の顔をしていてわかりづらーく陰でこそっと嫌なことしてるんです。だからあんなにスカッと成敗されることはなくてこっちはストレス溜まっていくんですよね~。
不妊にストレスは大敵とよく聞くけれど、ストレスの沼に首まで浸かっているような環境でどうストレスを避ければいいのだろう。こんな環境ではたしてわたしは妊娠できるのだろうか?
妊活のために退職したりする人もいるようですが、経済的にそれがかなうようならそうしたほうがいいんだろうなぁ。
義理の姉から旅行の誘い&ついでに妊娠報告
正月にみんなで旅行しようよと義理の姉(年下)から誘いの連絡があったのですが、こちらは次回の体外受精のスケジュールも生理が始まってみないと見えてこないし、通院の費用もかかるのでとても旅行などに回せる余裕などなく、妊活中なのでと断ったところ、
「そうそう、あたし、妊娠したんだ!」って。
あまりのショックに息が止まりました。
お姉さんが妊娠を考えてたなんて知りませんでした。上の子はもう結構大きかったので、家族計画は終わっているのかと思っていたし、わたしが妊活してるのを話した時も自分も考えているとは言っていなかったので、まさかこんな報告を受けるなんてこれっぽっちも思っていなくて。
一日がかりでようやくおめでとうの言葉と、自分は依然苦しんでいる旨書いた返信をすることができたのですが、そこに返ってきたお返事が、
「気楽に気楽に ♪ あんまり重く考えると余計にできないから、逆にあきらめちゃったらできたよ!」って。
励ましてくれているのはわかるし、重く考えないほうがいいのもわかるのですが、妊娠できた人から気楽にって言われても素直に受け取るのこういう時期は難しいですよね。。しかもあきらめたらできた、ってそんなはずないじゃん!だってわたしにとってあきらめる=病院にいかない、子作りもしない、ってことだし、そしたらできるわけがないよね、なんてあげ足取るみたいな。
いま思えば、「過剰に意識しないようにして普通に夫婦生活してたらできたよ」ってことなのだと思いますが、普通の夫婦生活も簡単ではない自分にはそのときはそんな風に解釈できず、いやー、これはかなりの大打撃でした。
陰性判定のときの帰り道以上に涙があふれでて、仕事からの帰り道、また電車でボロボロ泣きながら帰りました。
妊活はこっそりやるべし
妊活はやたらと人に言うもんじゃないと思い知った一例目でした。妊活を周りに告げることで得られるものもあるとは思うけれど、言うことで周りがそれに誘起されて自分も妊活考えてみようというきっかけにはなると思うんですね、それで周りが頑張って先に成果出したらわたしがさらに追い込まれる。
もし妊活を伝えていなかったら、お姉さんはもしかしたらまた子作りしようとは思わなかったかもしれないし、逆に伝えていなくても妊娠したとしたら、それはもともとのその家の家族計画であって、わたしの妊活とは関係ないとはっきり思えるわけで。
「人の幸せを心からお祝いするようにする、次は自分だ!の順番札を受け取る気持ちで」
保田圭ちゃんのおめでたに関しての記事でそう書きましたが、この時期はあえて辛い「おめでとう」をいう機会を増やすのは苦しいので、とりあえず今後は必要以上に人に言わないようにしようと心に決めました。
保田圭ちゃんの記事とはこちら↓
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