不妊治療の末の芸能人の妊娠出産ニュースで体外受精6回→8回へ目標再設定!

 
今思えば妊活うつだったのかもしれません。加藤レディスクリニック(KLC)で4回目の体外受精が失敗に終わり、大きな落胆とともに次の周期に臨む気力を失って、そもそも自分はなぜ妊活をしているのか、続ける必要があるのか、続けることは自分にとって幸せなのか?そんな疑問さえ生まれてきてしまいました。そこへさらにもうひとりの義理の姉のおめでたニュースも舞い込み、ふたりの妊婦&子供が集まる義理の家族との食事会恐怖症になったりなど、いろいろなことにがんじがらめになって何もかもが嫌になってしまいました。

うつの原因から逃げろ!

当時、いじめやうつなどに関して身近に考えることがあって、そういうことで悩む人に対しての対処を簡単に理解しておこうと本を読んだりしていたのですが、特に印象に残っているのは、
 
・「がんばれ」という言葉は禁句 
 
・一番の対処法はまずとにかく辛いことから離れさせる
 
この2点でした。
 
自分がうつだという認識はありませんでしたが、これにならって、ちょっとがんばるのをやめてみよう、そしてちょっと妊活から離れてみよう、と思いました。
 

矢沢心さんの不妊治療

わたしが一番最初に体外受精に取り組んでいることを耳にした芸能人がこの矢沢心さんと魔裟斗さん夫婦ではなかったでしょうか。
 
まずこのおふたりの結婚に正直結構驚いたんです。
矢沢心さんのすっきりしたお顔立ちがわたしはとってもうらやましくて昔から好きですが、それよりも魔裟斗さんについて、こんなに顔もスタイルもすべて整った男の人が世の中にいるんだ、さらに強いだなんて相当モテるんだろうな~、きっとあちこちの美女をとっかえひっかえなんだろうな~なんて勝手に想像していたのですが、当時わたしが勝手に思うに矢沢心さんは、メディアへの露出はあまり多くなくなっていた頃だった気がするのに5年もの同棲を経ての結婚と聞いて、流行りもの同士の勢い結婚とかではない、本物の愛だわ~!とうらやましくも思ったのです。
 

そしてあんなにすべて整った人の遺伝子を残すことのできる権利を得られて矢沢心さんは幸せ者だな~とも思っていたのですが、矢沢心さんには【多嚢胞性卵巣症候群】という不妊の原因にもなる症状があったそうで、結婚から数年後、不妊治療(体外受精)に取り組んでいると公にしたのを聞いてまたびっくりしました。当時不妊治療とか体外受精とか、あまりそういった言葉を芸能人が口にすることもなかったと思うので、そんなことをオープンにしちゃうなんてすごい勇気あるな~と印象的で。

 
そしてその夫婦が4年間の不妊治療(7回目の体外受精でということは最近知りました)を経て第一子を授かったというニュースは当時妊活中だったわたしに大きな影響を与えてくれました。
 
あんなに若いのに4年なんて。わたしなんて高齢なのにまだ1年。苦しんでいる人はきっとほかにもたくさんいる、まだまだ先は長いんだ。年齢的に急がなくてはいけないのは確かだけれどまず切羽詰まるのはやめよう。
 

モデル田波涼子さんの体外受精8回目で授かった第一子

ちょうどわたしがこの妊活うつっぽい症状でなにも身動きが取れなくなっていた時に耳にしたニュースでした。
 
第二子を自然妊娠で出産したという内容にあわせて、第一子のとき田波涼子さんは【両側卵管閉塞】という不妊につながる症状があり不妊治療に励まれていたことが紹介されており。
 
それが体外受精8回目で第一子を授かったのだと!
 
わたしは6回まで頑張ろうと決めていましたが、田波涼子さんは8回も頑張った、6回でやめていたら授かれなかったということです。
 
このニュースでわたしは目標の6回をとりあえず8回にしてみることにしました。いつものわたしなら8回が終わってしまったらそのあとはどうしようとかぐじゃぐじゃ考えそうなものですが、この時はあまりそれについては考えず、6回が8回に延びたことで心に余裕ができたというか、先が延びてがんじがらめのひとつから逃れられたような気持ちになりました。
 
うつの人への対処法として書かれていた、頑張れと言わない、うつの原因から離れさせる、このふたつが自分に対してできた気がして、すごく気が楽になりました。
 
終わりがない不妊治療、何回までと決めないでズルズルいくといつまで続けなければならないのかと苦しくなるから自分で何回までと決めたほうがいいというアドバイスに従ってみたのですが、わたしの場合はそれが終わりに近づくにつれて自分を苦しめていたようです。
 
かといって何回まででもOKとするのはまた別の問題で苦しみそうなので一応設定しておきたい、そしてただなにも根拠なくむやみに設定すればいいというわけでもなく、6回というのもその当時の年齢の妊娠率から計算した6回であって、今回改めた8回というのも年齢は違うけれども田波涼子さんの実例があったということを充分な根拠として新たな目標にしてみました。
 
まあこのときのわたしは目標の回数を増やす理由が何かあれば何でもよかったのかもしれませんがちょうどいいタイミングで田波涼子さんの体外受精8回のニュースを聞いて、がんじがらめだったところからひとつ救われたのでした。

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