フレイルの症状?高齢者のうつや認知機能&気力体力の低下!母はまさにこれだった!

 
わたしつい最近「フレイル」という言葉を知りました。よくよく読んでみると、フレイルの症状として挙げられている項目がほぼすべて当時の母に当てはまります。ほかの同年代の方に比べるとちょっと早いけれど高齢だから仕方ない、いつか来ること、と思っていたのですが、フレイルの兆候を早期に発見し、正しい対処をすれば、進行を抑制し健康な状態に戻すことができるんだそう!

当時の母の状態 

すっかり体力も弱ってしまった母に、レバコールを毎日飲むことと、一日必ず外に出て歩くことを約束して少ししたころ、以前の元気だったころの母の声で、糖尿の値が正常な人のちょっと上くらいまでに劇的に下がった!と報告の電話がありました。
 
通っていたスポーツクラブの仲間にも(父の話だと実際はお風呂に入りに行っていただけだったようですが・・笑)「顔色がよくなったね!」「元気が出てきたみたいね!」と声をかけられるようになったとも言ってうれしそうにしていたのですが、またそこから少しして年末も近くなった11月頃、母の電話の声がまた沈んでいることに気づきました。
 
「最近食欲なくて。。糖尿の数値もまた元に戻っちゃったし。。右肩が痛くて腕が全然上がらなくてもう何をする気にもなれない。外に出るのもおっくうで出たくない。」
 
うっ。。ちょっとなんかやばい感じ。。うつ状態みたいにも聞こえる。。
そういえばもしかしてレバコールも効かなくなっちゃったのかなと思い、
 
「え・・・ちゃんとレバコール飲んでてもそんな感じ?」
 
と聞いてみると、
 
「ん・・・・・レバコールは・・・ちょっとにおいが気になって、、最近飲んでない・・・」
 
申し訳なさそうに言いました。
 
「ねぇ!!においってそりゃちょっとクセはあるけど、そんなこと気にしてる場合?!糖尿の数値だって飲まなくなったからまた上がっちゃったんでしょう!?食欲も外に出るのがおっくうなのも栄養が摂れてないからだよ!とにかくレバコールを毎日必ず飲んで!そしたらまたこないだみたいに元気に戻れるから!」
 
電話の最後にはなんとかレバコールを飲むように約束したのですが、なんか気乗りしない感じでした。
 
いや、若いころの母は、体にいいものとわかったらどんなにマズイものでも飲む人だったんです。わたしも子供のころ、梅生番茶(うめしょうばんちゃ。梅干しと生姜を番茶にといて飲む。体を温めるとか風邪予防だとかの効果があるそうです。)だの、カルシウム原液(塩素の味。臭激マズで嗚咽必至!!)だの、いろんなものにハマってました。カルシウム原液に比べたらレバコールなんて間違いなく美味しいの部類です、においが気になるくらいで飲まなくなる母ではない。きっと飲むことさえの気力さえ失ってしまったのだと思いました。この激変ぶりにレバコールの効果を再確認するとともにすぐには駆けつけられないけれどこのまま放置したらまずい状況のような気がして、
 
「パパにかわって!」
 
電話を父にかわってもらって、父もそうだけど母にも毎日必ずレバコールを飲ませて、散歩に誘い出してほしいと伝えました。 
 

認知症の症状

すると電話をかわった父から衝撃的な話をされてしまいました。
 
以前から物忘れがひどくなってきたような症状があったので認知症の検査にふたりで出向いたところ、付き添いだった父のほうが悪い結果が出てしまったらしく、ふたりで認知症進行抑制のお薬を処方され飲むことになった、ということは聞いていたのですが、衝撃的な話はそのあとの話なのですが、先日車でふたりででかけようとしたときに、後から来るはずの母がなかなか来ないので迎えに行ったら、玄関の外で立ち尽くしているのでどうしたのかと聞くと、
 
「カギのしめかたがわからないからしめてほしい」
 
と言ったのだそう。。
 
後日カギをしめるときに父が一緒にいて見ていたら、その時はちゃんとしめることができて、後からその日のことを話すと、母自身も「なぜあの時カギのしめかたがわからなかったのかわからない」と言うそうで、その症状はその1回キリではあったのですが、ショックで言葉を失いました。
 

フレイルとは

フレイルとは、英語で「Frailty(フレイルティ)」という「老衰」「虚弱」などを意味する言葉をもとに日本老年医学会により作られた言葉だそうです。「老衰」「虚弱」などの言葉はすでにそうなってしまった状態をイメージさせますが、「フレイル」という言葉には、早期発見、早期対処により元に戻るんだという予防の意味と、認知機能やうつなどの精神的症状や、貧困や独居など社会的な要素も込められていて、歳をとって筋力、認知機能、社会とのつながりなどの心身の活力が低下した状態のことを言うそうです。
多くの人が健康な状態からこのフレイルの状態に陥り、最終的に要介護状態になってしまうのだそう。
 
〇外出の機会が以前より減った
〇おいしいものが食べられなくなった
〇活動的ではなくなった
 
こんな症状が考えられる場合は、フレイルチェック(※)を受けて、その兆候を早期に発見して、日常生活を見直すなど早めに正しい対処をすると、進行を抑制し、健康な状態に戻ることができるのだそうです。高齢だからといって当然の老化現象だとあきらめる必要はないんですね!!
 
(※)フレイルチェック:都区市町村でフレイルチェックの機会を実施しているところもあったり、インターネットで「フレイルチェック」で検索するとチェックリストが見つかりますので、該当する項目数で親御さんやご親戚の高齢者の方の危険度を判断してみましょう!
 

フレイルの症状

フレイルの症状としては、
 
〇体重が減少する
〇疲れやすくなる
〇足腰の筋力が衰える
〇歩くスピードが遅くなる(!母のこの症状は網膜色素変性症により視野の中心が見えなくなったからだと思っていましたが、フレイルのほうの症状もあったのかもしれません!)
〇腰が曲がる
〇認知機能が衰える(!これ、母の症状にありました!)
 

フレイルに陥る原因

原因としては、栄養が充分に摂れなくなることが一番に挙げられるようです。
栄養が充分に摂れなくなる→免疫力、体力、筋力、骨量、認知機能、気力などの低下 を招くとのこと。
 
もうまさに!母の症状です。
 

フレイルの予防方法

〇栄養を充分に摂る
筋肉量の低下を抑えるため、肉・魚・大豆製品などでタンパク質を摂取、骨量を増やすため牛乳などの乳製品でカルシウムを摂取すること。オーラルフレイルという言葉もあるようですが、歯など口腔内の健康も食に直接影響するため、歯科検診などを定期的に受けることも必要。
 
〇運動をする
激しい運動やスポーツなどする必要はなく、いままでより少し意識して多めに歩くだけでもOK。1日5000歩程度を目安に少し汗ばむ程度の早足で歩ければ理想だそう。
 
会社に出入りする業者さんで80代のおじいさんがいらっしゃったのですが、年齢を聞くまでは大げさではなく60代くらいかなーと思っていたほどに見た目が本当に若いんです。髪の毛も量は多少薄くはあっても黒々として染めてはいないそうで、歩く速度も普通の若い人と同じくらいに速く、会話も若い人と普通にキャッチボールして冗談も同じテンポで言い合えるほどに頭の回転も速く、腰も曲がっていなければ肥満でも痩せすぎてもいない驚異的な健康おじいさんで、健康の秘訣を聞いたところ、毎日仕事で1日中歩いていること、毎週ボーリングをすること、嫌なことがあってもくよくよ考えないこと、と言っていました。くよくよ考えないのは性格的なことでフレイルとは関係ないかもしれませんが、1日中歩くこと、適度な運動(スポーツ)が健康と若さの秘訣であることのサンプルのような人でした!
 
〇社会参加をする
フレイルになる最初のきっかけは社会とのつながりを失うことということがわかってきたそうです。栄養や運動だけでは万全ではなく、社会とのつながりを持つことで心身面の様々な部分の弱まりを防ぐことができるのだそう。
 
母はこの点については父に連れられスポーツクラブに(お風呂に入りに)通ったり、同窓会などにも父同伴で積極的に参加していたようなのでまだよかったのかもしれません。
 
 
フレイルという言葉は知りませんでしたが、フレイルという症状に近い状態だった母にレバコールと散歩を勧めたのは偶然ながらよかったのかもしれません。あのまま症状を放置したら、認知症の症状の悪化もですが、体もどんどん弱って介護状態になってしまった可能性はあると思いました。
 
レバコールの記事はこちら ↓

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