正月家族でカニパーティしたい!北海道から取り寄せてほしいと母からの依頼!

 
去年に続き、母は正月用のおせちを作れなさそうなので、北海道からカニを取り寄せてみんなでカニパーティをしたいのだけれどどこかいいところないかな?と電話が来ました。

アタリ or ハズレの激しいカニ通販

数年前、ショップチャンネルのその日限定のお得商品ショップスターバリューで、産卵前だか脱皮前だか、とにかく身が詰まって美味しいと宣伝の毛ガニ8ハイを確か¥16,000という破格で実家に取り寄せたことがあったのですが、それがもう素晴らしく大当たりでその印象が残っていたのか、わたしを頼ってきました。
 
ちなみに母がカニに言わせれば「カニは絶対生きたものを買う!」のが一番美味しいそうなのですが、わたしが北海道に旅行したときに市場の方に教わったのは、
 
「生きたカニは新鮮というイメージがあるかもしれないけれど、獲ったその場で食べるならそりゃ間違いないけれど、ここから地方に配送するとすると獲ってから2~3日後のカニということになる、その間、飲まず食わずで生かされるカニはおのずとどんどん痩せていく、届いた頃には殻の中でスカスカの身になってしまうのはそういう理由。それよりも地方に送るのであれば、浜茹でがお勧め。浜茹では獲ったらすぐに最高に新鮮でおいしい瞬間に茹でて冷凍してしまうので、おいしさが落ちないまま食卓に届けることができる。」
 
ということでした。確かにそのお店で買ったものを実家に届けたところ、母の反応は上々!
 
「生ではないのに、こんなおいしいのは初めて!身もぎっしり詰まっているし、味噌がたくさんですごくおいしかった!」
 
早速、市場の方から習った浜茹でお勧めの理由を教えてあげました。
 
ところがわたしはあろうことかそのお店の名刺を失くしてしまっていました。。
 
ショップチャンネルもショップスターバリューでないとお安くはないし、いつもいつも買いたいときに買えるところではないので一応調べてみましたがやはりその時にはカニの取り扱いはありませんでした。
 
仕方なく、楽天で口コミ頼りに手配することにしました。口コミにもたまに悪い評価もあるので、アタリハズレがあるのだと思うのですが、家族全員あつまる正月のメーン料理、そして母の期待、初めて注文するショップ、プレッシャーが大きくわたしが弱音を吐くと、
 
「こないだパパとふたりでカニ食べたいねって取り寄せてみたんだけど、結構高かったのに細ーいカニが数本入っていただけで身もそれほど詰まってなくてがっかりだったからそこはやめたほうがいいわよね。。。お嫁さんにカニ取り寄せようかなってチラッと言ったら、わー!と喜んでいたので取り寄せてあげたいんだけど・・。特に約束をしたわけではないんだけどあんなに喜んでいたからきっと期待してると思うのよね。。」
 
はいはい、更なるプレッシャーをありがとう。わかりました。もう評価の高い口コミを信じてこのお店に賭けてみよう!
 

「海の幸なのにYAMATO」というショップで注文、正解でした!

頼んだのはこのお店でした。届いた品は身はぎっしり詰まっていて、みんな大満足でした、よかった!
 
わたしの勝手に持っている印象だとタラバ=食べごたえ、ズワイ=繊細でとろんとした甘い身、毛蟹=食べにくいけどミソも身も一番美味しい、なのですが、どれも選べず結局全部頼んで食べ比べをしました。
 
母が違うお店で先日頼んだのはズワイだったようです。ズワイは味は甘くて美味しいのですが、身が細いし、食べごたえとしてはちょっと物足りないところありますよね、タラバも頼んで正解でした。
 
父もタラバをほおばって「うん、これだ!カニっていったらこれくらい食べごたえがないと食べた気しないよな!久しぶりにカニ食べたー!って感じで満足だよ。」
 
甥っ子姪っ子もお嫁さんも弟も美味しそうにほおばっている様子を母は嬉しそうに笑って見ていました。
 

 

 

 
 

心配な母の食欲

昔は毛蟹を1パイ食べて、さらに人のミソまで狙うほどのカニ好きな母だったのでどれだけ食べてくれるかとわたしはひそかに期待していたのですが、食卓にこれでもかと並んだカニの足ほんの1本と、ミソをスプーンで1杯食べて「美味しい~♪」と言ったきり口にしたのはそれだけのようでした。食が、食がいくらなんでも細すぎる。。
 
ちょくちょくレバコール飲んでるかを確認すると「飲んでるよ」と言うのですが、あの食欲のなさ、元気のなさ、血色の悪さ、間違いなく絶対飲んでない。。前から言っていた右肩の痛みもさらに強くなってしまって、もうピクリとも上がらなくなってしまったらしく、なにをしたくても何もできないと何をする気力も失ってしまっているようでした。
 
もっとちょくちょく実家に顔を出して、いっそのこと泊まりこんだりして、目の前でレバコール飲ませたり、散歩に連れ出したりしながら楽しく過ごすなど母の元気を取り戻すため自ら動くべきだったのですが母のことは父に頼んだきり任せてしまっていました。まさに先日書いた「フレイル」という症状に陥ってしまっていたようです。この時は「フレイル」という言葉を知らず、高齢者でも食事や運動などの生活を見直せば元の元気な状態に戻ることができるということも知らず、年寄りだから仕方のないことかもしれないけれど、こないだみたいにレバコールをちゃんと飲んであれだけ顕著に元気を取り戻した時のようにもう一度なってほしいと願うだけでした。 
 
「フレイル」の記事はこちら↓

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