加藤レディスクリニック(KLC)で4回目の体外受精に挑戦中。初のドミノと初の新鮮胚盤胞の移植を終え、その足で実家でのクリスマス会に行きますが、あいにくわたしのいつも座る席がその日は特に窓からの冷気でとても寒く、
キンキンに体を冷やしてしまいました。旦那さんに対して怒りが爆発、最悪なクリスマスイブとなってしまいました。
D19 移植翌日のクリスマスは博多の水炊きで
まぁでも幸い、わたしも旦那さんも喧嘩しても翌日はケロッとしているたちなので、
「今日クリスマスだけど夕食どうする~?」みたいな感じでその日も始まり、以前から気になっていた駅近くの焼き鳥屋に行ってみることにしました。焼き鳥屋と言ってもちょっとしたお上品な小料理屋といった雰囲気のお店で、クリスマスっぽくはないけれど一応チキンつながりということで。
昨日散々、妊娠には寒さとか冷えが大敵なんだと旦那さんに訴えたせいか、座る席が寒くないか、俺の上着を膝にかけろだの配慮してくれています。なんか・・・なんか・・・さーせん(すみません)。
焼き鳥をひととおり食べて、メインとして大将おススメの博多の水炊きを注文してみました。大将が博多出身だとかで一応本場モンだから期待していいよ!ということで運ばれてきた鍋には、なみなみとご自慢のスープが。
なんだこの豚骨のように白濁したとろみのあるスープ!!
よく焼き鳥屋さんで〆に出てくる鳥スープですね、でもわたしのいただいたことのある鳥スープのどれよりももっと濃厚そうな見た目です。具を入れてもどこも透けていなく具が見えなくなるほどの白濁。
うひょー!コラーゲンもたっぷりで体も温まりそう ♪
鶏肉をがつがつかじりついてほおばって、鶏つくねはコリコリ軟骨が入っているようで歯ごたえも楽しくおいしい!野菜もお代わりをしてたっぷりいただき、〆は自慢のスープで雑炊を。昨日とは一転、体も芯から温まり判定待ちの食事としてはすごくよかったかと、これでもかと鶏をいただき大満足のクリスマスとなりました。
焼き鳥屋の大将の営業力に負け、予定外のおせちを予約
わたしたちの大満足な様子に大将がまた営業をかけてきます。おせちの用意はもうしたか?と。
おせちなんて過去に一度も準備したことなどなく、今年も当然考えてもいませんでしたが、大将の自信満々の強力すぎる押しを断り切れず、”3万円の価値のある1万円のおせち” の予約をする羽目に。
ふたりじゃ食べきれない量だというのでちょうどよかった、大晦日から元旦にかけてわたしの実家にいくことになっていたのでその時に持っていくことにしました。
早速母に電話。
「流れでこんなことになったのでおせちを持っていこうと思うんだけどもう準備しちゃった?」と聞くと、
「ほんとう??助かるーーー!!実は来てほしいと誘っておきながらご馳走やおせちの用意をする気力がなくって、どうしたものかと困っていたところだったの。本当なら用意してあげたかったのだけど・・・。おかげですごく気が楽になったわ、楽しみにしてるね、ほんとうにありがとう!」
母のおせち
母は昔からなによりも料理が好きで、趣味=料理で親戚や近所では有名なくらい、いつもいつも台所に立っている人でした。そしてわたしたちが遊びに行くと、こんなに大量の料理食べきれないよ!!と文句を言ってしまうくらいに用意してくれていて、わたしたちが食べる姿を嬉しそうに見ているのが当たり前だったのに、今回わたしたちが行くことが決まっているにも関わらず、そして大晦日&正月、という料理を披露するにはもってこいの大イベントだというのに、そんな母が料理を用意する気力がない・・・?
母のおせちはいつも豪華でした。わたしの狙いはローストビーフと有頭海老、黒豆と栗きんとん。そればっかり食べてしまうのでおせちに穴が開くといつも怒られたものです。でも穴があいてもすぐに冷蔵庫から補充してくれました。
子供のころからつい最近まで、わたしはおせち料理などにありがたみを感じることもなかったんです。おせちって冷めてるし、そんな別に、わーい!おせちだー!なんて飛びつくほどのものでもないじゃん、、、なんて思っていたのですが、まずおせちの料理にはそれぞれ意味があったんですね、縁起のいい具材で作られた料理で、また今年1年の家族の幸せや健康などを願ってそれをお正月にいただくという。
そして去年ほんのちょっとだけ準備のひとかけらをかじってみただけで思ったのですが、、これだけの品数の準備、こんなに大変だったんですね。。
いまや早ければ秋ぐらいからおせちの予約受付!などの文字を見るようになり、お値段は張りますがお手軽におせちのセットが買えるようになりましたが、母はそういうものには一切頼らず全部自分で作っていたので、数々の料理を作るために3日前くらいからコンロや鍋をフル活用、寒い真冬にもかかわらずたちこめる蒸気の中で汗をかきながら、あくせく作ってくれていた姿がいまでも思い出されます。
そんな毎年の、母が張り切って腕を振るうイベントなのに、今年は気力がないなんてどうしたんだろう・・・
「ママももうそんなに長くはないだろうから・・・」
先日の言葉が頭をよぎります。
やだやだ!考えるのやめよう。
でもよかった!思いがけず母の助けになれたみたいで、さっきまで迷惑に感じていた大将のおせち営業に感謝です!
移植後の体の様子
体の変化と言えば相変わらず胸が張っていて、その張りが強くなっている気がします。生理前にはいつも胸が張る兆候はあるのですが、なんかいつもよりも強いような、いつも通りと言えばいつも通りのような。。
あまり期待しちゃいけないとは思いつつ、クリスマスイブに移植した今回はサンタさんの力に少し期待してしまいます。
判定日は大晦日です。おせちとともにいいニュースを持って帰れたら・・・最高なんだけどな。
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