加藤レディスクリニック(KLC)で4回目の体外受精に挑戦中です。凍結保存されている胚盤胞の移植のつもりで今周期初めてD14に行きましたが、5階受付の方に「移植だけで採卵はなしですね?」と確認されたことで移植の周期に採卵もできるドミノ移植のことを知り、その場でドミノ移植の希望を伝えました。
D13 14:30採卵
いままではD14の採卵が多かったのですが、今回はクロミッドも飲んでいないので自然排卵をする前に確保するためと思われますが半日程度早めの採卵です。
たまたま旦那さんも休みの日だったのでまた一緒に来れました。結局最初に冷凍保存した精子は全然使っていないけど、まぁいつか使うかもしれない時のために取っておいてると思えばいいや。
無事、ひとつ卵子採れました!ちょっと早いから大丈夫か心配でしたが、とりあえず成熟していたようです。
午前中仕事して、午後採卵して、そのあと忘年会飲みに参加しました。こんなことができるのもKLCの採卵が体に負担のない採卵方法をしてくださるからこそですね~。
旦那さんの精子は、最近在庫整理をしていないようで運動率ダウン。
前回、在庫整理翌日の精子が運動率が70%ととてもよくて、ふたつの卵子の受精やその後の成長もよかったので、精子の運動率が影響するのではないかなと少し考えていたのでちょっと心配。
D14 14:00受精確認
受精反応出たそうです!やっぱり培養士さんの声が明るい。
今回は精子は運動率良くなかったので心配したけれどよかった!
卵子の方もクロミッドを飲んでいない自然にごく近いものだから、勝手に質もいいのではないかと期待。
D15 10:00分割確認
分割もOK!しつこいようですがやっぱり培養士さんの声が明るい。
この新鮮胚と、凍結保存されている凍結胚盤胞のどちらを移植するかは、D18の移植当日に決めるそうです。
D16 妙に胸が張ってきた
まだ移植もしてないし、生理前には早すぎるのに妙に胸が張ってきました。なんだろう。移植を前に脳が早めに反応してホルモンが先走っているのでしょうか?
(そんな事例はないと思いますが。)
D17 水場の掃除
お風呂やトイレや洗面やキッチンなど、水場をきれいにすることが女性機能にいい影響を及ぼすと、昔なにかの風水関連の本だかで読んだことがあって、移植を明日に控え急に掃除をしたくなりました。
掃除はとても嫌い、特に水場とかはちょっと目を離すとすぐ気持ち悪い状態になるので本当に嫌いです。
でもだからいけなかったのかもと思って意を決して始めました。
浴室を隅から隅まで、トイレも手で磨きました。と言っても当時の部屋は本当に古い建物で、それぞれのつくりも素材も抗菌コートとか水はけがいい浴室床素材とかそういうたぐいのものではなかったので、バスタブにねじがあったり、カビが生えやすい&掃除がしにくいつくりになっていたりで、頑張ってもピッカピカになるわけでもないことはわかっていたのですが、明日の移植がうまくいきますようにと願いを込めて、年末も近づいていたので大掃除の一環として頑張りました。
D18 9:00移植
KLCの説明会の時の最後の個別相談タイムの時に、わたしは当時副院長だった竹原先生の列に並んでいたのですが、その隣の列の先生が相談者の夫婦の奥さんに、
「そんなことよりまず痩せてください。そんな体で妊娠なんかできませんよ!」というお厳しい言葉を発せられていてビビってしまったことは以前別の記事で書きました。
KLCの説明会の記事はこちら ↓
その時の先生、その日は怖いと感じてしまったのですが、その後の診察で実は何度かお会いしていました。その日の印象が強烈だったので、診察室に入ってその先生が座っていた時には
げっ!!!余計な質問をするのはやめよう。どうしても聞かなきゃいけないことがない限り言われるままハイハイと返事して出てこよう。。
と思って臨んだのですが、いざ診察室でお会いしてみると、あの日ほどは怖くはなく、ちょっと警戒心が薄らいだころにぽろぽろと質問をしてみたのですが、口調はぶっきらぼうで笑顔もないのですが、内容的には丁寧に答えてくださって正直苦手意識はなくなっていました。
なーんとなく、あの先生だったらいいなー、と思っていたら、オペ室に入ったらビンゴ!
例のごとく背中を向けて背中を丸めて座っていらっしゃいましたが後ろ姿で分かりました。
あっという間に移植は終わってベッドで横になって待ちます。
移植した受精卵は
今周期ドミノで採卵した新鮮胚盤胞の方でした!
D13の午後14:30に採卵して、5日目の朝には胚盤胞になったらしく、なかなかないスピードだったそう!
それを聞いて嬉しくて涙が出ました。やっぱりクロミッド飲まないほうがいい卵子が採れるってことなんじゃないのかな?(←わたしの勝手な想像です。)
これでまた凍結胚盤胞の在庫がひとつ残っていることになる!ドミノ万歳!
サンタさんがプレゼントしてくれるかな
この移植の日はクリスマスイブでした。旦那さんの実家でみんなで集まってクリスマス会をする日だったのでその連絡もあって義理の姉に移植が終わったから今から帰る旨を連絡したら、
「おつかれさま!今日はクリスマスイブだからサンタさんがいい結果をプレゼントしてくれるかもね!」
というお返事をくれました。
そうか、そんなこともあるかもしれない!
最近封印気味だったけれど、ちょっと期待してみようかな。
イライライライラ・・・
実家でのみんなとの集まりが大好きな旦那さん。わたしは移植を終えて急がず走らず、でも最短で帰っているというのに、もうみんな集まってるのに今どこなんだ??的な連絡をガンガンよこします。
勝手に先に始めてくれてりゃいいでしょと半ギレ状態で返事するも、せっかくだから待つとみんなが言っているから早くしてとの返事。
イラ。イライライラ。。
なんか急ぐのも嫌になって、わざとゆっくり歩くことにしました。今回移植したのは胚盤胞。分割胚(初期胚)のように着床まで数日あるわけではないので、ここで急いで上下振動により着床に影響したらと想像したら(そんなことで影響しないのかもしれませんが)どちらを優先するべきかは明らか。急ぐのをやめました。
「ゆっくり帰るので先に始めていてください。」
と語調を変えて送ったらそこで連絡はストップ。わたしの怒りが伝わったな。よしよし。
やっと実家に着くと、ごめんね先に始めちゃってるよ~!とみんな。それはぜーんぜんいいのですが、いつも実家で集まる時のわたしの座る席は、暖房が当たらず、冷気がしんしん降りてくる窓に囲まれた角の席なのですが、その日もいつもの通りその席が用意されていました。
もちろん嫌がらせでその席を用意されているわけではありません、そんなに大勢で集まるとどうしても誰かが奥の方に詰めていく形になるし、中国料理の円卓ならそこは一番の上座です。子供の世話をするから、キッチンに出入りするから、トイレが近いから、いろんな理由でそれぞれの席が自然に決まっていき、わたしはそこの席に不満を持ったことは今まで一度もなく最初なんとも思わなかったのですが、座っているうちにしんしんしんしん・・・体が冷えてきました。。
いまならだいぶ図々しい嫁になっているので遠慮なく、ここ寒いからそっち行っていい?だの平気で言えると思いますが、当時はまだそんな雰囲気でもなく、隣には旦那さんが座っているので寒い事に気づいてくれたらいいのに、と思いましたが、そんな気が利く人ではない上にわたしみたいに冷え性でもないし、酒飲んで顔が紅潮した上機嫌な彼が寒さなど感じるはずもないのはわかるのですが、
「寒いし、早めに帰りたい。片づけを始めようよ。」と小声でささやいても、この場が楽しくて仕方がない旦那さんは聞こえないふりをしました。
仕方がないから感じ悪いかなと思いながらもひとりで空いた皿やコップやゴミなどを少しずつ片し始めましたが、旦那さんは手伝うそぶりもなし。片づけることが嫌とか言うよりも、その場の雰囲気を変えたくないからです。もしそこで旦那さんも手伝って、ふたりで片づけ始めたらちょっと目立つし、終わりの空気が強まってほかのみんなも片づけだして終わっちゃったら嫌だから。わたしひとりでやってる分には目立たないし、わたしも極力目立たないようにやったし。
ひととおり片づけられるものは片づけ終わって、再度旦那さんにささやきましたがまたもや聞こえないふりで飲み続けました。
最初にささやいてからすでに2時間経過、23時前になっており、わたしの手足はキンキンです。
24時前にようやく解散になったその時にはわたしは完全にブチ切れていました。実家を出るなり大喧嘩!クリスマスイブ&移植の日に大喧嘩です。
大切な日、事情を話してひとり断って部屋でゆっくりしていてもよかったのかもしれません。そんなに怒るくらいならそうすればよかったのに、そうしなかったわたしにも原因があるのですが、わたしの怒りは旦那さんへぶつけられ治まることもなく、移植した日の過ごし方としても、一年に一度のクリスマスイブとしても最悪な日となってしまいました。
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