加藤レディスクリニック（ＫＬＣ）にて３回目の体外受精も失敗に終わりました。ひとつ凍結胚盤胞が保存されていることもあるせいか、それともあまり期待していなかったせいなのか、もしくは３回目にして失敗に慣れたのか、今回は涙は出ませんでした。気持ちを新たに４回目に挑みます。
Ｄ１ 体も気持ちも気分もリセット、新たなスタート
判定日の２日後に次の周期の生理がきました。妊活期間に生理が来ることを「リセット」と呼ぶみたいですね。すごくぴったりくる言葉です。
体も気持ちも気分もリセット、さて次に行きましょう！そんな前向きなニュアンスも感じられます。
Ｄ３ ＫＬＣに行かなくていい～ ♪
今回は凍結胚盤胞の移植なのでクロミッドもらいにＤ３にいかなくていい～ ♪
これは周期のスタートがのんびりだし、１回でもあの混雑した場所に挑んでいく必要がないのは気分的にもすごく余裕が生まれる感じでなんかいいです。
Ｄ１２ 今周期初めてのＫＬＣ
５階受付で小さな紙片（問診票）を「凍結胚移植」に丸をして出した時、受付の人から、
「凍結胚の移植ですね、採卵はなしですね？」
と言われました。
「えっ？！採卵もできるんですか？」
実はここで初めてドミノ移植のことを知ったんです。そのあと診察室で先生に再度教えていただきましたが、
「あっ！採卵も！お願いします！」
とっさに決めてしまいました。
今周期はクロミッド飲んでいないし、これで採卵をするということは完全自然周期の採卵と同じことになる。
クロミッドのおかげでふたつ採卵できたりしたという実績はありながらも、なんとなく完全自然周期への印象がいいというか薬を使わない方法がいいような気がしていたので、また完全自然周期の採卵を試せることに価値を感じたためです。
あ、ドミノ移植の周期だから完全自然周期とは言わないと思いますが、クロミッドを使わない採卵という意味で言ってます。
カルテに「ドミノ」と書かれました。へぇ～ドミノって言うんだ。これもここで初めて知りました。
急に決めたクロミッドを使わない周期での採卵。今周期で保存されているたったひとつの凍結胚盤胞を使ってしまったらもう後がないという気持ちだったので、採卵もできるとなると今回ひとつ採卵できたらまた在庫がひとつ残ることになることがすごく嬉しかった。もし今回妊娠できたら第二子のためにひとつ残せることになるし。
診察にて
移植をする周期に採卵をしてしまって、卵胞液も吸い取ってしまうことが移植やホルモンに影響しないのかなど質問したりドミノ移植のことを教えていただいてドミノ移植決定。
ドミノ移植についての記事はこちら ↓
採卵は明日Ｄ１３の午後ということになりました。いつもはＤ１４での採卵なのに半日早いことになります。成熟は大丈夫かな？と思いましたが、クロミッドを飲んでいないからコントロールができないため自然排卵して逃してしまう前にちょっと早めでも採ってしまうということなのでしょう。未成熟でも培養液の中で成熟してくれるかもしれないし。
処置室にて
ここは記録がなくてうろ覚えの記憶なのですが、処置室でスプレキュアをした気がします。
いつも採卵がＤ１４のときにはＤ１２の夜～Ｄ１３になったばかりの真夜中（２３：００～２５：００の間とか）なのですが、今回は採卵が明日なのでいつものスプレキュアのタイミングは過ぎているので一刻も早く、という感じなのね、と思った記憶があります。
まだ家の冷蔵庫にあるスプレキュアは数回分残りがありましたが、「今日は持ってきていないですよね？」と確認され、持ってきていなかったのでまた新たに購入することになりました。
”急に使うこともあり得るのでスプレキュアは診察のたびに持ってきてください” と、どこかの説明書きに書いてあった気がしますが、こういうときのためなのですね～。
でも冷蔵しなくていいお薬なら持ち歩いてもそんなに負担ではありませんが、冷蔵しなきゃいけないとなると保冷バッグに保冷剤いれて、しかも会社帰りにＫＬＣ行く日なんかは会社にも持っていかなくてはならない、のは現実的に難しかったので仕方ないですね。。
これで妊娠できたらこのスプレキュアも冷蔵庫のスプレキュアも余っちゃってもったいないなぁと思いましたが、妊娠できたらそんなことなんかどうでもよくなるかもな、と思うことにしました。
前にもどこかで書きましたが、在庫をきっちり無駄なく使い切ることがとにかく好き、無駄にして捨てることがとにかく嫌いなんですぅ～。
人前で鼻にモノを突っ込むという動作をするのがちょっと抵抗がありましたが、スプレキュアのやり方が正しいかどうかも見てもらえるいいチャンスだとも思って、その処置室の方の目の前でやってみました。
スン！スンン！と鼻の奥に残ったスプレキュアも吸いきって、苦い味してきましたか～？と聞かれてＯＫ。
さて、採卵は明日の１４：３０だそうです。
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