子供がペンに興味を持つ時期、親は見ていてヒヤヒヤですよね。。外れたキャップを口にしたり、ペンを持ったまま走り出したり、ペン先を舐めたり・・・。そしてその時期が過ぎたと思うと今度はペンでなにかを書くことに興味が移行、用意した画用紙やノートなどには一切目もくれず、しばらくの間、床に敷いたフロアマットがターゲットになりました。そしてついに手を出してほしくない壁紙に・・・・
フロアマットはエタノールで簡単に
転んで頭を打っても衝撃が少ないようにと敷いた柔らかい素材のジョイント式フロアマット、最初これに自由自在に落書きしまくりました。ちなみにこれの前に別の、ちょっと固めで表面がぼこぼこしている滑らないタイプのマットを敷いていたのですが、この柔らかくてスルスル滑るタイプの方がよかったです!抱っこしたまま滑って移動できるし、ゴミをふき取りやすいし、寝ころんでも気持ちいいしで子供もこれを敷いたときはゴキゲンに腹ばいになってシュルシュル滑って遊んでいました、ノンホルムで床暖対応にもなっています。
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そしていろんな種類のペンの中でもノック式のボールペンがカチッとなるのがおもしろいらしく隠しても隠してもとにかくそれを見つけてきて、そしてこのつるつるのフロアマットへの書き味がとてもスムースで気に入ったらしく噓発見器の線みたいに左右に腕を動かしてシャーシャーやってました。
エタノールの消毒液がたまたまあったのでコットンやティッシュに含ませて拭いてみるといとも簡単に消えてくれて、しかもこのフロアマットはジョイント式で替えはまだ残っているし、最終的に子供が転ばなくなったころにはがして卒業する予定のものなのでそんなに神経質になるのをやめて自由にやらせることにしました。
真っ白い壁紙にターゲット移行
いままできづかないでよ~きづかないでよ~とヒヤヒヤしていたのですがその日はやっぱりやってきました。ふと手に持ったボールペンを壁に向かってガリガリガリー!
ぼこぼこした壁紙なのでその手に伝わる振動もおもしろいらしく、フロアマットはすっかり卒業してもっぱら壁紙に向かっていくようになってしまいました。
最初やられた時は大変ショックでしたが、やられたところを見ると、細い線で顔を近づけないと気付かない程度の線だったので、あ、ボールペンはこの壁紙にはあまりくっきり書けないんだなと思って気を許してしまっていたのですが、強く書けば濃く書けることをそのあとすぐに悟ったようで、そしてその線の本数も増え、いつのまにか顔を近づけなくても遠目からはっきりわかるほどに赤青黒の線が見えるようになってしまいました。
対策として、まったく書けないように透明なシートを貼ってしまおうかと考えてましたが、わたしとしては子供が小さいうちに知らないことに興味を持ったことをダメダメと制限してしまうと、うっぷんも溜まるだろうし、いつかやってやろうと目を盗んでやるようになっても困るので、とにかく思う存分やらせて、そして飽きさせる方針を基本にしているつもりで、よってじゃあ!と画用紙を壁に貼ってみましたがすぐに画用紙自体を剥がされてしまい、では同じような壁紙を上からもう一枚子供の背丈の高さまで貼ろうかとホームセンターやネットなどで探したりしていたのですが、そもそもフロアーカーペットみたいにエタノールで消えると思い込んでいたわたしはそれほど警戒せずにいて、そしてある日ちょっと消してみようとエタノールで拭いてみたところ、
全然消えなーい!!!
薄くなるでもにじむでもなくまったく消える気配がありません。。うそ、、なめてた。。
試したこと
〇クレンザー
〇歯磨き粉
〇重曹
〇塩素系漂白剤
〇激落ちくん
どれも全然落ちません。しかもあれやこれやと試したせいでインクが少しにじんで被害が「線」ではなく薄い「面」になってしまい被害拡大。。(もともと書かれた落書きの線はくっきり残ったまま)
答えは「GANGYボールペン用インキ消!」
答えはGANGY。楽天などで「ガンジー」と検索すれば出てきます。これのボールペン用を買いました。
GANGY ボールペン用 インキ消 NO.800
FLUID ERASER FOR BOLLPOINT PEN INK
KAZUKI HIGH-POLYMER Co.,ltd.
MADE IN JAPAN
と書かれています。
【GANGY インキ消 ボールペン用 No.800】ボールペン用の消去液※DM便不可[KAZUKI]
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ボールペンのインクを化学変化で消す液体のようで、2本の液体の入った白と青のキャップの小瓶が入っています。消す方法としては1の白液を消したい箇所に塗った上に2の青液を重ねて塗ると、ぷわぁん・・・と消えてくれました!
溶けてにじんでその液体の中にインクが泳ぐとかではなく、黒いボールペンのインクが透明に変化してしまうようです。
わたしは壁紙用として探しましたが、そもそもこれ、紙に書いた文字を消すためのもののようですね、やってみたら紙もそれほどよれよれすることもなくきれいに消えました!
このGANGYの存在を知っていたら・・・履歴書とか契約書とか封筒とか、書き損じて変に上書きしてごまかしたり最初から書き直したりしなくてもよかったんですね~。
ちなみに2の青液を塗った途端にすっと文字が消えてくれるので、2の青液だけで多少消えてくれたりするんじゃないの?と思ったのですが、2の青液をどんなに広く塗っても1の白液を塗った部分しか消えてくれないです。そしてだったら最初から混ざっててくれればと思ったのですが、有毒ガスが発生するためふたつの液は絶対に混ぜ合わせてはいけないそうです。長時間使用するときは換気を良くして行うようにと書かれています。
参考までに1の白液はカルキの効いた水のような匂い、2の青液はちょっと揮発性を感じるイボコロリみたいな匂い(イボコロリの匂いを知っている人が少ないか・・・。)、そしてふたつがまじりあった匂いだと思うのですが作業中に塩素みたいな匂いが漂いました。(吸っちゃいけないものだと思うので真似をしないでください!)
1の白液はキャップに細いガラス棒がついていてまさにイボコロリ!(←だからわかってくれる人少ないって!)それで棒に伝わり落ちる液体で消したい箇所をちょんちょんと触る感じ、2の青液はマニキュアみたいに細い刷毛がついていてなぞる感じです。
紙に書かれた文字を消すためのものだからこんなに華奢なガラス棒や細い刷毛なんでしょうね、壁紙用に幅の広い刷毛仕様のものを発売してほしいです(作業の時は窓開放&マスク必須だと思いますが)、この地道な作業、隙間時間にちょこちょこやっていたら何日かかることやら・・・ですが、でもなにやっても消えなかったボールペンがこんなにきれいに消えてくれるだけ感謝です!
あ、でも、壁紙に傷がついてその中にボールペンのインクが入り込んでしまっているような箇所や、なぜか赤インクの部分はにじんでしまって1~2度やったくらいでは消えませんでしたので、引き続き繰り返しやってみます。
色によってインクに含まれる物質が違うんですかね、でもなんとなくそんな気がします。まったく同じ3色ボールペンで買ってから数年経った古いものが数本あるのですが、どれもこれもインクが残っているのに赤色だけ書けなくなってしまっているんですよね。インクがかたく乾燥してしまったかのように先のボールの部分がまったく回転せず。青と黒は最初かたいけどどれも書けました。壁紙も青と黒は消えますが赤だけが消えない。いま同じペンの赤インクを紙で試してみたところきれいに消えるので、うちの壁紙の赤が消えないのは書かれてから時間が経ってしまっているせいかもしれません。とりあえずやられたらすぐに対処する必要があるようです!
他にももしかしたら家にある別のもので消せる方法があるかもしれませんが、多分ですがこのGANGYを買っちゃった方が早いです。ちょっと消えてきたとか薄くなってきたとかいう消え方じゃないですからね、その場でインクが透明になってくれる感じで、壁紙のボールペンの落書きを消す方法=答えはGANGY!と言っていいと思います!
ボールペンから興味がそれてくれた代替GOODS!
もしかしたらたまたま子供が壁への落書きに飽きるタイミングだったのかもしれませんが、これを買って与えたとたんにボールペンを見てもスルーするようになりました。
みなさまご存知の、裏に砂鉄が入っているアレです。書くだけではなく一気に消せるのも楽しいみたいですね。ペンの形も三角形になっていて正しいペンの持ち方も学べるような工夫がされています。また三角と丸とアンパンマンの顔のスタンプやアンパンマンのイラストが上手にかけるキャラクターシートもついていて、対象年齢1.5歳以上だそうですが、当時1歳7か月だったうちの子もキャラクターシート以外はすぐに使いこなして楽しんでいました。
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おえかきは発想力や独創力を育てます
子供用品売り場で¥3780くらいだったのですが、わたしは楽天で¥3,100(送料込み)でゲット!
これに夢中になってくれている間に壁紙の落書きを地道にGANGYで消していきたいと思います。
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