高齢妊娠ながらもここまで順調だったはずの妊婦生活、妊娠8ヶ月に入ったころのある日の妊婦健診で「あれ??何か食べました??」と先生からなにやら驚いた様子で言われました。まぁいつも通り食事をしてから来ましたが、一体なんのことなのでしょう?
尿糖が+++
母子手帳の妊婦健診のページに、週数や体重などを書き込むページがあって、「浮腫」「淡白」「尿糖」のチェック項目があります。ここはいままでずっとすべて「-」でクリアしてきたのですが、急になぜか尿糖が+++になっていました。
先生の質問の意味は、この高い尿糖の値の原因は検査前に甘いものを大量に食べてきたのか?という意味だったようで、今までとは特に変わったことのない食事を摂ってきたので特に心当たりありませんと答えたところ、
「もし次回も糖が出ていたら念のために妊娠糖尿病かどうかの検査をしましょうか。まぁ大丈夫だと思うんですけどね。検査して問題なかったということになると思いますが、念のためブドウ糖負荷テストをしましょう。」
と言われました。
「まぁ大丈夫だと思うんですけどね」の意味は、こうして1~2回尿に糖が出ても、負荷テストを受けてみると大丈夫だったという結果になる妊婦さんがほとんどのことらしいためだそうなのですが、わたしはなんとなく「大丈夫じゃないかも・・・」と心の中でチラッと思いました。
昔から時々血糖値が下がった時なのか手が震える自覚症状があった
もともと母方のほうが糖尿病で長い間薬を飲んでいる該当者が複数おり、糖尿病は遺伝が認められているため自分も可能性があるとは以前から思っていたことと、若いころから時々血糖値が下がった時なのか、手に力が入らなくなりブルブルと震える症状がでる時があり、そういう時は無意識に体が甘いものを欲しているのがわかったためチョコレートなどをバクバクバクー!と補給して震えの症状を抑えるということが時々ありました。
「糖が切れたっぽい!手が震える!甘いもの甘いもの!!ってまるで糖尿病みたい!」
健康診断でも一度も指摘されたこともなかったため、こんな風に笑いとしてネタにしていたくらい軽視していたのですが、もしかしてやっぱり糖尿病の気があるのか・・・?と頭をよぎったためです。
ブドウ糖負荷テスト
やっぱり次の週の妊婦健診でも尿糖がまた+++になってしまい、やはりブドウ糖負荷テストを受けておきましょうと言われてしまいました。
ブドウ糖負荷テストとはこんな感じで行います。
〇1回目採血 (例 8:00AM)
負荷をかける前(食前)の血糖値を測ります。朝なにも食べず飲まずで病院へ行き採血をします。
〇負荷=ブドウ糖=甘い炭酸飲料を飲む(例 8:10AM)
1回目の採血の直後に冷たく冷やされたちょっと甘さが強めのサイダーのような炭酸飲料を飲むように言われます。
すきっぱらにじわじわじわ~と染み渡る糖分、めちゃくちゃ美味しくてなんて楽しい検査なのでしょう?と楽しくなってしまいます。
そこから正確に1時間後にまた処置室へ戻るように言われます。
〇 待合室で1時間の時間つぶし
あまり動き回らないでじっと待っているように言われました。運動すると糖分を消費してしまうので純粋に膵臓から分泌されるインシュリンがこの大量に与えられたブドウ糖を正常に分解できるのかが正確に調べられなくなってしまうためです。
隙間時間にはちょこちょこ資格取得の試験の勉強をしていたころだったのでちょうどいい時間つぶしができました。
〇2回目採血(例 9:10AM)
ブドウ糖を飲んでからちょうど1時間後にどれくらい糖分が分解されているか血糖値を測るための採血です。
正常な人だとここではあがっても血糖値120程度なのだそう。
さっきとは別の腕でと最初言われたのですがわたしは右腕が血管が見えないため何度かトライして結局さっきと同じ左腕の違う場所から採血することになりました。
その後また1時間、静かに勉強して時間をつぶします。
〇3回目採血(例 10:10AM)
ブドウ糖を飲んでからちょうど2時間後にどれくらい糖分が分解されているか血糖値を測るための採血です。
正常な人だとここで100程度、またはそれ以下に下がっているのだそうです。
〇内科で診察、結果発表(例 11:00)
妊婦健診はアルテミスウィメンズホスピタルの産科に通っていましたが、妊娠糖尿病だった場合は同病院内の内科で管理されるらしく便利でした。もちろん他の病院の内科で管理してもらってもいいそうですが、会計も一緒にできるしあちこち回らなくて済むのでわたしはアルテミスウィメンズホスピタルでないかも受診しました。
もし産科の予約の時間とかぶったりしたらその時間を考慮して順番を早めてもらえたり、逆に産科が終わる時間を見計らってくれたりとかその点でも同じ病院で複数の科が時間を調整してくださるのがとても助かりました。
今はいらっしゃらないようですが当時内科では人気があった女性の先生を指名してみました。産科の先生たちとはまったく違う雰囲気の、アイドルみたいな可愛らしさを持つ先生で、診察室からは明るい声が漏れ出て聞こえてきます。
わたしの番が来て、そんな感じのトーンで受け入れられるのかと思っていたらあれー?
随分沈んだ声で
「みーおーさーん。。残念っ!妊娠糖尿病との診断出ちゃいましたー。。大体の妊婦さんは尿に糖が多少出てもこの検査ではクリアするんですが残念ながらみおさんは負荷前は78と低いんだけど1時間後の血糖値が181、、2時間後も164、、でした。判断基準値は180と150。だからみおさんは1時間後も2時間後も両方オーバーで・・・アウトね。。」
想像はしていたけど、、やっぱりね。。。
「妊娠糖尿病」と「糖尿病」
妊娠を機に血糖値が高くなったり、妊娠した後に初めて血糖値が高いことが判明した場合、「妊娠糖尿病」と診断されるそうです。
わたしの場合はこれまで会社の健康診断でも一度も血糖値が高いという指摘は受けたことがなかったため、その旨の自己申告により「妊娠糖尿病」と診断されました。
でも思ったんですが、会社の健康診断って前日の20時以降当日の昼くらいまで食事摂らずに超空腹で受けますよね、わたしは負荷前(食事前)は78と低いので常にひっかかるはずがないんですよね。。もし食後に検査を受ける機会があったらもしかしたら妊娠前も食後は血糖値が高かったのかもしれないなと思いました。
となると妊娠糖尿病ではなくもともと糖尿病だったってことかと質問してみたところ、糖尿病の人は負荷前(食前)の値もすでに120とかって高いのだそうです。わたしの場合とりあえず正常な人と同じ程度にそこは低いし、そもそももしそうであれば妊娠初期の血液検査でもひっかかっていたはず、それは食事制限なしで検査しているものなので、そこは問題なくてここで初めて尿糖や血液検査でひっかかったということは「妊娠糖尿病」と判断され、こういう状況では「もともと糖尿病だった」とは診断されませんと言われました。
ただ、おおかた胎盤が排出された産後には卒業できるとされる妊娠糖尿病ですが、妊娠糖尿病だった妊婦さんは将来的に糖尿病になってしまう可能性が高いのだそう。わたしの場合は家系に糖尿病があるし、自覚症状もなんとなくあったこともあり、要素は充分、糖尿病になる確率は高いと思われるので産後も食事の摂り方に注意と警戒はしておいた方がいいとのことでした。
妊娠糖尿病になるとどうなる?
母体、赤ちゃんともにリスクが高まるそうです。どんなリスクかというと、
〇流産・早産
〇妊娠高血圧症候群
〇胎児発育不全、または巨大児
〇胎児機能不全
〇子宮内胎児死亡(IUFD)
わたしは通院中に上の4つについては言われましたが最後の子宮内胎児死亡(NIPT)については言われなかった気がします。
なのでそこまで怖いリスクとはとらえておらず泣き言を言ったりしたこともありましたが、先日ドラマ『コウノドリ』で子宮内胎児死亡(IUFD)がとりあげられ、その記事を書いたときに初めて妊娠糖尿病が子宮内胎児死亡(NIPT)にも影響することを知り今更ながら恐ろしくなりました。なんとか乗り越えることができて本当に良かったです。。
子宮内胎児死亡(IUFD)について書いた記事はこちら↓
妊娠糖尿病の原因
肥満、高齢、遺伝などの要素のほかに、どの妊婦さんにも起こる原因があります。
妊娠すると胎盤から血糖値をあげる原因となるホルモンが分泌されるらしく、ここで正常な妊婦さんであればその上がった血糖値に太刀打ちするに必要な多くのインスリンを膵臓が頑張って分泌してくれるのですが、ここで膵臓が充分なインスリンを分泌できない体質の妊婦さんだと妊娠中期以降、このあがった血糖値を下げきれず体が高血糖の状態になってしまうのだそうです。
どうりでわたしも8ヶ月になって急に尿に糖が出たわけですね。
ちなみに、それ以来妊婦健診での尿検査にハラハラするようになり意識して観察していたせいか、トイレで採尿するときに思ったんですがおしっこが甘い匂いがすることに気がつきました。
さらに、採尿の際にたまに手に少量つくことがあったとき、ふき取った渇き際にそれがべたつくことにも気づきました。
そしてそう言えばこれは妊娠前からなのですが、汗をかいた日などによく、脱いだブラの胸の谷間の部分の布がジャムのような匂いがするな~ってずっと思っていたんですよね。
さすがにその検尿コップの尿をテイスティングする勇気はありませんでしたが、当たり前のことかもしれませんが、体から出た汗や尿が物理的に糖が含まれている、つまり甘いってことなんだ!と思い知りました。
妊娠糖尿病の治療
負荷前、つまり甘い炭酸飲料を飲む前の血糖値が100以上とか、ここがすでに高い場合は常に体が血糖値高い状態というわけなのでインスリン注射も検討しなくてはなりませんが、わたしの場合は78と正常の人と同レベルに低いため、とりあえず食事療法でまずは乗り切れるよう頑張ってみましょうとのことでした。
ちなみに普通の糖尿病だと、
1.食事療法
2.薬服用
3.インスリン注射
の順を追って症状の度合いで治療がなされるそうですが、妊娠糖尿病の場合は、
1.食事療法
2.インスリン注射
なのだそうです。
わたしの母はまぁまぁ重めの糖尿病で薬を内服していましたが、母の兄である伯父はもっとずっと程度が重くてインスリン注射をしていましたので、インスリン注射をお腹に刺して血糖値を管理すると聞くと随分重度の糖尿病という印象があったのですが、妊娠中については話は別で、この内服する薬は胎盤を通して赤ちゃんへ流れてしまうらしく、対してインスリン注射は胎盤を通っていかないため妊娠中である場合は食事療法の次の手は内服薬ではなくインスリン注射となるんですって。
診断を受けてしばらくは食事療法での糖質コントロールの要領がわからなくて、ただ食べ物を減らすという方法で妊婦なのにげっそり痩せてしまったり、ずっと我慢していた甘いものや炭水化物、特に小麦粉を焼いたクッキーやパンなどが食べたくて仕方がなくなり軽く狂いそうになった時、「インスリン注射を使えば食べたいものを自由に食べられるんですか?!」と先生に泣きついたことがありました。
先生の答えは、
「そういう妊婦さんもいますよ。もう甘いものを食べたいストレスでどうにかなってしまうようだということで、あと程度もみおさんよりもう少し重かったってこともあり仕方なくインスリン注射に変えていまはもうショートケーキだのチョコレートだの思う存分食べていますよ。」
「え!だったらわたしも・・・、、つか、だったら最初から食事療法する意味はなんなんですか??」と聞いたところ、
「妊娠糖尿病で食事療法では乗り切れずにインスリン注射に頼ってしまった場合は、産後糖尿病になる確率がさらにぐっと上がります。そしてその先の長い人生ずっと薬に頼っていくことになります。食事療法で乗り切れた場合はそれを避けられる可能性が大いにあるということです。」
な・・・る・・・ほど。。我慢して頑張る意味は確かにあるんですね。。
頭に浮かんでいたショートケーキやクッキー、サブレ、天丼かつ丼親子丼たちがふわふわふわ~っと消えていきました。
「頑張りましょうよ!!あとたった1ヶ月よ!赤ちゃんのため!みおさんの将来のため!あと1か月したら少なくとも赤ちゃんへの影響はなくなるわけだから!ねっ!?」
こんな感じで励まされ、かつその頃からようやく糖質コントロールの要領もつかめてきてなんとかインスリン注射に頼らず乗り切れたのでした。
糖質コントロールの要領
ちょうどこのころ、特徴あるCMで一躍注目されたライザップの糖質コントロールの食事指導をテレビで観る機会もあったり、毎日の自己検査で血糖値のUPDOWNの傾向がわかってきて妊娠9ヶ月くらいにしてようやく要領がつかめてきました。
気にすべきはカロリーではなくどこにでも潜む【糖質or炭水化物量】
思春期から太ることを気にして食べるお菓子のカロリーの数値などは気にするようにしていましたが、糖質コントロールのために気にすべきはカロリーよりも糖質量ということに最初戸惑いました。
例えばプレーンヨーグルトだと、普通のと低脂肪もしくは脂肪分ゼロとかが並んでいたら、健康のためには後者を選んだ方がいいのかなとなんとなく思いがちですが(わたしはそうは思ってもあの低脂肪とかのあっさりしすぎた味がどうも損した気持ちになるので昔からよりコクのある普通のタイプのほうを選んでしまっていたのですが)よくよく見てみると、確かにカロリーは低脂肪もしくは脂肪分ゼロのほうが低いのですが糖質(or炭水化物の数値)についてはなんと低脂肪タイプよりも普通の味の濃い方が低かったりするんです。意外ですよね。
また、砂糖がダメならはちみつにしたら?とか、甘いものが食べたいならフルーツで我慢したら?と友人にも言われたのですが、はちみつも砂糖よりは栄養もあってコクもあって体にはよさそうだけど糖質はたっぷりあるし、フルーツもビタミンもたっぷりだしお菓子を食べるよりいいように思えても実際はしっかり糖質が多くNGなものだらけです。
ダイエットや健康志向の高い人でもこういう会話で頭がハテナ??となっている様子が見て取れて、だよね、わかるわかる、と思いました。まずここは最初ピンと来ない人が多いところだと思います。
実際どんなものを食べれば血糖値あがらない?
肉汁したたるサーロインステーキとさっぱりしたそうめん、さてどっち?と言われたら健康や体重のためには脂分のないそうめんかなと思いきや、糖質コントロールでは肉汁したたるサーロインステーキが正解だったりとかで、毎日えー?えー?でした。
そして今まで好きな食事といえば、丼ものや寿司、うどん、蕎麦、スパゲティ、チャーハン、五目焼きそばなどどれも炭水化物のかたまりで、どれだけ炭水化物に頼ってきたかを思い知りました。なのでこれを避けろと言われたら一体なにを食べていいのかさっぱりわからずとにかく少量で抑えるしかできなかったのですが、そんなときに出会った救世主といえば、
〇おでん!!
なんとおでん、いくら食べても血糖値はほとんどあがりません♪♪
確かにほとんどのネタが炭水化物がほとんど含まれていない! なるほどーこういうことか!
久しぶりに満腹感&血糖値低い検査結果を楽しむとともに、どこのコンビニにもおでんのある季節でよかったと心から思いました。
〇それと当時ハマっていた肉食べ放題の火鍋やシュラスコ料理。どちらも次々運ばれてくるのは肉、肉、肉!そもそもサラダバーにあるご飯ものでお腹いっぱいにせずに、とにかく肉を食べないと元が取れませんので、サラダバーから取るのはロメインレタスだけにして、とにかく肉でお腹いっぱいにしました。
〇あとは、マクドナルドの今はなきダブルクォーターパウンダーチーズ、もう肉肉しいお味で最高においしい。妊娠中にマクドナルドはどうかなとは思いましたがファストフードを欲してしまった時の困った時のダブルクォーターパウンダーチーズのバンズ上下どっちか残しでした。(バンズは全部食べるとアウト。上か下のどっちか残すくらいでなんとかセーフ。)
〇あとは食前に大量の生野菜サラダを食べること。先に摂ることで食物繊維が糖分の吸収に栓をしてくれるようなイメージらしいです。
ただこれはほんと実際やろうと思うと難しいんですよね。少し食べたくらいじゃ効果が薄いので、いろいろな種類をたくさん用意しないといけないのですが、数種類の葉野菜を大量に常備するのもかさばるし長持ちしないし、生野菜は体を冷やすから冬は寒いし、なにより面倒。。
〇なにも用意できない時は罪ほろぼしに野菜ジュースを飲むようにしていましたが、ジュースは食物繊維は取れるかもしれないけど加熱処理されていて酵素がなくなっているのでできれば生野菜をと栄養指導で言われました。
〇あとは青汁を飲んでみたり。甘いものでなければいいかも・・・?と栄養士さん言ってましたがでも首傾げてました。生野菜に勝るものはなしなんでしょう。
〇あとは食後30分以内に運動(ただ移動のために15分くらい歩いただけ)することで、がっつりした丼物でも血糖値クリアーできたこともありました。洗濯物を干したり片づけをしたりなどの家事だとクリアーするほどは消費されませんでした。やっぱり身重の体で歩くのって結構運動量あるんですね。
風邪を引くと膵臓からのインスリン分泌量がさらに減る
糖質コントロールを始めてすぐのころ、食事を減らすしか方法がわからずげっそりしてしまったせいもあるのか、友人からうつった風邪が自力で治せず気管支炎にまでなってしまったことがありました。
期間も2週間にわたってしまい、ここまで来たら薬を飲まないとということでやむを得ず風邪薬を飲んでようやく治りましたが、その2~3週間の間、いままでクリアしていたはずの量の炭水化物やわずかなフルーツだけでも血糖値アウトになるようになってしまいました。
おでんもさすがに飽きてきて、本当に脳が体が糖分を欲するので泣きながら小ぶりの柿の1/8とかってほんのわずかな量を口にするだけに抑えて我慢しても、そのあとの血糖値の機械が高い数値を示すとガクーッ。。。もう心底ゲンナリだったのですが、内科診察の際にそれを涙ながらにぼやいてみたら、
「あっ、風邪ひいたらどうしても膵臓の働きもさらに弱くなるので血糖値あがりやすいですよ♪」
って明るく言われました。
えーーーー!!!早く言ってよぉぉぉ(T~T)。。
それ教わってればここまで厳しいのも風邪の間だけなんだと気を強く持てたのに、それを知らなかったがためにその2週間、てっきり妊娠週数が進むにつれ症状が重くなるのかと思ってしまったりして結構精神的に参ってたのに。。
確かに風邪が治った後はもとの程度に炭水化物や柿を食べても大丈夫なくらいに戻りました!
血糖値検査のための針を刺す位置
指先を刺すようにと習うのですが、指先って結構普通に怖いし痛いんですよね。。
わたしは指のささくれを見つけると意地で剥き切ってしまうのでよく指先からチロッと血が出てることがあるので、指をさすのは怖いからそれでもいいですか?と聞いてみたところ、傷口だと雑菌もついているかもしれないし、古い血が混じってしまったりすると正確に測れないからダメとのことで、これを毎食後にやるのが不安で仕方なかったのですが、早くも2回目の測定の際にいい場所を見つけました。
親指の横側です。
あ、でもこれはわたしがよくささくれ向いたり指の皮をむいてしまうために皮膚が強化されて厚くなっているからで他の方の参考にはならないのかもしれませんが、ちょっと指の皮が固い部分でやってみたらゼーンゼン痛くなく検査することができました。
習った通り指先でなくても、ちょっと皮が厚い部分があったら試してみてください!
現在も膵臓温存のために糖質コントロールを意識
妊娠中はとにかくこの糖質コントロールとの闘いが辛くて大変でしたが、妊娠したことで糖尿病予備軍だったことが発覚してよかったと思っています。
この機会がなければわたしはずっと血糖値が下がって手が震えたときにチョコレートなどをガツガツガツー!っと食べる方法で震えを回避していたでしょうし、それは糖尿病の知識を少し得た今考えるととてもやってはいけない方法です。
下がり切ったところに高糖質なものを一気に与えて血糖値をあげてしまうとその瞬間、膵臓を酷使することになります、また空腹に丼もの、スパゲティ、うどんなどほとんど炭水化物だけで1食を済ませることが多かったので、それを知らずにあのままその食生活を続けていたらとても早い段階で本物の糖尿病になってしまっていたことでしょう。
妊娠中の糖質コントロールはお腹の赤ちゃんへの影響があるため「もうやーめた!」というわけにはいかずわたしにとってはスパルタでしたが、長生きすることができたときのために糖尿病が発症するのを1年でも遅らせるためこれからも糖質コントロールを意識して少しでも膵臓を温存したいと思います。
コメントを残す