【40代KLC通院ブログ】不妊治療(体外受精)のドミノ移植とは?着床に影響は?

 
KLC(加藤レディスクリニック)の先生に、卵子凍結(未受精卵凍結)や受精卵凍結について質問して、卵子凍結(未受精卵凍結)はKLCではできないとわかりましたが、受精卵凍結についてのKLCの方針を伺ったときの『ドミノ移植』という言葉について教えていただいた内容をご紹介したいと思います。またこのあたりに関して今頃になってモヤモヤしてしまっているわたしの気持ちについても書きたいと思います。

ドミノ移植とは?

一般的にドミノ移植と言うと、例えばある患者Aが肺に問題があって、ドナー提供者から心肺とも移植受けたとして、でもこの患者Aはもともと心臓には問題がないので、このAの心臓はまた別の心臓病患者Cに提供される、といった、その名の通りドミノ倒しのように複数の人の臓器を複数の患者へ無駄なく活用するということだそうですが、
 
KLCで使われていた『ドミノ移植』という言葉は、凍結した受精卵を持ちながら、移植の周期にもさらに採卵をすることだそうです。
 
例えばわたしの先日(8月)採卵した卵子が受精できていたとします。でも私にはその時、子宮内膜にポリープがあってその周期には移植ができませんでした。よってその受精卵は凍結保存となります。
 
そして1周期あけて次の次の周期(10月)に移植をしようとするときに、移植は受精卵の成長日数に合わせて採卵の数日後(※)に行われますので、その周期の卵子はなにもなされないまま排卵となるため無駄になってしまいます。
(ちなみにこの卵子を無駄にしたくないからと、勝手にタイミングを取ることは禁止されています。多胎妊娠のリスクを避けるため。)
 
この無駄になってしまう卵子について、移植をすると決まっている月に関してのみ採卵もOKということなんだそう。
 
もし、この移植の月の10月の採卵でまた1個採れたとして(移植の周期はクロミフェンを飲まないのでおそらく取れても1個)、それがまた受精したとしたら受精卵は計2つ、10月にひとつ移植すると(通常は古い方から)、残りは1つ、ということになります。
 
そしてこの移植でもし妊娠、出産が果たせたとしたら、残りの凍結保存した受精卵はその後、第二子が欲しいとなる時まで何年でも保存はOKだよということです。(もちろん保存期間は費用かかります。)
 
もし8月に2つの受精卵が凍結できていたとしたら、基本的にKLCは溜め置き反対派なので、おそらく10月の周期でドミノを申し出ても、2つあるのだから今回はドミノをせずにまずそちらを使いましょうと言われるでしょう。
 
でも・・・これは本当に超個人的な意見なのですが、もしそういわれても、どうしても移植の月の卵子を無駄にしたくない、(ドミノで)採卵もしたい!と強く申し出れば先生によってはOKでる気がします。なんとなくですが、ここの断り方が弱い印象があるのです。
 
私はふたつ凍結できていたことが一度もなかったので実際この条件でドミノを申し出たことはないのですが、例として何回か複数の先生と話した時、どの先生もそこの部分について「凍結卵2個以上あるならドミノはダメ!」というはっきりした言い方ではなかった気がするんですよね。
 
でもこれはもしかしたらわたしの年齢を考慮してのことだったのかもしれないし、その後方針も変わっているかもしれないので自信持っては言えないのですが、もし希望される方は一応ダメ元で言ってみる価値はあると思います。
 

ドミノ移植(移植周期の採卵)は着床に影響しないの?

排卵の時に卵胞から卵子とともに卵胞液が放出されますが、私はこの卵胞液も黄体ホルモンを分泌させるために必要なものとどこかで見た記憶があったんですよね、だから採卵してしまった場合は卵胞液は吸い取られてしまって体内には残らないから黄体ホルモンの分泌になにかしら影響して、着床にも問題が出るのではないかと思ったんです。
 
そこを質問したところ、
 
「黄体ホルモンは必要なら補充するし、卵胞液なくてもちゃんと分泌されるから」
 
との答えだったのですが、この答えだとやっぱり卵胞液は必要なんじゃないの?と思えてしまい、いまひとつすっきりしないのでネットで調べてみました。
 
『排卵後は空になった卵胞の組織を黄体変性させて黄体形成を促し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌させます。』
 
なるほど、黄体ホルモンを分泌させるのは卵胞液ではなく、空になって残った卵胞の組織の方だったんですね!
 
・・・と一旦納得したつもりでも、当時、ドミノ移植をして着床しなかったという結果を何度か繰り返していると、やっぱりドミノ移植が影響してしまっているんではないのか??と思えてきてしまってました。採卵という不自然なことをしてしまっているから、まだ不妊治療の医学では解明されていないなにかしらの影響が体にでているのではないかと。
 
KLCの先生がドミノ移植は着床に影響ないと断言されるということは、ドミノ移植の周期で妊娠されている方が多数いらっしゃる、そういう実績が多数あるからだと思うのですが、なんとなくひとりで気になってしまい、試しにドミノ移植をやめてみたのですが、その周期で陽性反応が出ました。
 
でもこれはおそらくドミノ移植うんぬんではなく、きっとわたしが『子宮鏡下内膜ポリープ摘出術』を受けた直後だったから(&空からの母の力のおかげ)だと思うのですが、その時はいろんなパターンを試してみようと思ってドミノ移植をやめてみた周期だったので、もしかしたらこの選択もよかった理由のひとつなのかも、やめてみたのがよかったのかも、と思っていました。ずっとそう納得していたはずなのに・・
 
また今になって、もしこの時ドミノ移植をしていれば・・・この周期で採卵をしていたら、第二子のための受精卵がひとつ残せていたかもしれないのかな・・・などと思えてきてしまいます。
 
あー。。
『たられば』を言い出したらキリがないのですが。。
 
こんな超高齢でありながら妊娠できて、無事にひとり出産できたことはものすごい奇跡なのだからこの奇跡に大感謝すべきところなのに、ふとしたときに、もしこの子に弟か妹がいたらどんなだっただろうと、つい考えてしまいます。
 
 

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