大腸の再検査、内視鏡の費用は?排便時切れる痛みと少量出血ある人の検便時の対処法

加藤レディスクリニック(KLC)の採卵時に子宮内膜ポリープの再発が発覚したことで、もうひとつ気になることを思い出しました。前回の健康診断で大腸に「G判定(要精密検査)」が出ていたことです。芸能人のガンのニュースで早期発見の大切さを感じていたので子宮ポリープを取るこの勢いで大腸の再検査も受けてしまおうと思いました。 

受けるならバリウムのエックス線検査より内視鏡検査

わたしはここ10年くらいの間毎回健康診断で大腸が鮮血アリのC判定(要再検査)になってしまっていたのですが、一昨年の結果では「G判定」、いつものCよりも随分悪いGがつけられてしまい、おかげで入りたかったがん保険も入れなかったり、さすがのわたしもちょっと気になっていました。
 
10年ほど前、最初にC判定の再検査になってしまったときにエックス線検査を受けたのですが、レントゲン写真に写った腸内はぷるんぷるんのつるんつるんで怪しいものは一切映らなく、心配して損したみたいな気持ちになったことがあったので、その後再検査の判定が出てもきっとまた同じ結果なんでしょうと面倒な再検査を受けずに来ました。
 
でも今回はGなのでさすがにちょっと状況が違うのかもしれないし、前回の再検査から10年ほど経っていたのでそろそろ受けなきゃと思い、毎年大腸の再検査を受けている友人に話してみたところ、エックス線検査では細かいところが見えないから小さいものは見逃されることもあるし、もしなにかが見つかってもどうせそのあと結局大腸内視鏡検査を受けることになるから、だったら最初から大腸内視鏡検査を受けたほうが話が早いと聞き、なるほどと納得しそうすることにしました。
 

大腸内視鏡検査を受けられる病院は多くない

ところが大腸内視鏡の検査ができる病院ってほんと少ないんですね!大きな病院のほうがいいような気がして都心で受けられるところをネットで調べたのですがほんの数ヶ所しかなく、片っ端から電話したところどこも予約ができるのは3~4ヶ月後と言われてしまいました。範囲を広げてやっと遠くの1ヶ所、近い日にちで予約とることができました。
 

検査当日よりツライ前日の下剤

検査の前日の20:00から下剤を4リットル飲むように言われたのですが、最初はポカリスエットのような味でちょっととろみがある感じ、なんだ美味しいじゃん!とゴキゲンに飲み始めましたが、すぐにその味に飽き、とろみが気に障るようになってきてしまいました。1リットルも飲まないうちにもううんざり、違う味のものを口にしたくて仕方なくなりストレスで涙モノでした。飲んでも飲んでもなかなか便がでないのでさらにどんどん飲まなきゃいけないのに一向に飲み進まない。
 
ようやく出始めたと思ったら今度はたびたびの水状の便の刺激でお尻の穴がヒリヒリに痛くなってしまい、トイレに行くたびヒーヒー言ってました。
 
結局2リットルちょいしか飲めないうちに翌日の朝になってしまい、病院についてもまだ検査の直前まで飲み続けている始末でしたがなんとか腸内は空っぽにはなってくれていたようで、全部飲み切らないまま予定通り検査に入りました。
 

いざ検査スタート

あまりの焼けるようなお尻の痛さに、そのお尻から管を入れられるのが怖いと伝えてみたところ、カメラをいれるときはジェルを塗るし、それに軽い麻酔でぼけーっとしているから気にならないはずだと。麻酔には少々抵抗がありましたが、これ拒否してすごく痛かったら嫌だし、今回使う麻酔は軽いもので事故は一度も起きたことがないから大丈夫との説明でした。
 
麻酔の点滴が始まり眠くてウトウトし始めたころに検査スタート、台に寝かされお尻に穴の開いた検査着からカメラが入ってきます。ぼけーっとはしていますが検査の間、先生と受け答えもしたしその時の記憶もあります。お尻の穴はジェルのおかげで確かに全然痛みを感じず、ほんの10分くらいで検査は終わりました。腸内を折れ曲がりながらカメラが進んでいく様子はそれほど違和感なく、辛かったのはとにかく前日の事前の下剤を大量に飲むことでした!
 

検査の結果

実は腸内に小さな脂肪様のポリープがありました、と言われたのですが、内視鏡の先のハサミでつまんだらきれいに取れそうだったのでそのまま摘出しました、おそらく良性のものと思われますが念のため病理に回します、とのことでしたが、一週間後の病理の結果も良性で問題なしということで終了しました。
 

大腸内視鏡検査の費用

肝炎やHIVの検査はたまたまこないだ1年ぶりの通院再開で受けさせられたKLCの検査結果を持ち合わせていたので節約することができました。
 

事前の通院

検査前日に飲む下剤などの費用として
¥850
※肝炎やHIVなどの検査を受けていればここには1万円程度の検査費用が加算されていたのではないかと思われます。 
 

検査当日

小さなポリープ摘出の費用も入っているようでしたが、それはわずかな金額だそうで、おそらくこの金額が検査費用の目安となると思います。
¥10,210
 

病理の結果確認のための通院

「問題ありませんでした、良性のものでした」を聞くだけのための通院
¥380
 
これ言うだけでお金取れちゃうんだからお医者さんっていいよなぁ~。
 
以上3日間合計で¥11,440
 

エックス線より大腸内視鏡検査に納得

友達に言われてエックス線ではなく大腸内視鏡検査を今回受けましたが、面倒な度合いはどちらも同じかなと思いました。前日の下剤は辛かったですが、バリウムを腸にパンパンに入れられるのも結構痛かった記憶があるし、そのあとの下剤で出し切るまでも結構腹痛あったし、なにより腸内を目視で確認してもらえて悪いところは小さいものならその場で取れちゃう、 というところもエックス線よりいいと思いました。
 
あと、ほとんど害はないとされていますが、妊活をこれからする身としては余計な放射線を体に、それもお腹に受けないに越したことはないし、今後なにかあったら内視鏡検査にしようと思いました。
 
子宮に大腸にとポリープ続きでしたが、これからも年齢とともにいろいろ出てくるのでしょうね~。検査は確かに時間も取られるし面倒ではありますが、やはり何かあった時は早期発見早期治療が勝負ですから、これからも再検査の判定が出たら早めに受けようと思います。
 

以降の検便の際に工夫したこと

結局おととしまでの10年間毎年、大腸に関しては再検査判定を受けていましたが、わたしの思うところ、毎回検便の採取の際にピリッと痛みを感じた自覚があったんですよね。強い痛みの時にトイレットペーパーで押さえて確認すると1mmくらいの血がつくことがあり、再検査になる理由もそれによる鮮血なのではないかと思いました。
 
それで毎年毎年ひっかかるってわたしの便ってどんだけたくましいの?って感じですが、今回もなにも問題なかったという結果を受けて、できることなら今後たかがそんなことであの大がかりの再検査を受けに行く時間やお金や労力を省きたい、ということで、以来ちょっと工夫してみていることがあります。
 
お食事中の方は読んでいただくのは後にしてもらったほうがいいかもしれません・・・、また気分を害された方には先にお詫びいたします・・・。
 
あ!切れる!と思った時にちょっと排便をそこで一時停止して、出口付近のお尻の肉の上から痛い箇所の出ている最中の便を押しつぶすんです。お尻の肉の上から押すので手はもちろん便に触れることはないし、そうすることでげんこつ状だった便が細く変形してお尻の出口の皮膚をそれ以上広げずに排便することができるんです。そんな工夫をしてみたところ、お尻が切れることが完全に!なくなり、実際その方法で去年の健康診断を受けてみたら11年ぶりに検便2本とも鮮血なしのA判定でした!
 
ちなみにその大腸内視鏡で摘出した脂肪様のポリープは2ミリ程度の良性のもので潜血の原因とは考えられないとのことでした。
 
もし腸内に別の問題があれば、そんな工夫をしたところで潜血は混じるでしょうから発見を遅らせることにはならないと思いますし、単に出口で切れてしまっているだけなのではないかと心当たりがある方は、普段からもお勧めですし、特に検便の際にはぜひお試しください~ ♪(なんの紹介じゃ。。)
 
 

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