【KLC通院ブログ】40代で初の体外受精!オペ室の様子と採卵までの流れ!

 
KLC(加藤レディスクリニック)にて、完全自然周期での人生初の体外受精!採卵当日のオペの様子をご紹介します!

いよいよ呼ばれる・・・

急に緊張し始めました。バクバクバクバク心臓が鳴ります。手足が冷えてきちゃいました。ピンクのヘアキャップをかぶります。
 
カーテンがめくられて呼ばれました!
 
「下着は外していますね?ヘアキャップしましたね。お手洗いも済みましたね。では順番そろそろですので行きましょう。」
 
「はい!」ファイルを持つと、
 
「あ、ファイルは使いません。置いておいてください」
 
だそうです。いつもどこ行くにも持っていくから必要かと思っちゃった。
 
カーテンを出て左に歩きながら、カルテの名前と生年月日が合っているかどうかを確認され、突き当りの椅子に座って待つように言われました。
 
銀色の金属製の厚い重そうなオペ室の自動扉があって、その手前に椅子とタオルが置いてあります。補助椅子みたいに壁に設置された椅子だったような気もする。
 
オペ室の中の声が聞こえてきます。結構な人数がいるみたい。カチャカチャ器具のぶつかり合う音や、勢いよく出る水道の音も。オペ前後に医者が手を洗うところかも。
 
手足はキンキンに冷えてしまいましたが、タオルを開いて掛けようという余裕がなく、畳まれたタオルの上にそのまま座っていました。
 
ウィーン!!オペ室の重い扉が開きました!!ドキーン!!
 
瞬時に立ち上がる私!
 
「あ、まだ座っててくださいね。もう一回開いたら入りますからね。」
 
は、早まった。中から前の人が出てきました。なんか身をかがめて足取り重い感じに見えます。。こ、こわい。。ヘアキャップをお預かりしますね~と言われて脱いで看護師さんに渡しながら元のベッドに戻っていきます。
 
私の緊張の様子が見て取れたのか、ここまで一緒に来てくれた看護師さんがずっとそばにいて、
 
「緊張してますか(笑)?」と話しかけてくれました。
 
「は、はい。。。怖くて。。。」というと、
 
「初めてですもんね、でもあっという間に終わっちゃいますからね、左右のモニターを見て楽しんでてくださいね♪」
 
・・・た、楽しむ???
 
ウィーン!!開いた!!!今度こそ私の名前が呼ばれました!!
 

いよいよオペ室へ

オペ室の扉は二重になっていて、先にもう1枚ありました。1枚目の扉を入る時に、それまで履いていたスリッパを脱ぎ、ピンクの昔懐かしい便所サンダル?(全部ゴム製でどこにもつなぎ目がない、ちょっと重くて足にぴったりフィットするやつ)に履き替えながら、カルテの名前と生年月日が合っているかを確認させられました。
 
そのまま前に進んで2枚目の扉を入ると薄暗いオペ室。ドラマで見るような手術台に虫の目みたいなライト、完全武装した人たちと銀色の器具の数々。だけどドラマよりもとても薄暗くなっていました。これは受精卵に余計な光を当ててはいけないからだそうです、あとで知りました。
 
手術台の手前に実際オペをすると思われる男の先生が私に背を向けて背中を丸めて座っています。よろしくお願いします、と挨拶をしたのですが、顔を上げずにすこし前に傾いただけでした。あれはなぜなのでしょう、退出するときもそんな感じ、それも毎回ほとんどの先生がそうなんです。目を合わせちゃうと気まずいとかあるのかな?
 
手術台の手前に踏み台が置かれていて、そこにサンダルごと乗り、そのまま180度回転して手術台に腰かけます。
 
サンダルから足を抜いて、内診台と同じような姿勢で寝ころびます。腰をあげて術衣を腰までまくって、お腹の上で組んだ両手で術衣の裾を束ねて持つように言われ、左右の足は開脚台にリボンのようなもので結びつけられました。
えー痛くて暴れたりする人いるのかな??両足の間に先ほどの先生が座りました。
 
 

いざ採卵!

寝ころぶと、名前と生年月日を言うように促され、それを手術台のそばの看護師さんが繰り返し、続いて左手の方の誰かも繰り返しました。各担当が、採れた卵子を入れる器具とかカルテとか私のもので合っているかどうかを声に出して確認しているんですね。
 
「はい、ではまず中を消毒しますので力抜いてくださいね~。」
 
ガッチガチに緊張する私の手の上に、隣にたつ看護師さんが手を置いてくれました。あったかい。。思わずその上から握り返してしまいました。いま、すがるはこの看護師さんの手だけ!
 
シュワー!確か中を水で流した後に、消毒液のコットンで中をまんべんなく拭いている感じ、そして、いよいよ、
 
「はい、では超音波の機械入ります。深呼吸~。」
 
寝ころんだ右側に小さなモニターがあって超音波の砂嵐の中にまたあの黒いポカーンとした穴が開きました。
 
卵胞。一昨日内診室で見たときより少し大きく黒くはっきりと真っ黒に見える気がします。
 
超音波の機械を動かして、他にないか探しているようです。ほかにあんなにはっきりした穴はナシ。
 
「はい、ではちょっとチクっとしますよ~。」
 
息を止めると即座に、
 
「ブツッ!!」
 
うっ・・・!!『チクッ』じゃないじゃああん!!!
 
4階5階の待合室のモニターで、採卵の様子がイラスト動画で流れているのですが、機械は膣の奥から子宮口をよけて、今周期採卵する卵巣の方向にぐいーっと押し込まれ(頬っぺたの内側から麺棒を押し込んだみたいに)、押された膣内壁が卵巣に近づいたら、その機械の先から針が出て(フェンシングの剣みたいな形に)、その針が膣内壁を突き抜けてその先の卵巣をグサッと刺す、そして卵巣の中で大きくなった卵胞液を吸引する様子です。
 
その動画でも機械の先から出た針はすぐに膣内壁を突き抜けないんですよ、膣内壁が固くて丈夫そうなイメージに見えるんです。膣内壁が針の先端でいくらか持ち上がって、そしてようやくブツッと刺さって膣内壁が針の根元まで戻る様子がすごくリアルに表現されてるんですよね、、その様子はまさに「ブツッ!」という音が聞こえてくるようです。
 
ってこれからの方、怖がらせてしまったらごめんなさい!ただ音が『チクッ』ではなくて『ブツッ』だったというだけで(←どんなフォローじゃ。)痛みを感じるとしたらその一瞬だけ、その痛みも大した痛みではないです、腕に刺される注射とかよりもっと鈍い感じの痛み。
 
そして『ブツッ』のあと間もなく、チュリーン・・チュリーン・・・となんか不思議な小さな音が響き始めて、右側のモニターに空いた黒い穴が徐々にしぼんでいくのがわかりました!しぼんでいく卵胞の真ん中には白い点が見えていて、これは針の先ですよと看護師さんが教えてくれました。
 
わーまさに卵胞液を吸い取っているんだ!!
 
黒い穴が完全にしぼんで見えなくなると、チュリーン・・という音も止みました。どうやらこの音は、いままさに吸引してるよ~って合図の音みたいです。
 
卵子は?採れたの?もしなかったら・・・ 
 
不安でたまりません。

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