加藤レディスクリニック(KLC)で3回目の体外受精、ふたつの受精卵のうち、ひとつを新鮮分割胚で移植、もうひとつは見事胚盤胞になってくれて凍結保存ができました。今日はいよいよその新鮮分割胚が着床してくれたかの判定日です。
D28 判定日にまさかの遅刻!
会社を休めなかったので5時の定時まで働いてチャイムとともにダッシュ!
路線とか乗り換えとか不得意なのでいつもNAVITIMEで調べていくのですが、会社からKLCって時間によって毎回違う乗り継ぎが表示されるんですよね。。1分でも早い方法を案内してくれるのはありがたいのですが、疎いわたしにとってはそれがまた迷う原因になって厄介。。
でも下手に逆らって前回覚えた方法で行ってみたりすると、その時間では乗り継ぎがうまくつながらなくてやたら遅くなってしまうとかもあるので、初めての行き方だけど素直にこれに従って行ってみよう!と決めたものの、2本目の乗り継ぎでまさかの逆方向に乗ってしまうという。。
ぎゃーギリギリなのにー!!一駅降りて逆方向の電車を待つがなかなか来なくてもはや完全に遅刻。
でも今日が判定日だし、前日でもなく後日でもない、この日に来なければならないという説明だったので(ホルモン値が1日で変化してしまうので決められたD28で判断するためとのこと)、KLCに電話すると、
「何分遅れますか??10分ですね??では10分だけ待ちます。とりあえず急いできてください。受付は自動受付機はもう終わってますのでカウンターまで来てください。」
とのことでした。
あんまり長く遅れるというと待ってくれなさそうに思って、ちょっと短めに「10分くらい・・・」と言ってみたのですが、「10分ですね??では10分だけ待ちます」なんて念を押されてしまい、あまり走ってはいけないと思いつつも結構走ってしまいました。。
ゼーゼーハーハー。。カウンターにようやくたどり着くと(結局12分くらい遅刻)、
「ポイント1です。遅刻1回で1ポイントです。3まで溜まるとそれ以上はもう診察はお受けできませんので。」
診察をお受けできません、というのは遅刻してもその日は受付しませんという意味で、金輪際KLCに顔を見せるな、という意味ではないとは思いますが、それはどっちの意味?なんてそんな確認できるわけもなく、受付票を受け取りました。
しかし、そんなポイント制度があったんですね。どこかに書いてあるのかな。
まぁこれだけ大勢が通う病院だし、誰にでも何度も遅刻許してたら収拾つかなくなるからルールを設けるのは仕方ないとは思うのですが、今日は判定日でもしかしたら妊娠してるかもしれない人に、
「今回は仕方ないので走らずゆっくり来てくださいね。」くらい言ってくれないかなー。
いや、ないか。KLCだもんね。
血液検査の結果を待って診察室へ、ノロのことを聞いてみた
なんとなくですが、もうほぼあきらめていました。なぜならすでにその時点で、生理痛のような下腹の重い感じと胸の張りが、つまりいつもの生理前と同じ症状が出ていたからです。
それでもわずかな望みにかけて待ちましたが、わたされたホルモン値はまたもや
HCG 0.0。。
そして
「2回新鮮分割胚の移植を試しましたが2回ともまったく反応が出ない結果だったので、体内で新鮮分割胚を育てる力がないとみて、次回からは胚盤胞の移植にします。」
と言われました。
たまたまこの2回はダメだった、のかもしれないのに「育てる力がないとみて」という言いきるのもどうなのかなとも思いましたが、経験と実績から判断されたものでしょうし、まぁいま凍結保存されているのは胚盤胞で、次はもともとその凍結胚盤胞の移植ということはわかっていたので素直にハイ、とうなずきました。
あ、そうだ。聞いておこうっと。
「あの、この判定待ちの期間にノロウィルスに感染してしまったのですが、それは着床になにか影響したりした可能性はありますか?」
答えは、
「ないでしょうね。」
とのことでした。
「ないとどうして言い切れるの?科学的根拠はあるの?それは先生の憶測ですか?」
”科捜研の女のマリコさん” みたいに突き詰めたい気持ちはありましたが、まぁ着床しなかった理由なんてその都度その都度わかるはずなんてない、結局は受精卵の力が足りなかったとしか言いようがないのでしょうし、あったと言われたら悔やんでも悔やみきれないので、先生の口からないと言ってもらえてよかったかな。
次の周期は凍結胚盤胞を移植
いよいよ次は、着床率が高いとされる凍結胚盤胞の移植です。
凍結胚盤胞を移植する周期はクロミッドは飲めないらしく(※)、移植したい周期はD12に来ればいいと言われました。D3に行かなくていいのは周期の始まりがのんびりな感じでとっても気楽に感じます。
※凍結胚盤胞の周期にクロミッドが飲めない理由を調べてみると、クロミッドの副作用として、こんなことも書かれています。
~~~~~~~~~~~~~~
子宮内膜の厚みの減少
本剤を6周期以上の長期間に渡って服用した方の場合、子宮内膜の厚みが減少することが報告されております。
つまり、卵が着床する場所が、そのタイミングで余り良いコンディションではないため、着床しにくくなる場合があります。
卵胞が破裂しない
卵胞は、通常、徐々に大きくなり、20~24ミリで破裂し排卵します。しかし、クロミッドの排卵周期の場合、24ミリ以上になり、30ミリになることもあります。
大きくなった卵胞は破裂しないことが多く、つまり、排卵しないことになります。
~~~~~~~~~~~~~~
着床には子宮内膜が良い状態でなくてはならないし、卵胞が破裂して排卵してくれないと着床に必要なホルモンが放出されないので移植に影響がでるためなのでしょう。
会計
※2012年のものですので参考程度にご参照ください。
保険外金¥7,000+消費税¥350=¥7,350
あーあ。3回目の体外受精も結果を出せずじまいで終了か。。
前回の結果で免疫ができたのか、早くも慣れたのか、なんとなく覚悟ができていたせいか、今回は涙は出ませんでした。
胚盤胞の凍結在庫がまだひとつある、ということもあったと思います。
そしてまだ目標の6回まであと3回もある、そんな漠然とした気持ちで次を見ていました。
コメントを残す