【40代KLC通院ブログ】受精卵凍結のKLC方針は?卵子凍結は可能?

 
子宮内膜搔爬術(しきゅうないまくそうはじゅつ)を受けたあとの、次の体外受精のスケジュールについてKLC(加藤レディスクリニック)で先生とお話していた際に、
 
「移植は1周期あけたほうがいいかもしれないけれど、採卵だけならすぐ次の周期にできますよ」
 
と言われて、ちょっと思いついたことを相談してみました。
 

卵子凍結(未受精卵凍結)は可能?

採卵した卵子を成熟した状態で、未受精のまま凍結保存する方法です。
 
もともと食料や日用品や化粧品など、一度に多く安くお得に買い溜めして、ある程度在庫を持ちながら、在庫管理をしつつ、無駄にせずきれいに使い切るということが異常に好きな私なので(完全に使い切って新しい在庫と差し換えることが楽しくて仕方がない。これ、共感してくれる人いるかなぁ??いないよね。。)、そういう性格のせいもあるのかもしれないのですが、この先の数ヶ月、採卵だけを繰り返して卵子をなるべく多く溜めこみたいと言ってみたんです。
 
この時の私は41歳、もし術後すぐに妊娠できたとしたら出産時は42歳。第2子を考えるとすると、出産後、排卵が始まったらすぐ採卵したとしても42歳か43歳、でもすぐはきついからせめて1~2年子育てしてからなんて考えたら、その頃はもう44歳くらいです。この数年間に卵子はどれだけ老化、激減するでしょう。
 
なので少しでも若い今のうちに、卵子をたくさん採卵して、第2子が欲しいとなった時にそれを解凍、受精させて体外受精ができるように溜めておきたいなと思ったのですが・・。
 
「今度取る子宮内膜ポリープがもし悪性だったりして、この先がん治療を始めるとなったら、放射線などの影響を受ける前に採れるだけ採って凍結保存しておく、ということをする場合はあるけど、そういうことでなければできない。
 
それに受精卵を凍結するのに比べて未受精卵は弱いから、凍結とか解凍(融解)するときに細胞が損傷してほとんどダメになっちゃうから無駄だよ。 だからやるなら受精卵だけど、うちはドミノ移植のときだけだよ。溜めること目的で採卵だけ続けてやりたいなら他の病院行くしかないね。
 
でももし1回の採卵で複数の受精卵がとれたらKLCはひとつの受精卵しか移植しないので、余った受精卵は必然的に冷凍保存することになるから、それは何年でも取っておけるよ」
 
とのことでした。
 
でも、KLCは排卵誘発剤の注射をしないから1度の採卵でそんなにたくさんの受精卵が得られるわけではないのだろうから結局溜め込みはしない方針なんだなと思いました。
 
実際、あれだけ人気の病院ですから、いくらでも溜め込みOKにしてしまったら保存スペースや、管理が今以上に煩雑になるなどの問題も考えられてのことなのかなとも思いました。
 
 

未受精卵凍結のデメリット

デメリットとして、費用が高いことや、そこまでして保存していても当然ながら妊娠の保証はないということ以外に、先生がおっしゃった、
 
”凍結・融解するときにダメージを受け、卵細胞が損傷すること”
 
というものがあります。
 
これは未受精卵に限らず、受精卵にも言えることですが、マイナス196℃の液体窒素の中で瞬時に凍結される際、もしくはそこから融解される際に、氷晶(大気中の水蒸気が冷却されできる氷の結晶)によるもの、低温によるもの、また使用される耐凍剤などにより障害を受ける可能性があるということ、
 
また、その耐凍剤の使用や凍結保存によって透明帯が硬化することがあり、融解後にアシステッドハッチング(孵化補助。受精卵の周りの透明帯を除去する作業)が必要となる可能性があるとのこと(←費用がかかる&アシステッドハッチングの際にそれが原因で卵細胞を損傷する可能性もある)、
 
ただKLCの先生曰く、未受精卵より受精卵の方が強いから、それらの衝撃で損傷する確率も受精卵の方が低い、とのことでした。
 
だからKLCは凍結保存するなら受精卵のみ、ということはわかりましたが、では”ドミノ移植”というのはどういうことなのでしょうか?
 
次の記事でご紹介していきたいと思います。

 

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