KLC体外受精スケジュール!ボルタレン座薬を不妊治療で使用?44歳9回目の挑戦

44歳、不妊治療助成金の対象となる最後の1回、自分で決めた最後の体外受精、通算9回目の採卵に挑みます。妊娠できた後のことを覚悟できるのか、またはこれがダメだった時、妊活をやめる決断ができるのか何に対してもまだ自信がありませんでしたが、やるなら時間は待ってくれない、今しかない、そしていつかは自分で最後を決めなくてはならない、年齢的にも経済的にも精神的にも限界に近づいていたこの9回目の採卵を最後にすべきなのだろうと思いました。

D3 いざとなると怖くなりKLC行けず

今日加藤レディスクリニック(KLC)に行けばこの周期が始まる。そしてこの1回の周期ですべてが決まってしまう、決めていいのか、怖い・・・。
 
2回目のポリープを子宮鏡下内膜ポリープ摘出術で取ってもらったあと執刀してくださった長田先生に、「早めに妊娠しちゃわないとまた再発するかもしれない」と言われたこと、そしてそもそも年齢のこと、それから助成金がもらえるのは今年が最後の対象年、などの理由から急がなくてはいけないことはわかっています。
 
もやもやしているうちに夕方になってしまいました。
 

D4 親戚にTEL、背中を押してもらう

本当にいざというとき大きなことを自分で決めるのが苦手な私、朝早くに仲良しの親戚に電話しました。同じ年代でいま妊娠中の高齢仲間です。
 
もやもやごにょごにょと意味不明な悩みを打ち明けましたが、優しい彼女、じっと聞いてくれています。そして最後に言ってくれたこと、
 
「そんなに悩むってことは赤ちゃん欲しいって思ってるってことだと思うよ。それが答えだよ。まぁ次の周期でもいいかもしれないけど、なるべく急がなくちゃいけないなら今周期の方がいいんじゃないかな。とりあえず準備して電車に乗って病院に向かってみたら?病院に着くまでの間じっくり考えてみて、それでも気が向かなかったら今日のところは帰ってくればいいし。」
 
彼女の言葉に背中を押してもらって、とりあえず病院に向かうことにしました。
 
だけど電車の中で考えてもそんな2時間弱の短い時間で答えがでるはずはありません。でもここまで来たんだし、KLCの前で立ち尽くして考えるわけにもいかず、重いドアを開けて中に入り、結局流れに身を任せるがごとく受付をしてD4開始のクロミッドをもらって帰ってきました。そんな感じで今周期スタートしてしまいました。
 

D12 血液検査&卵胞チェック

採卵はD14となりました。今日の夜25:00(明日の1:00AM)にスプレキュアをするように言われたのですが、なんと・・・
 

D13 1:00AM

あろうことかスプレキュアをし損ねてしまいました。。
目覚ましはかけていたのですが、すっかり眠り込んでしまい。。いつもなら真夜中でも神経ピリピリで眠れず時間通りできていたはずなのになんてこと。。
 
どうしよう、いまはもう朝、いまスプレキュアしたほうがいいのか迷いましたが、数時間ずれているし勝手なことをするより指示を仰ごうと病院が開くのをまって即電話。すると
 
「1日ずらしましょう。今日の24:00にスプレキュアしてください。」
 
あっさりと淡々と電話口で指示をくださいました。
 
「1日ずれたらもう排卵しちゃったとかってことになったりもするのでしょうか?」と聞くと、
 
「可能性はありますが、まぁクロミッド飲んでいたしボルタレンも使うので大丈夫だとは思います。」
 
こういうとき無駄に責められることもなく、このKLCの感情の通わない(?)事務的な対応が助かりました。 
 

D14 0:00スプレキュア

無事時間通りスプレキュアできました。もう始まってしまった周期、採卵まで行ったけど排卵しちゃっていました、なんてありえない中途半端さで最後の助成金対象の1回が終わってしまうことなどありませんように。。
ミスしたのは自分だけど、こんなときばっかり神様に祈ります。
 

15:00 KLCにTEL ボルタレン座薬の指示。ボルタレンを体外受精に使うの?

確かこの後のボルタレンという座薬を入れる時間の指示をもらうためのTELだったと思います。 ボルタレンを渡されたのは初めてだったので聞いたところ、
 
「ボルタレンって聞いたことあると思うんですが、あのお薬です。解熱とか痛み止めとかの作用として主に使われるお薬なのですが、その副作用の中に排卵を止める作用があることが分かったので利用することになりました。」
 
へぇ~!なんかすごい。医学の歴史の1ページに立ち会ったような気持ち。わかったらすぐ試す感じがさすが最先端を行くKLC!って感じがするし、すでにある程度形の確定したはずの体外受精もまだ発展途中なんだなと感じてすごく興味深かったです。
 
のちにネットで調べたところ主にKLC系列の病院に通われている方で2011年にすでに排卵抑制を目的にボルタレン使っている人がいました。わたしは2012からKLC通っているのに処方されたのは初めてです。今回はわたしのスプレキュア忘れで予定が狂って1日ムリヤリずらしたため、結果的に使用しておいてよかったということになったと思いますが、ボルタレン処方されたのはスプレキュアし忘れる前のことだったしなぜ今回だけ渡されたのかは聞きそびれてしまいました。
 
ちなみにボルタレンはプロスタグランジンという物質が体内で作られるのを抑制する薬とのこと、プロスタグランジンというのは炎症部位で放出される痛み物質で、それを抑える効果があるボルタレンは主に解熱鎮痛剤として用いられているのですが、そのプロスタグランジンを抑えてしまうと排卵を阻害してしまうという副作用が認められたとのことなのです。排卵痛ってありますもんね、あの痛みを抑えてしまうと排卵もしなくなっちゃうということなんですね。その副作用を排卵コントロールに利用することになったということだそうです。
 
というわけでいままではスプレキュアで卵胞を最終的に成熟させて、その次はもう採卵でしたが今回は、成熟させきってそしてそこでストップさせるボルタレンが登場しました。
 
18:00と24:00にボルタレン座薬、18:00なんてまだ仕事中だな、会社のトイレで仕込むか。
そして明日のD15に採卵だそうです。
 

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