KLC体外受精スケジュール!44歳の通算9回目の採卵でまさかの大出血!

加藤レディスクリニック(KLC)で9回目の体外受精挑戦中です。この時すでに44歳、自分で一応最後の挑戦と決めて臨みました。前回の記事の続きです。

D15採卵、まさかの大出血

いやー。。これは忘れもしない採卵となりました。。大出血です。。
 
外来でもお会いした記憶のない初めての女医さんで、動作のなにもかもをとにかく急いでいるんです。ごめんなさい、、はっきり言って、、わたしにはそれは「雑」としか言いようがありませんでした。
 
4階や5階の待合室で採卵の仕方のイメージ動画が流れているので採卵の流れはイメージはついており、いままでどの先生もその通りの動きでしたがこの先生は、手はまだ前の作業をしているのに目はもう次の作業の方を向いていたり、力加減も半端なく、普段はなにも怖くない消毒でさえも痛くて食いしばってしまうほどでした。
 
いつもなら超音波の機械が入って膣の左右のどちらか採卵する卵巣めがけて膣壁を押して、場所を固定してから「それでは針が出ますのでチクッとしますよ~」という看護師さんの声掛けの後に初めて針が出てきてブツッ!とする流れのはずが、もうその超音波の機械が膣内に入ってきて間もなく針が出ている感じなんです。思い出すだけで痛い。。
 
しかも今回わたし幸か不幸か左右ともに卵胞が育っていたらしく、右の大きい卵胞の採卵が終わった後、その超音波の機械を針が出たまま膣内を左の卵巣方向へ動かされたものですから、子宮口を横断するときガリガリガリ!!と針で深くひっかかれるのがはっきりとわかりました。そして左側を探している最中にもガリガリとひっかいているので中の傷の数は計り知れず、「痛い!!痛い!!」と悲鳴を上げて訴えましたが内膜搔爬術のポリープ摘出時のように完全スルーでした。
 
内膜搔爬術の時は、あれはある程度仕方なかったとは思うんです、そもそも痛い手術ですからみんなある程度もがくでしょうし、それをいちいち気にして手を緩めていたら作業が進まないでしょうから。でも採卵は刺すとき以外はほとんど痛くないはずでこれほどまでにもがく人はいないと思うんです、それをこんなに痛がっているのですから多少なにかしらの異常が起こっていると認識してほしかったのですが、手は緩められることなく作業は続きました。
 

オペ室で止血、それでも止まらずガーゼが血でびちょびちょ

採卵以外の作業も、振り返りざまにわたしの足に器具をぶつけて床に落としたり、器具をガチャン!と落とすように手放したり、最初から最後までガチャガチャガチャガチャ騒々しい。
 
当然ですが出血がひどく、いつもにはない工程が追加されます。
 
看護師さん「止血のために少し押しますねー。」
 
またその押す力が強くて痛い。。オペ室内の看護師さんや培養士さんたちにはわたしの叫びが聞こえていますので状況はみんな理解しているようで、オペ室の中に微妙な空気が流れているのがわかりました。
 
そのあとはいつものようにガーゼ2枚押し込まれ、ベッドで休んでトイレでガーゼを抜く、でしたが、いつもと違うのは下腹が激しく痛いのと、ガーゼが2枚とも血でびっちょびちょだったことです。
 
いつもガーゼを取り出したあとカウンターに「ガーゼ2枚確認しました。」と声掛けすると「出血はありませんでしたか?」と聞かれるのですが今回は、
 
「ガーゼ2枚確認しました。」と報告したところ、「あ、、はい。。ベッドでお休みください。。」でした。
もし「出血はありませんでしたか?」と聞かれたら「2枚とも血でびっちょびちょでした!!」と言おうと思っていたのですがカウンターのスタッフの方々にもオペ室で起こった状況は伝わっていたようです。
 

看護師さんに泣きつく、特定の医師をNGとする制度があった

ベッド前ですれ違った看護師さんが申し訳なさそうに私に会釈をしてくださったので、すかさず声をかけてしまいました。「すみません、今日の先生は新人ですか?」と。
 
針が出たまま機械を動かすから中は傷だらけのはず、これだけ出血するのは当然だと訴えました。看護師さんはよくわかっていらしたようで、あの先生は実はベテランです、KLCには昔からいます、でも確かに私たちも見ていて(患者さんが痛がる様子とか先生の手元や作業を見ていて)そうなんだろうなとは思っていましたと言いにくそうに教えてくれました。
 
そしてもしご希望であれば外来でこの先生に当たらない様にカルテに書いておくことはできますと言われました。でもわたしは外来で会おうが別に構わないし、今日話す機会があったのなら面と向かって話してもよかった、わたしが避けたいのはこの先生のオペ室のシフトに当たりたくないこと。だけど、オペ室のシフトはもう決まっていて、患者の周期に合わせて採卵日が決まるので特定の先生を避けることはできない、次回またこの先生の日に当たってしまう可能性もありますがとりあえず外来だけ避けるようにしておきましょうね、と看護師さんに言われとりあえずお願いしました。
 
そうだわたしは一応今回が最後の採卵なんだ。だからもうこの先生と会うことはないし言おうか言うまいか迷ったのですが、ほかの方の時にも同じことが起こらないようにどうかうまく先生に伝えてもらえませんか、速さなんかよりもうちょっと丁寧に作業してほしい、言い方はお任せするので言える表現で伝えてくださいとお願いしました。

 
最近は採卵の後に直接医師から説明を受けるようになったようで、他の方はカウンターの隣のカーテンの奥で医師と話をしていたようですが、わたしはその先生を避けるという指示が直ちに適用されたようでスルーされました。
 

採卵数は? 

あまりに強烈な採卵だったので喜び損ねてしまったのですが、肝心な採卵の結果は、最終的に右の大きい1卵胞、左の小さい2卵胞、計3卵胞刺して、右は残念ながら空胞、でも左2つから未成熟卵が2つ採卵できました。
 

さらに内診室でも止血

「少し休んでからもう一度トイレでティッシュで出血を確認してもらえますか?」
 
と看護師さんに言われました。言われた通りティッシュで拭くと少量の血が付きました。それをカウンターに報告すると、5階内診室へ行くようにと指示を受けました。
 
内診室の先生はオペ室の詳しい状況までは報告が行っていない様子で最初、
 
「はい、中見ますねー出血はしてますかー」
 
といつもの機械的な感じでおっしゃったのですが、次の瞬間、
「・・・!!」と先生の言葉がつまって慌てる様子がはっきりわかりました。
 
「あ・・・・出血・・・・してますね。。。ちょっと止血しますね。。」
 
さっきよりは丁寧にガーゼか何かであちこち押さえている様子、押さえては離して様子を見て、また押さえては離して様子を見ての繰り返しのあと、消毒だか薬だかを塗ったような記憶があります。
 
止血をしながら、「ちょっと・・・針の通りどころが悪かったですね。。」と言われましたが、、、、
そういうことじゃないんです。。。
 
オペ室でのことを訴えたくて泣きそうになりましたがこの先生に訴えたところでどうなるわけでもないので我慢しました。多めのフロモックス(抗生物質)をもらってこの日は終了しました。痛みも出血もなんとかその日のうちにはおさまりました。
 

D16 14:00 受精確認TEL

未成熟卵ふたつともあの後成熟卵となり、見事ふたつとも受精したそうです!
 
採卵した卵子が未成熟卵だったのはこれが初めてだった気がしますが、培養液の中でちゃんと成熟してくれるものなんですね~、よかったです。昨日の興奮した気持ちも一転、大喜びに変わりました!
 
ふたつとも凍結保存できたら、助成金はあと1回分しかでないけど、移植は2回トライできるし、もし1回目で妊娠することができたら第二子のために数年後まで取っておくことができる。最後にして将来に期待が持てるいい結果です!
 
しかしクロミッド周期とはいえ、3つも卵胞刺せたのは快挙です。もしかしたらわたしのスプレキュアミスにより無理矢理採卵を1日延ばしましたが、わたしの勝手な想像ですがそれがよかったのでは?と思えてなりません。
 

D22 凍結確認TEL

ふたつのうちひとつだけ凍結OKで、もうひとつは桑実胚のところで分割が止まってしまいました、とのことでした。。
 
あーあ。。残念。。第二子までの期待は残せなかったか、でもブランクの後のこの歳でひとつだけでも凍結保存できたのは喜ぶべき事です。
 
次は移植する周期の生理13日目(D13)に来るように言われました。
 
 
 

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