採卵の際、子宮内膜にポリープがあると指摘あり、採卵から4日後にKLC(加藤レディスクリニック)にて子宮内膜搔爬術を受けることになりました。手術を明日に控え、前日の今日、術前準備があるとのことでやって来ました。受付の後、内診室に呼ばれます。
内診室での術前処置とは?
いつものように内診台にあがると、『ラミセル』というタンポンのような棒状で膨張性のあるものを子宮口に挿入されます。
これが体内の水分を含んでどんどん太くなることによって、子宮の入口を徐々に広げる処置となるのだそうです。
子宮の入り口ってそんなことしないと開かないものなの?
痛みが襲ってきた・・・
内診台で少しの間安静にしたあと、5階待合室で待つように言われました。待合室の椅子に座っているとなんか生理痛にも似た、でも強さも種類もちょっと違う、いままで体験したことのない痛みがズンズンと襲ってきました。
子宮口を開くってこんなふうに痛いんだ?!
陣痛はこういう感じの痛みなのかな?(実際それとも違いました!)
なんの予備知識もないまま行ったので、この処置がこんなに痛みがあるものともわかっておらず慌てふためきます。
最初は生理痛がある時のように下腹を手で押しながら息を止めて耐えていたのですが、そのうち痛みが強くなるにつれてじっとしていられなくなり、椅子の上で膝に突っ伏してみたり、逆に仰向けになるように腰を前にずらして体を伸ばしてみたり、それを繰り返して激しく前後に揺れたりしていました。
下手にトイレとかに席を立つとせっかく確保できた席が埋まってしまうしなぁ。。
この痛みがありながら席が見つからずに立っていなきゃいけないのは絶対に辛い。
でも次第に、はぁはぁしたりううっくぅぅ。。。とかうめき声が出るようになってしまって、さすがに声も出てると周りの人から見ると怪しいし、痛みのインターバルがなさ過ぎて(生理痛だと周期的に休憩タイムがありますよね?!)焦ってきてしまい、ここは病院なんだし、こんなに痛いのってなんかおかしいのかもしれないから黙って耐えてなくてもいいんじゃない?と思い、通りかかったKLCのスタッフを捕まえて声をかけました。
休憩室みたいなお部屋があった!
「す、すみません、、子宮内膜ポリープの術前処置をしたんですけどお腹が痛くて、どこか横になれるところありますか??」
普通の病院だったら待合室でこんなに患者が苦しんでいたらそれ相応の表情の変化があってもいいものかなぁと思いましたが、
「あ。休まれます?」
と。。
横になれるところあるかってハァハァしながら聞いてんのに、休まれます?と聞かれて、いえ結構です、っていう人いるか??
「はい、お願いします!」
もう直接的に言わなきゃと思ってお願いすると、ようやく部屋を確認しにいってくれました。
内診室のエリアから一段横に降りた裏の廊下に(トイレの隣)、簡易ベッドが置かれた休憩できる細長いお部屋がありました。そこに案内していただくなり簡易ベッドになだれ込むように横になって体を丸めてハァハァ。。
しかしこの痛み、横になったところで弱まるわけでも体が楽になるわけでもなく、まぁでも人目を気にせずハァハァできるだけでも助かると思って思う存分ハァハァ。
15分くらいか、すこし痛みに慣れたのか、痛みが弱まったのかわかりませんが、ハァハァがおさまってきたころ(でも痛みはまだある!)、この部屋の外の待合室ではみんなぎゅうぎゅうに立って待っているのに私は誰もいない空間でひとりで優雅に横になっているんだ!という優越感を楽しみ始めた途端、
「いかがですかぁ?!処置室で手術の説明とかあるんでぇ」
ひえ。とっとと起きて早く来いってことですね。。。すごいスパルタ。。でもなんかまだ痛いのに無理して起きてまたあの痛みが襲ってきたら嫌だなぁと思いながら体を起こしたら、まぁさっきよりは落ち着いているみたい。
出たら処置室のモニターに番号が出ていました。
処置室の説明記憶にない・・・
処置室で手術の説明を受けましたが、すみません、、早く終われ早く終われ!!とばかり思っていて正直ここの内容あまり覚えていません。。
明日の来院時間や手術の時間の説明とかだった気がします。
この後は、痛みがある患者として特別に早く回してくれたのかわかりませんが、会計もすぐに呼ばれました。
会計
※2012年のものなので参考程度にご参照ください。
保険外金¥1,195
消費税¥59
計¥1,254
ん?手術は保険適用と聞いていたのに、術前処置は保険適用じゃないんだ?どういう区分けなんだろ、わからん。。
同じ手術を受けた方のブログを見て一安心!
会計が終わるころには子宮口が棒の太さまで開ききったのか、それ以上痛みが強まることもなく、なんとなくモッタリした感じがするものの痛みは気にならなくなりました。
ただ、今日の痛さに急に怖気づいてきてしまい、ネットで、KLCに通っている方で同じ子宮内膜掻把術を受けた内容が書かれたブログを検索して見てみたところ、
「麻酔がうまく聞いたみたいで全然痛くありませんでした!あっという間に終わりました!」と書かれていました。
よかった!!ほっと胸をなでおろしました。
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