子宮内膜ポリープ手術!内膜掻把術の痛みの記録~後編~【40代KLC通院ブログ】

 
KLC(加藤レディスクリニック)にて子宮内膜掻把術を受ける当日の続きです。採卵の時と同じような要領でオペ室に入りました。子宮へ直接打つ局所麻酔を打って、麻酔が効くのを待つのかと思いきや、手術は即、始まりました。

子宮内膜掻把術

麻酔よ、どうか効いてくれー!と祈ったその時、
 
「!!!!!!!!!!」
 
間髪入れずに激しくかきだす動作が始まりました。いっ痛い!完全に麻酔が効いていない!!
 
「痛いですっ!痛いですっ!!」
 
歯医者なら左手あげたらすぐに麻酔を追加してくれるのに、看護師さんだけじゃなく先生にも聞こえるように訴えるも、ぜーんぜんお構いなし!
 
ちょちょちょっと・・麻酔が効くまで待たないの??
 
どんなに訴えても麻酔追加する気配はなく、どうやらこれ、耐えるしかないみたい。。
しかも作業がかなり激しくてドン引きます。言い方変えるとかなり雑。。こういうものなの??
 
その間5分くらいでしょうか、
 
「終わりました、終わりましたよ!!」
 
と看護師さんがもがき続ける私の胸辺りをたたいて知らせてくれましたが、痛くないのにジタバタしてるわけじゃなくて、終わったかもしれないけどまだ痛いんです!!
 
「あとは掃除機みたいなもので吸い取るだけだからもう痛くないですからね~。」
 
と言われてほっとしたのも束の間、ずごごごご~みたいに激しい音が聞こえて、えっとええっと!!痛いから!!!
 
「いえ!痛いです!!!」
 
かきだした組織が完全にはがれてなくて、まだ子宮の中につながっててそれをひっぱってんじゃないの?と思うくらい、さっきと同じくらいに痛い!!
 
看護師さんが、痛くないって言ったってことはみんなここじゃ痛がらないってことでしょ?私は痛い!!
 
あれ?なんかおかしいんじゃないの?と思ってもらえるように声をあげて訴えるがまたもや無視。
 
ねぇ、その指に付けている心拍計?で私の心拍、間違いなく異常値出てるよね??なんのためにつけてるのさー?
しかし先生もよくこんなにジタバタと苦しんでる患者を相手を冷静に手術できるなぁ・・・
 
いやー。。。結論。昨日のラミセルどころの痛みじゃなかったです。。
 
掻き出している時間は5分くらい+掃除機2分くらいだったと思うけど、麻酔が効いてないって言ってるのにまったく手を緩めずガシガシとされたことを思い出すだけで手から力が抜けていきます。。
 
私が思うに、あの局所麻酔、子宮口を唇、子宮を口腔内と例えるとすると、唇の先っぽにチクチク麻酔をして、のどの奥の扁桃腺とかを掻き出しているような感じなんじゃないかと。考えただけで恐ろしい。。
 
なにより不思議だったのは、ポリープのある場所とか全然的を絞っている様子がないってこと。
まるで掃除のおばさんが排水溝に腕を突っ込んで掃除している様子みたいに、やみくもにガリガリガリガリ・・・ 、あれ、中ほじくって食べた明太子の薄皮みたいに子宮がペラペラになっちゃうこととかないんでしょうか、まさに「搔爬」=ひっかいて掻き出す。その字の通りの手術なのですね。
 
そしてこれは後から思ったのですが、こりゃあ確かに ”ポリープの取り残しやそれによる再発、症状の再燃” が起こるのも無理はないのかもしれません。まんべんなくやっているかもしれないけれど、ポリープを目で見ながら取っているわけではないですからね。
 

手術後

身をかがめてオペ室から出ました。ベッドに戻って安静時間。採卵の時より長くて1時間くらいだった気がします。
 
左右の採卵の人たちが入れ替わり立ち代わり出入りしてて、「今日の採卵の結果はこちらです。」が聞こえてくる。
みんないくつ取れてるんだろう。
 
とか考えながらまだまだ苦しむ。。採卵の時は終わった後もう全然痛くなかったのに、今回はまだこんなに痛いけど大丈夫なのかな・・・?
 
抗生物質フロモックスを渡され、しばらくしていつの間にか少し眠りに落ちたかなと思った瞬間に起こされます。
 
トイレでガーゼを抜くように指示。
採卵の時より血は多くついてるけど、でも内臓(←内膜です)を掻き出しといてこんな程度の出血で済んでるなんて逆に驚き。
そしてそういえば、この頃もう痛みはおさまっていました。なんかすごいなぁ~!!
 

内診室でチェック

きれいに取れているか確認するんだとか。つか、これでまだ残ってますとか言われてももう無理ですから!
 
内診台の超音波で「はい、きれいになってますね」と言われるが、モニター見ても私にはよくわからん。
 
え、でも、この内診台の超音波の装置では誰もポリープ見つけられなかったのに、いま同じこの装置で見て、きれいになってるなんてことがわかるのかな??
 
当時こう思ったのを鮮明に覚えていますが、2年半後に再発したことを考えると、この時思ったことはビンゴだったんじゃないかと思っています。あるかどうかも見えなかった装置できれいになってるかなんて見えていなかったんじゃないのでしょうか。。
 
もしくはこの時はきれいに取れたように見えていたとしても、超音波の映像では見えないような小さなポリープの根っこが残っていてそれが再発、もしくは症状の再燃したのかもしれないなと。
 

診察室にて

「採れた組織は病理に回して悪性ではないかどうかを確認します。まぁ大丈夫だと思いますけどね。」
 
そうか、これで悪性だったりしたら、体外受精どころじゃない、また別の試練が待っているってことね、これで終わったわけではないんだ。まさかとは思うが急にドキドキドキ・・・
 
「病理の結果が大丈夫だったら次、採卵する場合はまた生理3日目に来てください。まぁ移植は・・・1周期あけたほうがいいかなぁとは思いますけど、採卵はできますのでね。」
 
へぇ~。こんな手術を受けながら次の生理は普通にくるんだ?もう剥がれ落ちる壁がないんじゃないのかなぁ、なんか不思議~。
 
会計を待ちながら、私ついさっき内臓(←内膜です。)掻き出されてるのに普通にいま椅子に座って会計を待ってるってなんかすごい。確かにこの方法での手術は数時間で帰れてしまうのは魅力ではありますが、でももう次は局部麻酔だけの内膜搔把術はやらない!という気持ちは変わりません!
 

会計

※2012年のものなので参考程度にご参照ください。
 
¥8,740 保険適用
 
安い~!!これで後日20万もらえるのはうれしいかも・・・
でも痛みの実態を知った以上、絶対に子宮内膜搔把術はもう二度と、無理。
いくら費用が安くても、もし次回があったら絶対に全身麻酔の病院に行きます。
 
もしこれからどちらかの方法を選ぶという方がいらしたら、
 
 
にて別の視点から子宮鏡下内膜ポリープ摘出術のほうをお勧めしましたが、痛みの意味でもそちらをお勧めしたいと思います。
 
(※もちろん内膜掻把術できれいに取れてその後再発もなく妊娠できた方もいると思いますので、私の個人的な意見としてご参考ください。)
 
以上、とにかくとにかく痛かった、子宮内膜掻把術の記録でした!

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