加藤レディスクリニック(KLC)で子宮内膜ポリープの切除を受けた翌周期、採卵だけならできますよ、と言われましたが、結局やりませんでした。ポリープを取ったので次の移植で妊娠できるものと思い、これが夫婦ふたりでの最後の夏休み!と思う存分楽しむことにして、次のKLC通院は10月から再開することにしました。
次の周期の対策(10月)
前回完全自然周期でトライして1個採卵できたけれども受精に至らずだったので、今回は次のステップとしてクロミッド(クロミフェン)周期でいきましょうと言われました。
薬を飲まなくても採れたのだから飲むことに抵抗があったものの、飲めば排卵をコントロールできるから、 複数採れる可能性もあるし、ということで飲んでみることにしました。
D3~(生理3日目~)クロミッド服用開始
排卵をコントロールできるという部分ですが、完全自然周期だといつ排卵しちゃうかもわからないから朝イチからの採卵でしたが、クロミッド飲んだ周期は午後からの採卵も可能となるのだそう。
朝からの採卵だと午後からの仕事には間に合わなかったので1日休みを取らなくてはならなかったのですが、午後からの採卵なら午後だけ半日お休みを取ればいいのでそれは助かるな~。
あとは複数取れる可能性に期待!
特に頭痛などの副作用的なものは感じず。
D12 採卵日確定のため通院
血液検査のホルモン値で採卵は2日後と決定。
このD12は土曜日だったので採卵日は月曜日。朝イチ会社に電話して休みの許可を取るの迷惑かけるし嫌だなぁ。。
D14 採卵
凍結精子があるけれど、たまたま旦那さんもお休みが取れたので凍結精子はまた別の機会に取っておくことにして今回はふたりで行きました。
ふたつの卵胞が育っていたのですがふたつ刺して採れた卵子はひとつ。ひとつ採卵終わった後でまた探して、ブツッ!がもう1回あるのがちょっと怖かった。4~5個とか採れる人はこれが4~5回か。いや排卵誘発剤の注射して14個採れた友人はこれが14回ってこと?!KLCより太い針だろうから結構な出血もあるだろうしそこまでいくと麻酔してやる意味も分かるなあ。
しかしせっかくクロミッド飲んで期待したのに結局ひとつ。。飲まない時と同じか。。
たったひとつだし、今回もまた顕微授精を選択。
今回は採卵後からずっと右下腹がひきつった感じでずっと痛い。食後にマラソンしたときみたいな。 時間とともに痛みが強まっていく気がして心配になりKLCに電話したら、
「次のフロモックス(渡されている抗生物質の薬)を飲んでもおさまらなかったら、また電話してください。」とのこと。
次のフロモックスを飲んだ頃には痛みはおさまっていました。
会計
※2012年のものなので参考程度にご参照ください。
¥40,000
採卵消耗品(採卵針・培養液)費用として
これは支払先がKLC名ではないせいか振込払いはダメだそうで、毎回現金でお支払です。
D15受精確認
ドキドキの電話。14:00ジャストは混み合うと思って最初から14:40くらいに電話しちゃった。名前と診察券NO.言って、待たされたあとの培養士さんの声が・・・あ、明るい!
「ふたつ採卵してひとつ採れたんですよね、えーはい!無事受精確認とれましたよ!」とのこと。
やっぱり結果聞く前から培養士さんの声でわかるものだなぁ!
明日また電話して分割が進んでいれば新鮮胚移植だそうです。
D16 10:00に分割確認の電話
分割していて移植となると今日の午後になるはずなので時間をずらしてのんびりかけるわけにはいかず、10:00ジャストに何度もトライ。案の定なかなかつながらずハラハラ。ようやくつながってもまた待たされてハラハラ。
「お待たせしました、はい!分割してますよ!」
ヤッター!!
D16 12:00初移植!
オペに入るまでの要領は採卵と同じ。左側のモニターにこれから移植される受精卵の姿。まん丸くてきれいでな4分割。
管が入りまーすと子宮に太めの管が通される。管(カテーテル)が入る時に少し子宮口に違和感がある程度で痛みはなし。
左側で培養士さんがふたり、顕微鏡をのぞいている方と傍らでそれを立ってみている方。先ほどの卵子がスポイトで吸われた瞬間にモニターからシュッと右に飛んで消えていき、管に入れられた状態で培養士さんから看護師さんへ、看護師さんから先生の手へと近づいてくる。
さっき子宮に通された太めの管の内側にいま受け取った卵子の入った細い管を通した様子。
そして超音波の右側のモニターを指さして看護師さんが教えてくれます。
「これが子宮ですね~。」
黒と白の砂嵐の中にオバQの口を横から見たような子宮の映像。そのオバQの口の中に管が進んでいって、オバQの口角の端(子宮の奥)に白く光るダイヤのようなものが置かれました。同時に管が抜かれながら、
「ここに移植されましたよ~」と看護師さんがダイヤモンドのような部分を指さして教えてくれました。
モニターが10cm×15cmくらいの大きさだとして、子宮が4cmくらいに映ってるとしたら、その白く光るダイヤのようなものは5mmくらいに見えるので相当大きく映っています。
卵子と一緒に置かれた培養液の全体量がその大きさに映っているのだと思います。
オペ室を出て、ベッドで休んでいると卵子のランクや分割にかかった時間などのかかれた紙と、移植する直前の4分割の卵子の写真と、子宮に移植された瞬間の超音波モニターの画面の写真を持ってきてくれました。
モニターの写真は実際のモニターよりも見にくくてダイヤモンドがかろうじてわかる程度ですがさっき画面でみたのでなんとかイメージはできます。
4分割の卵子はとてもクリアな写真。ランク3だって。
1が一番よくて4が一番悪いみたい、そのうちの3か。これは年齢も加味されているからいいはずがないんだ、と割り切ろう。でも写真で見た限りではきれいな4分割に見えました。
会計
※2012年のものなので参考程度にご参照ください。
¥288,571
後日振込でお支払しました。
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