子宮内膜ポリープ手術の入院について!診療計画書の内容ご紹介!(入院2日目手術当日)

前回の記事の続きです。加藤レディスクリニック(KLC)で子宮内膜ポリープの再発が発覚し、子宮鏡下内膜ポリープ摘出術を希望したところ、KLC顧問 兼 Natural ART Clinic日本橋院長の長田先生を紹介いただき、岡田病院という病院で手術をしていただくことになりました。2泊3日の入院で2日目から退院までの診療計画書の内容のご紹介です。 

入院2日目(手術当日)の手術前

看護計画

不安なく手術が受けられるように援助いたします。

説明

手術の前にコンタクトレンズ・アクセサリー・時計等ははずしてください。

検査・処置

朝、浣腸をします。
 
手術衣に着替え、血栓予防のストッキングを着用します。
 
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この血栓予防のストッキングって、メディキュットみたいなものでした。手術終わった後も持って帰って自己責任でメディキュット様の様とで使っていいとのことでした。
 
そんなことより麻酔の先生はー!?と落ち着かない時間を過ごしていましたが、割と直前にやっと麻酔科のXXです、と麻酔の先生がいらしてくださいました。同意書に目を通してサインをするように言われたのですが、この同意書の内容ってちょっとエグイですよね。。まれに命を失う事態に陥ることもあります、みがいな記載もあって、そんなの「オッケーオッケー!」なんて気軽にサインできるわけありません。こんなにリスクヘッジされてしまうと、病院が認める医療ミスなんてほんのわずかなんだろうなと思ってしまいました。命を失う可能性という部分と薬のアレルギー的表現の箇所があったので、やっと伝えられる!と思って父のアレルギーのことを話したところ、
 
先生「ん~まぁ、大丈夫でしょう。」
 
わたし「え、でも父もそんな感じで手術に入った途端に意識不明になって命を落としかけたのですが、アレルギーテストとか手術前にしないんでしょうか?」
 
先生「使うお薬全部テストするわけにはいかないですしね、、何かあったらその時対応しますので大丈夫です。」
 
想像と違って思いのほかフランクな返答で言葉が出ず頭がハテナ?のままでしたが、ここでサインをしなければ手術は進まないのだろうし、してもらうためにここに入院しているのだからと自分をなだめて同意書にサインをしました。
 
意識不明になって命を落としかけたら蘇生措置をしますってことなのかな?アレルギーって遺伝するというし、家族にそういう過去があったのだからその薬だけでもアレルギーテストしたり違う薬を使ったりとかしないのかな?と不思議でした。
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点滴

朝から点滴があります。
 
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この点滴、、手の甲に針をさすのですが、その針の内側の穴が直径1mmくらい、針の外径は2.5mmくらいはあるんじゃないかと思うくらい太いんです。さらにそこにつながる管が透明で外径4mmくらいと思われる太さ。。それが手の甲の皮膚に差し込まれている様子が透明のテープで固定されているので丸見えで。。それが目に入るだけで手に力が入らなくなってオヨヨヨヨ。。。という感じだったので、透明ではない肌色のテープを上から貼って見えないようにしてもらいました。
 
その後、「しっかり固定されているので手首は自由に動かしていい」と言われたのですが手首を上に折ると血管の中の針の先がチクチクと当たって中で思い切り針の存在を感じるので血管を傷つけたら怖いしまたゾクーッとしてしまって手首は動かさないようにしていました。「なんでそんな風に手首を固めているの!」と看護師さんに笑われたのですが、あのチクチクはほかの人は全然感じないものなのでしょうか?わたしは血管が細いとよく言われるのでそのせいかもしれませんが、とても違和感あってとても普通には動かせませんでした!
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食事

食べたり飲んだりできません。
 
うがいはしてもかまいません。

安静・清潔

歯みがきを済ませておいてください。

その他

ご家族の方へ
手術中は2階待合室、または病室でお待ちください。
 
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手術は15時開始と聞いていたのですが、15:30になっても何の音沙汰もなくナースコールで確認したところ、
 
「前の手術が長引いているのでちょっと遅れます。そのままお待ちください。」
 
と言われました。手術前に駆けつけてくれた父と顔を見合わせて、
 
「長引くって何事だろう・・・?前の手術も同じ手術で簡単と聞いているのに、なんか想定外のことが起こっちゃったのかな。。」と急に怖くなってしまいました。
 
そして父に先ほどの麻酔の先生との会話について話しました。問診の時の先生は、「それは必ず麻酔の先生に伝えたほうがいい!」という感じだったのに、麻酔の先生に伝えたところとても応対が軽くてそのギャップがちょっと不安だったと伝えると、父の顔色がサッと変わり、
 
「そうだよ、パパも大丈夫って言われて手術に入ったら大丈夫じゃなかったんだよ。遺伝する可能性があるから家族の手術の時は必ず伝えるようにってパパも病院から言われているし、ちゃんと伝えないとダメだよ!」と。
 
そしてやっと15:45くらいに迎えに来た看護師さんにつかみかかるがごとく勢いで、
 
「わたしは以前、手術の麻酔薬で死にかけたんです!娘に遺伝している可能性があるからそこは慎重にお願いします!手術の先生に必ず伝えてください!」
 
わたしの気持ちもそれくらいの不安な気持ちだったので、「パパありがとう!」という気持ちだったのですが、看護師さんは車いすを押しながら、ちょっと苦笑いで、
 
「はいはい、大丈夫ですよ、お父さんはそちらの椅子で待っていてくださいね~」
 
と父に遠く離れた待合室の椅子に座っているように促しながら、わたしにクスッと笑って
 
「やっぱりお父さんじゃなくて旦那さんに来てもらえばよかったね!」
 
と耳打ちしました。すごくフレンドリーにわたしの気持ちに寄り添うような感じの言い方だったのですが、父の訴えを頭にインプットした様子もなく、オペ室の中に伝えてくれそうな感じでもなく、しかも父に立ち合いをお願いしたのはこのわたしなのに、そして旦那さんだったらどうだったんだろうといろいろ状況がよく理解できませんでした。
 
父は必要なことを伝えてくれたと思います。アレルギーのことがあまり深刻に受け取られなかったというわたしの不安な気持ちを代弁して限られた手術前の短い時間に、伝えることができた唯一の看護師さんに訴えてくれたのですがそれはまるで「困ったお父さんね」みたいなニュアンスに聞こえて、でもそれを娘であるわたしに言うということはそういう意味ではなかったのかな?などと頭が混乱したまま手術への不安も相まってちょっと泣きそうな気持になってしまいました。
 
押される車いすから振り返って父に「あ、じゃぁ、行ってくるね・・・」と手を振ると心配そうに仁王立ちしたままだった父が小さく手を振り返してくれたのが見え、なんか母というひとりの家族をついこないだ失ったばかりの残された父と娘がふたりで不安をわかちあって、そして娘への心配の気持ちが全身に溢れた父の姿にじわんと目に涙が浮かんでしまいました。
 
手術室に入る前の一瞬、オペ着の長田先生とお話しする時間がありました。「よろしくお願いします」「はい、15分くらいで終わっちゃうからね、目覚めたら終わってるから気を楽にね。」というような会話の後、最後のチャンスと思い、その父の麻酔薬のアレルギーのことを伝えたのですが、「麻酔の先生には伝えてあるの?だったら大丈夫ですよ。」という感じでもうこれは腹をくくるしかないと覚悟を決めました。
 
 
以前の記事にも書いたのですが、手術台に仰向けに寝転んで、麻酔のマスクが鼻と口にかけられ、これがパパの命を奪いかけた麻酔か、いよいよか~などと思っているところに「ガスが出てくるので深呼吸をしてください。2~3回で眠ってしまいますからね」と言われたのですが、4~5回深呼吸しても意識があって、「あれ?まだ効かないんですけど?」的な感じでわたしがクスッと笑ったら、あれ?という感じで看護師さんが2~3人、わたしの左右の視野から覗き込んでくるのを覚えているのですが、その次の瞬間にいっちゃったようです。野生のでっかいイノシシ相手だと麻酔銃もなかなか効きが悪かったがごとくのその様子を想像するとおかしくて今でも笑ってしまいます。
 
手術は本当にあっという間だったようです。父が先ほどの2階待合室で待っていたら、無事に手術が終わったからと長田先生に呼ばれて切除したポリープを見せてもらったとのこと。シャーレの中のガーゼの上に5mm程度の小さな赤い肉片が10個くらい置かれていたそうです。
 
わたしがKLCのモニターで見たオバQのくちびるのような映像からして、もうちょっと大きなナメクジ3匹みたいなものかなと想像していたのですが、そうではなかったようでだいぶイメージが違いました。
 
病室に戻ってすぐに看護師さんに肩をバンバン叩かれ起こされました。ものすごく眠くてムリヤリ目覚めるとき頭痛がしたほどでしたが、無事に目が覚めてよかった、麻酔薬も大丈夫だったみたいでよかったと枕元にいた父とふたりで肩をなでおろしました。
 
ここから数年後、別の病院で子供が手術を受けることになり、また麻酔薬の同意書のサインの際、アレルギーの件で同じようなやりとりになったのですが、そのときになんとなく答えを得たような気がしたのですが、手術前の薬のアレルギーテストなどは最近になってしなくなったと聞きました。アレルギーでなにかが起きたとしても、どの薬が原因かはすぐにわかってすぐに対処ができるから大丈夫とのことでした。
 
先日も高齢の方がスズメバチに刺されて死亡したというニュースがありましたがあれは50分間もの間150ヶ所も刺され続けてしまったがゆえのアナフィラキーショックだったのでしょう、すぐに抗体をうつなどの処置ができていれば状況は回避できていたかもしれないと思うとお気の毒すぎます。。アレルギーは命に係わることなのでつい過敏に考えてしまいますが、病院内で原因の薬が特定できる状況で、しかも手術中であればなおさらすぐに対処ができるのでそれほど心配しなくてもいいということなのかなと思いました。
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入院2日目(手術当日)の手術後

看護計画

疼痛の緩和に努めます。
 
退院後の生活が不安なく過ごせるように指導していきます。

説明

手術後、医師よりご家族の方へ説明があります。
 
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上記の通り、父は長田先生から取ったポリープを見せていただいたそうです。見た限りもきれいな肉片で良性と思われますが念のため病理に回して検査しますと説明をうけました。
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検査・処置

酸素吸入をします。

点滴

点滴があります。
 
抗生物質も点滴します。

食事

手術後2時間より水分を摂っても構いません。
 
夕食より全粥が開始になります。(手術時間によっては少し遅れることがあります。)
 
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昨日の18時から何も食べてなくてやっとの夕食がお粥なんて空腹すぎて泣きそうでした。。
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安静・清潔

手術後2時間より歩行できます。
 
初めは看護師が付き添います。

その他

疼痛の緩和に努めます。
 
遠慮なくお申し出ください。
 
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疼痛の緩和と言われてどれだけ痛いのかとビビっていましたが、特に痛みは感じませんでした。でも一応腰を折ってそろりそろりと歩きました。
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