加藤レディスクリニック(KLC)にて自分で最後と決めた通算9回目の採卵、7回目の移植で初めての陽性反応が出て、D35(妊娠4週)に無事胎嚢確認できました。
妊娠5週目(妊娠2か月)~
胃腸が弱くなる
昼残ったたまごサンドをおすそ分けもらって夜いただいたら、お腹がゴロゴロ、朝方にピーヒャララとくだしてしまいました。 同時に気分が悪くなり倒れこんだらすぐ治まったけど、もともとそんなに警戒しなくてもめったにお腹を下したりしないはずなのに、なんか弱くなった気がする。
妊娠中は免疫力も弱まると聞いたことがあったけど、こういうことなのかな。気分が悪くなったのはもしかしてつわりの症状の始まりだったりして・・・。
集中力減
相変わらず集中力も続かなくて、取り組んでいる勉強がなかなか進まない。テキストを読み込んでいるのにほわわわわ~・・・と文字が湯気のように消えていって、えーっとなんだっけ、と読み始めに戻るの繰り返しで何時間ロスしてるんだろ。。
疲れやすかったり眠かったり集中力が薄れたりというのは後から知ったのですが妊娠中にはよくある症状で、お腹の赤ちゃんがお母さんに休んでほしいというメッセージだから体が欲するままに休んだり眠ったりするべしとのこと。
集中力が薄れるのも、いまは仕事や勉強で頭をぎゅうぎゅう使うよりのーんびりしててください♪ってことだったのかもしれないです。
妊娠6週目(妊娠2か月)~
食事量減
前々から約束していた友達とのラーメン、食べきるちょっと手前でウッ!と食欲をSTOPさせるような感覚あり。
いつもは最後の1滴飲み干してもまだもう少し食べたいと思うのが常だったのにちょっとスープを残してしまいました。なんかちょっと食欲や食事の量にも変化が出てきたようです。
めまい
朝シャワーの時のめまいも頻繁に起こるように。くらくらというかのぼせるような感じでしゃがみ込むと落ち着くのですが、そのまま通勤すると結構注意して歩かないとふらふら足がよろついてしまうような感じです。
胃痙攣続く
胃腸もまだ少しおかしいのか、なにか食べるとゴロゴロギューッと締め付けるような胃痙攣、ヨーグルトとジュースなどに抑えていてもどんどん痛くなってしまい、風邪の時にいつもお世話になる先生のところに行くと、「胃が弱っていて荒れた状態がまだ治っていない、3日絶食すれば治るんだけど、どうしても食べちゃうとまた胃の荒れたところを痛めてしまうから治らないままなんだ」と。絶食ってわけにはいかないけど、ほとんど液体で過ごして胃の回復を優先させおかげでスタミナ切れでへろへろ。
お腹の赤ちゃんに栄養が行かないと心配になりましたがネットで調べると妊娠超初期はまだ赤ちゃんが持っている卵黄嚢という赤ちゃんのお弁当箱ともいわれる栄養源から栄養を摂っているので多少つわりなどで食事が摂れなくても大丈夫、卵黄嚢がなくなったころもお母さんの母体から栄養を摂るので食べられない時は無理して食べなくても大丈夫と書かれていました。
胃痙攣なくなって吐き気登場、好みが日替わり、つわり始まる
何かを口にしても胃痙攣が起こらなくなったのでやっと食べれるーと思いきや吐き気が。でもその吐き気の間をぬって食べたいものが見つかるとビンゴー!なんだけど、味をしめて次の日もそれを食べようとするともう今日は食べたくない!と好みが日替わりになってきた。不思議!
毎日毎日、なにが食べられるだろうと模索して、ようやく食べたいものが思いついて作ったり食べに行ったりすると目の前の料理をいざ口にしようとした瞬間にこれじゃない!みたいな。。わがままか!?
旦那さんがひとりで食べているキムチとか山椒の香りとかタイカレーとか、なんとなくスパイス系?が嫌に感じてタオルで顔を覆って早く食べ終わってー!とかやってました。完璧つわり始まったっぽいー!
妊娠7週目(妊娠2か月)KLCで心拍確認
前回の胎嚢確認のときの胎嚢の大きさをイメージしてモニターを見て待っていたら、ぽかん!とそれよりはるかに大きな空洞がモニターに映って、す、すごい!成長しているんだ!と思ったとたんにはっきりと!!
人形のクッキーみたいな形と隣にまん丸の卵黄嚢がはっきり見えました!!
人形のクッキーの胸辺りにはピコピコと心臓が動いていて、「順調ですね」と先生に言ってもらえました。
たまたま正面を向いていてくれたのか、こんなにはっきり人形の形に見えたのはラッキー、もうめちゃくちゃ可愛く感じてしまいました。
いまのこの段階だとまだ胎児といわず胎芽というそうです。胎芽ちゃんの大きさは10.5mmでした。ついこの間まで1mmにも満たなかった卵細胞がもう1cmにもなって頭と手と足を持っているんですね。じーん。。
つわりが夕方に加速する
気持ち悪くなるタイミングにパターンが見えてきました。お腹が空いたときと夕方になるにつれて強くなるように。帰りの夕食の買い物がとても辛いので、会社を出る前か帰り道になにか食べて帰るようにしたらちょっと楽に。
つわり軽減のツボ
気持ち悪いというのとは別に消化不良でげっぷが出てくれないような苦しさが辛く感じるようになってきました。これもつわりなのでしょうか。
手のひらを上に向けて手のひらと手首の境目から指三本下の真ん中に「内関」というツボがあって、つわりの吐き気を軽減すると書かれていたのでひっきりなしにそこを押していました。でも効果はどうだろ、わたしはあまり感じなかったかな。
東尾理子さんはつわりが3か月続いたと書かれていました。こんなに辛いのが3か月も続くなんて・・・な、ながい。。
味覚の変化
なぜか自分の唾液やガムが苦く感じるようになり、小麦粉を使った食事が割といつもヒットするように思いました。
パン、クッキー、スパゲティ、カロリーメイトなど。
あと塩分に過敏に。冷ややっこも醤油や塩がいらなかったり、ドレッシングなしで野菜を食べたかったり。お惣菜屋さんの味付けがもう全部しょっぱくて、あとお惣菜に入っている化学調味料なのでしょうか、すごく人工的な科学的な?味に感じてしまい自分で味付けするものしか口にできなくなってしまいました。
体温調節の幅が狭くなる?
これも東尾理子さんがブログで書かれていたのを読んだ時どういうことかわからなかったのですが、なんかこういうことなのかなと思うようになりました。寒いと感じて湯たんぽを抱くとすぐに暑くなって息苦しくなるとか。手放してすぐするとまた寒くなっての繰り返しでちょうどいいという幅がものすごく狭い、初めての感覚です。
妊娠8週目(妊娠3ヶ月)つわり症状が突然消える
急につわり症状がなくなってしまい、朝から夕方までまったく気持ち悪いと感じることがなく焦ってネット検索しまくると、心配なら病院を受診した方がいいと書かれている記事が多く、KLCに電話してしまいました。
そんなことくらい様子見なさい!と軽くあしらわれるかと思いきや、意外に電話の保留音の後に戻ってきた声は緊迫していて
「今日来られますか?!」
と。急に怖くなって会社を早退して急いでKLCへ。ドキドキドキドキ・・・ママ!!頼むよ!!守ってよ!!
診察日ではなかったのですが内診台で診てもらうと、16.9mmに育ってくれていて、心臓も体自体も元気に動いてるって。あーよかった。。。怖すぎる。。。
初めてお目にかかった優しそうな男性医師だったのですが、
「こんな風に腕を動かしていましたね♪」と横を向いて両腕を交互に上下にゴーゴー!みたいに動かして見せてくださいました。わたしは自分の目ではひょうたんみたいな形(背中からの角度だったのかな)で頭と胸と思われるあたりに空洞じゃないなにか(脳と内臓かな)ができているのが見れたくらいだったのですが、先生がそうやって赤ちゃんの動作を真似してくださったことでよりイメージがはっきりと浮かんできました。
いままで診察してくださったドライな先生たちはこんなゴーゴーダンスなんてやってくれないだろうなあ~。曜日別のく外来医師一覧が診察室の壁に貼られているのですがその名前はちょくちょく変わっているようだったので、この先生も新しい先生だったのかもしれません。今もKLCのサイトの医師のご紹介のページに写真付きで載っておられますね、ピリピリムードのKLCにもこんな温かみのある先生がひとりでもいてくださると患者さんたちもほっこりすると思います、、どうぞその優しい笑顔でKLCに通うみなさんを癒してあげてください!!
つわりがなくなったのはいったい何だったのかわからずじまいでしたが、翌日からまた消化不良の小さなげっぷと気持ち悪さが戻ってきました。
妊娠9週(妊娠3ヶ月)~夢にまでみたKLC卒業
ネットでいろいろな人のブログを見て、KLC卒業しました!!という記事を何度うらやましく読んだことか、そんな日が自分にも訪れるなんてまさか妊活中は考えてもいませんでしたが、いよいよその日はやってきました。
わたしの体重は変化なし、赤ちゃんは23.9mmに育ってくれていました。
最後の先生は何度か診察していただいた中国人かな?と思われる女医さんです。(動きが速い女医さんではありません)
「おめでとうございます!!卒業ですね!!」
イメージしていたのはこんな感じだったのですが、全然そういう祝福ムードではなく、
「ではこちらにはもう来なくていいです。病院は決めましたか?まだ?もう来週には別の産婦人科に行って診てもらってくださいね。」
「あの・・・卒業ってことですかね?」
卒業というワードを言われるものだと思っていたのでこちらから言ってみたのですが、あまり先生はピンと来なかったようで、
「?こちらにはもうこなくていいです 。処置室で説明がありますので処置室前でお待ちください。」
って感じでした。卒業っていうのはブログ書いている人たちが自分たちでそう呼んでただけなのかな。
処置室で卒業の説明
と思いきや、確か処置室で渡された書類に「卒業おめでとうございます」と書かれたものがあったと思います。だからみんな卒業って言っていたのですね!
アンケートを2通渡されました。妊娠22週の頃と、出産後1か月の頃にそれぞれ妊娠と出産の報告をするものとのこと。
不妊治療をしている病院として、不妊治療で妊娠した方が無事に妊娠期間を過ごしたか、また出産まで行き着いたかの報告を日本産科婦人科学会だかなんだかそういう組織に報告を義務付けられているのだそうです。
そんな先のお約束、覚えていられるかしら~?と不安そうな顔をしたら、メールも届くのでどちらで返事いただいても構わないし、もしお返事が来なかったらこちらから連絡させていただくので忘れちゃっても大丈夫ですよとのことでした。
実際わたしは22週の1回目はメールで、生後1か月の2回目はKLCの診察券番号を見つけられずメールに返事できずにいたらお電話かかってきて、この方は本当にKLCの方ですか?と思うくらいに丁寧で優しい言葉遣いで電話口でアンケートを取ってくださいました。
「そろそろ1か月健診が終わった頃かな~・・と思ってお電話したのですが・・」との出だしで思い出して、ああ!すみません!メールお返事できてなくて!はい、1か月健診行ってきました!と言う感じで始まったのですが、このお電話する側も神経使うだろうなって思いました。22週の時点で妊娠継続を報告していても、出産まで無事に済んでいるかはわからないし、どういうお返事が来るか、なにか不測の事態が起こっていたらかける言葉も難しいでしょうし。そんないろんなパターンに対応できるような始まり方でしたが、わたしが1か月健診行ってきたと言ったとたんに「あー!よかった!!おめでとうございます!!」と喜んでくださりとても心地よく報告することができました。
KLCに礼!
会計も終わっていよいよもう最後、今後KLCに来ることはないんだと思うと少し寂しいような感慨深い気持ちになりました。途中くじけたり逃げたりしてブランクがちょくちょくありましたが最初訪れてから4年も経っており、中学校や高校を卒業するよりも長い期間通ったことになります。いろいろありましたがここに通えてよかった、本当にお世話になりました、そんな思いで4階の自動扉を出て受付の方向に振り返って一礼、エレベーターを降りてビルを出てビルを振り返って一礼してKLCを卒業いたしました。
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