結婚は、自分のためだけではなく、親を安心させるためのものでもあるのだということに、30代ももう半ばになって初めて気づいた私。占い師のアドバイスもいただきながらどのように婚活を進めていったかをご紹介します。
まずは身辺整理
「来年から運が開けます。今年中に腐れ縁をすべて切りなさい。切らなければ全部台無しになります。」
36歳の終わり、占い師にこう言われました。
この言葉がなければきっとそのあと何年も状況を変えられなかったかもしれません。
意思を告げた後はもう二度と連絡しない、電話に出ない、返事をしない、に徹するだけ、 ここは占い師の言いつけをまもり心を鬼にして実行しました。来年からの運気向上に期待して!
いざ!婚活始動!
運気が開けるといわれた37歳の年ですがなにもしないまま10月になってしまっていました。いくら努力をしていてもいても部屋に閉じこもっていたら誰にも気づいてもらえない、自分から外に出ていかなければ。
そして焦って具体的に何をしたらいいのか相談に行った別の占い師に導いてもらいました。
「なにか興味あることありますか?ゴルフ?いいですねぇ!ゴルフに打ち込んでください。それがあなたの魅力を存分にUPさせます。」
以前ちょっとだけかじったゴルフを再開してみることにしました。スクールに入るでもよし、練習場に通うでもよし、ゴルフショップに買い物いくでもよし、サークルに入るなんて最高ですと。それで言われたこと全部やりました。
サークルは当時私の周りで利用者の多かったmixiのコミュニティを探しました。「近所」エリアで、メンバーのコメントのやり取りの印象が良かったところをいくつかピックアップして、いざイベントに申込。いや~これがものすごく怖かった!
なにせいつも誰かとつるんでいた人見知りの私が、知らない人たちの集まりの中に一人で出向くってことですから。
でもこれが絶対的に自分がやらなければいけないことだとわかっていました。
話は少しさかのぼりますが・・・ここから10年ほど前の先輩の電撃結婚のいきさつ。
当時もう40歳間近だった先輩、ある時なんとなく、以前から応援していたスポーツチームのファンの集いに顔を出してみたんだそうです。先輩もひとりで行動するタイプではなかったのに、ふと行ってみたくなったのが自分でも不思議だと言っていました。そこで隣の席だった人に、その日に撮った写真を焼き増しして交換する約束(そういう時代だった!)をしたのがきっかけであれよあれよという間に結婚です。
これがずっと頭にありました。私もひとりで外に出ていかなくては。ひとりで。
最初の参加はもうドキドキでした。もしかしたら茶髪金髪のギャル男だらけで、あれ?なんかおばちゃんが来ちゃったね~?とからかわれるかもしれない、もしかしたらちょっと怖い人たちだとか、ちょっと趣向の違った種類の方々だとか、どんな年齢層の人たちが集まっているのかさえわからない場所に、たとえ始めの1度きりだったとしてもほぼ丸1日一緒に過ごせるかどうか、行ったら最後、やっぱやーめた!なんて逃げる帰るわけにはいかないのです。
でも心配は不要でした!ゴルフってすごいです。どんなタイプの人たちだろうと全然関係ないんです。幸い、ゴルフじゃない出会いだったとしてもお友達になりたいタイプの人たちの多いコミュニティでしたが、たまーにひとりふたりぽろっといる変わった趣向の人も、ゴルフで集まってしまえば普通に仲間みたいになれちゃうんです。すごく若くてもすごく年配でも普通に一緒に1日過ごせるんです。こんなスポーツ、他にあるのかな?
初参加の私が困らないように周りの皆さんが代わる代わるフォローしてくれますし、ゴルフは紳士のスポーツと言いますが本当にみなさん紳士!
その中のおひとかたが言われたこと、聞いてものすごく納得しちゃったのですが、
「ゴルフってやっぱり道具にも練習にもお金がかかるし、ある程度ステイタスのあるひとでないと続かないと思うんだよね、社会的にそれなりに認められてるってことは常識的でもあると思うし。第一関門クリアしてる人たちが集まってるから婚活の場としてはすごく向いていると思うよ。」って。
おっしゃる通り、ほんと素敵な男性が多いんですよね~♪
合コンに100回行くより1回のゴルフコンペの参加に参加するほうが私にとっては意味があるものって実感しました。
まず私自身が心底楽しんでいる!
そしてゴルフつながりだと、次の約束が気軽にできちゃんです。合コンとかだとなんか身構えてしまうのですが、別にその人のことがどうこうとかではなくても練習やラウンドに行きたいから一緒に行こう!ひとりキャンセル出ちゃったんだけど来ない?合宿やるんだけど参加する?とか。
占い師に、練習頑張れば、ゴルフが私の魅力を存分にUPさせると言われたのも、なんか当たってた気がしました。
わたし、センスもちょっとあったのか、短期間でまぁまぁうまい人になれました。(←自分でいうか)
スコアもそうなんですけど、スイングがダイナミックで飛距離も結構あって、飛ばし屋の男性も驚いてくれるような球が打てたんですよね。(←だから自分でいうか?)
合コンとかでは全然目立つことができなかったのに、人生初!どの人がいいかな~♪なんて比べたりしちゃうような瞬間もありました(ウフッ)♪ (←誰か止めてあげて!)
まぁ相手側も何人かに声かけてるとは思うんですけどね。。
その中で、最初に会った日から毎日毎日、39歳で結婚するまでの約2年、1日も欠かさずメールや電話をくれた人がいまの旦那さんです。
母に会わせたら喜んでもらえる人か、家族や親戚と仲良くやってくれそうか、そういう目線で決めました。
初めて実家に連れて行った時の母の喜んだ顔ったらありません。(よかった!!)
母を喜ばせるプロジェクト。まずは結婚編達成です!
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